ご子息様がお母様を思うお気持ちがひしひしと伝わってくる、そんなお話でした。特に、面会のたびにお母様が涙ながらに帰宅を訴えられたエピソードや、それをご覧になって「かわいそうだなあ」と心を痛められたご様子からは、ご家族様の深い愛情を感じずにはいられません。施設での生活が必ずしも全ての方にとって最善の選択とは限らないこと、そしてご本人の「寂しい」というお気持ちに寄り添うことの大切さを改めて考えさせられました。現在はデイサービスを利用されながらご自宅で穏やかに過ごされているとのこと、何よりかと存じます。貴重なお話を本当にありがとうございました。