ベストライフ枚方
に82歳・女性・要介護1で入居していた方の退去理由インタビュー

母は一人暮らしだったのですが、その頃から施設探しを考えていました。ちょうど2年ほど前だったと思います。コロナ禍ということもあり、入居前には少しゴタゴタしました。母は、入所が決まってからも外出ができない状態が1、2週間ほど続いたんです。それで、いざ入所という日には、なんだか雰囲気が以前と変わってしまったように感じ、悪くなっているような印象を受けたのを覚えています。

施設に入居して数ヶ月で、母の病状が非常に悪化してしまいました。最終的には病院の方へ転院となり、そのタイミングで施設は退所することになりました。そして、そのまま母は亡くなりました。

退去の直接的な理由は、母の病状の急激な悪化です。施設に入居して本当に数ヶ月のことでした。あっという間に状態が悪くなり、施設での生活を続けることが難しくなってしまったのです。 ただ、施設に対しては、本当に感謝しています。対応も良く、非常に良かったというのが正直な気持ちです。 入居当初、施設の近くにある病院で何かあれば対応いただけると聞いていたのですが、母の状態が悪かったためか、思ったよりも頻繁に家族の付き添いが必要な場面がありました。「週に2回、3回と誰か付き添いに来てくれないと困る」と言われたこともあり、その点は少し困った状況になったのは事実です。しかし、入居されている他の方は元気な方が多かった印象なので、母のケースが特別だったのかもしれません。それも仕方ないことだったと思っています。

期間としては短かったですが、施設での生活や対応については、全体的に非常に良かったと思っています。入居前のコロナ禍での混乱や、母の病状の急な悪化という大変な状況ではありましたが、施設の方々には親身に対応していただけたと感じています。

母の体調に変化があった際や、病院への連絡が必要な時など、施設からはきちんと連絡をいただけていました。離れて暮らしていても、状況を伝えてもらえるという点は、家族として安心できる要素の一つでした。

先ほども少し触れましたが、近くの病院での対応について、もう少し具体的な付き添いの頻度や条件などを事前に詳しく知ることができていたら、心構えができたかもしれません。もちろん、母の病状が思った以上に早く進行したという特殊な状況だったことは理解しています。 施設からは何かあればきちんと連絡をいただけていたので、その点は安心していました。

この度は、お母様のこと、心よりお悔やみ申し上げます。一つ一つ言葉を選んでお話しくださるお声から、お母様への深い愛情と、施設への感謝のお気持ちが伝わってまいりました。特に、コロナ禍という特殊な状況下でのご入居や、その後の病院での付き添いなど、ご苦労も多かったことと拝察いたします。それでもなお『非常に良かった』と評価されたお言葉は、これから施設を検討される方にとって、大きな安心材料となるのではないでしょうか。