老人ホーム・介護施設の口コミ評判サイト
ケアスル介護は掲載施設5万件超
0120-579-721
受付時間 10:00〜19:00土日祝OK
気になる施設リスト

気になるリスト
に追加しました

リストからまとめて
お問い合わせできます

Welfare大和田駅前寿洛苑
に74歳・男性・要介護4で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2025/05/11
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

74歳・ 男性
要介護4
症状なし
車椅子、歩行器
症状なし
病院に入院している
介護内容や食事等の不適切対応が頻発したこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2023/08 〜 2024/07
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
ガーデンヒルズ門真見学
Welfare大和田駅前寿洛苑入居

入居前に抱えていた問題

施設探しを始めたきっかけ

もともと父は、身の回りのことは自分でできる状態でしたが、ある日、自宅のお風呂場で転倒し、両足を骨折してしまいました。手術を受け、約3ヶ月入院しましたが、糖尿病の持病もあって傷の治りが思わしくなく、筋力もかなり落ちてしまいました。退院の時期が迫る中、自宅での生活は難しいと判断し、急いで介護施設を探し始めました。 病院のソーシャルワーカーさんにも相談したのですが、なかなか見つからず…。私と弟、他の兄弟にも声をかけ、自分たちでインターネットで情報を集めたり、地域の包括支援センターに問い合わせたりと、本当に必死でした。時間だけが過ぎていく焦りの中、ようやく見つけたのが、今回お話しする施設だったのです。

見学時の施設に対する不安

実は、その施設を見学する前にも、別の施設に面談まで進んだのですが、残念ながら受け入れてもらえませんでした。ですから、次に見学したその施設で、対応してくださった方がとても丁寧だった時には、正直ほっとしたのを覚えています。この時、特に不安に感じる点はなく、「ここならお任せできるかもしれない」と期待を抱いたのです。

入居後の変化

入居後の変化

しかし、その期待は入居後、少しずつ裏切られていくことになります。 入居してしばらくは、父も施設の方と少しはコミュニケーションを取れる人もいたようですが、その方々もどこか他のスタッフに遠慮しているような雰囲気だったと話していました。そして、徐々に施設側の信じられないような対応が露呈し始めたのです。

退去した理由

ある時、父に提供されたお茶が、どう見てもお出汁のようなものだったことがありました。すぐに施設にそのことを伝え、現物も渡しました。施設側は当初「外部機関で検査します」と言っていたのですが、なんと翌日になって「あれは、お父様がご自分で作ったカップラーメンの汁ではないですか?」と言ってきたのです。しかも、その時見せられた液体には、明らかに最初に私たちが確認した時にはなかったネギのようなものが浮いていました。あまりの不誠実な対応に、言葉を失いました。結局、きちんとした調査はなされず、うやむやにされてしまいました。それどころか、こちらが問題を指摘したことで、後日、施設側から「入居者家族からのパワーハラスメントだ」という趣旨の通知書が送られてきたのには、本当に驚き、憤りを感じました。 食事に関するトラブルは、これだけではありませんでした。父は牛乳が飲めないと事前に伝えていたにも関わらず、2日連続で牛乳が出され、3回目にはさすがの父も「わざとやっているのか?嫌がらせか?」と強い不快感を示すほどでした。お味噌汁も同様に、飲めないと伝えていたはずなのに平気で提供されたり、ご飯の量が明らかに少なすぎたりということも日常茶飯事。私たちが差し入れたおやつも、事務所に預けたにも関わらず、父の手元に届いていないこともありました。これらの点を指摘しても、施設側は「すみません、間違えました」と口先だけで謝るのみで、一向に改善される気配はありませんでした。 そして、最も許しがたい出来事が起こります。父が施設で体調を崩し、体重がたった1週間で5〜6kgも急激に減少してしまったのです。施設の提携医との間でも何かしらのトラブルがあったようですが、詳しい説明はありませんでした。結局、外部の大きな病院に緊急入院することになり、そこで医師から「血液検査の数値を見れば脱水症状であることは明らかなのに、なぜこれほど放置されていたのか、理解に苦しむ」と、施設の対応を厳しく指摘されました。この時ほど、父に申し訳なく、そして施設に対して強い怒りを感じたことはありません。 このようなことが重なり、父の口から「もうここには居たくない。家に帰りたい」という言葉が出た時、私たちは退去を決意しました。私たち家族も、これ以上大切な父をこの施設に預けておくことはできないと判断し、施設側に強く改善を求め、話し合いを続けました。しかし、誠意ある対応は見られず、最終的には施設側から退去を促されるような形で、その施設を後にすることになったのです。後から聞いた話では、他の入居者の方やそのご家族からも、同様の不満の声が多数上がっていたということでした。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

見学時の丁寧な対応と、実際に入居してからのサービス管理責任者や施設長の対応があまりにもかけ離れていたことです。スタッフ教育はどうなっているのか、入居者の尊厳をどのように考えているのか、疑問を感じずにはいられませんでした。ここまで杜撰で不誠実な対応をされるとは、入居前には想像もしていませんでした。

取材して

この度は、大変お辛い体験にも関わらず、詳細にお話しいただき、誠にありがとうございました。お話を伺いながら、お父様を思うお気持ちと、信頼していた施設からの度重なる不誠実な対応に対する憤りや悲しみが痛いほど伝わってまいりました。特に、お食事の件やお父様の体調悪化の件は、生命に関わる可能性もあったことであり、ご心痛はいかばかりであったかと拝察いたします。「もう居たくない」というお父様のお言葉は、本当に重いものだったと思います。 このような体験談は、施設選びの難しさや、実際に入居してみないと分からないことがあるという現実を浮き彫りにします。今回の貴重なお話が、これから施設を探される方々にとって、慎重な施設選びの一助となり、同じような思いをされる方が少しでも減ることを心より願っております。 現在はご在宅でお父様の介護をされているとのこと、どうぞご無理なさらないでください。また何かお力になれることがございましたら、いつでもお気軽にご相談いただければ幸いです。
取材日:2025/05/11
執筆者:谷口美咲

入居した施設について

Welfare大和田駅前寿洛苑

株式会社 エースタイルサービス付き高齢者向け住宅
レビュアーアイコン
3.4
良かった点筋力低下を防ぐリハビリを提供
残念だった点ワンルームに私物を置けるスペースが少ない
優しそうな雰囲気の方ばかりで、話しかけかたも柔らかい感じで任せても安心できそうな気がしました。 リハビリなど、なるべく筋力が落ちないようにしっかりしてもらえる所が良いのではないかと思った。 続きを見る
施設の詳細を見る
お急ぎの方はこちら※最短2週間で入居できます