ガーデンテラス北本町
に80歳・女性・要支援2で入居していた方へのインタビュー

母はもともと2階建ての自宅で一人で暮らしていたのですが、病気を患ってしまい、足腰も悪くなってしまって…。退院する時も、ベッドからなかなか起き上がれないような状態でした。さすがにこのまま一人で、しかも2階建ての家で暮らすのは難しいだろうと思い、施設を探し始めました。 まずはショートステイをお願いしてみたのですが、その様子を見ていても、施設でケアしていただくのが母にとっても良いだろうと感じました。

正直なところ、「施設に入れるのは可哀想かな」といった葛藤よりも、「もう施設にお願いするしかない」という気持ちの方が強かったですね。退院後の母の状態を見て、自宅での介護は難しいと判断しました。

入居してからこの1年で、新たに見つかった病気のために、入院や手術をすることもありました。でも、そのおかげもあって、今はだいぶ体調も良くなり、元気になってきています。施設での生活を通して、少しずつ自分のしたいことができるようになってきているのを見ると、ここにお願いして良かったなと実感しますね。また、私の家から施設が近いので、何かあればすぐに様子を見に行けるというのも、私たち家族の安心につながっています。

施設を探すにあたって、事前に何か大きな不安があったわけではありませんでした。

施設を探す上で、「もし元気になったら、自分で外出できるようなところがいいな」と思っていました。なかなか外出可能な施設が少ないとは聞いていたのですが、ここはそれが可能だという点が大きな決め手でした。今はまだ通院の付き添いで一緒に外に出る程度ですが、母の体調がもっと良くなったら、気軽に外出を楽しめるようになるかもしれない、という希望を持てています。

退院直後、まずショートステイを利用させていただいたのですが、その時の母の様子を見て、「ここなら快適に過ごせそうだ」と感じられたことも大きかったです。スタッフの方々がしっかりケアしてくださっている様子を見て、本格的な入居をお願いする決心がつきました。

最近、母がもともと好きだった編み物を「また始めてみようかな」という気持ちになっているようなんです。体調が良くなってきただけでなく、そういった意欲がまた湧いてきているのは、施設での生活が良い影響を与えてくれているからかな、と嬉しく思っています。

気になることは思いつかないですね。

今回お話を伺った娘様は、お母様が病気をされたことをきっかけに、現実的な判断として施設入居を決断されたとのことでした。「施設でないと無理だと思った」という言葉には、切実な状況と、お母様にとって最善の選択をしたいという強い思いが感じられました。入居後、お母様が体調を取り戻し、趣味への意欲を見せられているご様子を「ここに来たから良くなった」と嬉しそうにお話しされていたのが印象的です。自宅からの近さや外出の可能性など、具体的な希望を持って施設を選ばれた経緯は、これから施設を探される方にとっても参考になるのではないでしょうか。