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welfare守口
に86歳・女性・要介護2で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2025/06/25
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

86歳・ 女性
要介護2
物忘れ
手引/伝い歩き
骨折・骨粗しょう症、ペースメーカー
その他施設に入居している
体調不良で入院、その後ご逝去されたこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2023/08 〜 2024/07
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
住宅型有料老人ホームソレイユコート上新庄見学
welfare守口入居

入居前に抱えていた問題

施設探しを始めたきっかけ

以前は別のグループホームに入居していましたが、認知症が急に進んだこと、またそのグループホームでの不手際が多く、さらに施設の雰囲気が暗かったため、引っ越しを検討し始めました。母がより明るく過ごせる施設を探し始めました。

入居後の変化

入居後の変化

welfare守口に入居してからの母は、一見すると落ち着いて過ごしているように見えました。施設自体もとてもきれいで、職員さんの対応にも特に問題はなさそうに感じていました。しかし、ある時、母が私に涙ながらに訴えてきたことがあったんです。「男の人にお風呂に入れられたのがすごくショックだった。この歳になって、身ぐるみ剥がされて恥ずかしい思いをさせられた」と。認知症があったとはいえ、母にとってはそれがとても辛い経験だったようです。髪が短くて男性に見える女性職員だったのかもしれませんが、高齢の母にはそう見えたのでしょう。その話を聞いた時は、私も本当に胸が締め付けられる思いでした。すぐに施設に伝えはしたのですが、母がその後入院してしまったため、その件がどうなったかは分かりません。ただ、施設の方は私の話を真摯に聞いてくださったので、その点では安心できました。 それから、入居後に感じたのは、サ高住という形態特有の難しさでした。welfare守口はサービス付き高齢者向け住宅なので、基本的に個室で過ごす時間が長くなるのは理解していました。しかし、実際に母が入居してみると、やはり居室で一人で過ごす時間が「放置されている」ように見えてしまう瞬間があり、少し心が痛みました。サ高住は「住宅」なので、家の中で過ごしてもらうのが基本という考え方も分かります。でも、やはり家族としては、認知症のある母にはもっと刺激があり、人との関わりがある環境で過ごしてほしいという思いが強くありました。

退去した理由

母は体調を崩し、入院しました。そのまま入院先で亡くなったため、welfare守口は退去することになりました。

welfare守口を選んだ理由

看護師が24時間常駐

いくつかの施設を見学させてもらう中で、welfare守口を選んだ大きな理由の一つは、看護師さんが24時間常駐しているという点でした。母の健康面で何かあった時に、すぐに対応してもらえる安心感は非常に大きかったです。

施設全体が清潔で明るい雰囲気

以前のグループホームの雰囲気が暗かったこともあり、welfare守口の清潔感と明るい雰囲気に魅力を感じました。比較的新しい建物で、建物の中も非常にきれいで、母が気持ちよく過ごせるだろうと感じました。

個室の安心と選べる交流、母が楽しんだデイサービス

サ高住なので普段は個室で過ごすことが多いですが、デイサービスを利用すれば、他の入居者さんとの交流ができるのは良かったなと思います。レクリエーションなどもあったようで、認知症がある母も楽しめている様子でした。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

サ高住なので居室で一人で過ごす時間が長いのはある程度想定していましたが、やはりそれが想像以上に「放置されている」ような形に見えてしまったのは少し残念でした。「住宅だから家の中で過ごしてもらう」というサ高住の考え方は理解しているものの、認知症がある母にとっては、もっと人との関わりが必要だったと感じています。 入居前に、もう少し具体的に一日の過ごし方や、他の入居者さんとの交流の頻度について詳しく聞けていたら、ギャップを感じることも少なかったかもしれません。

改善点

welfare守口はサービス付き高齢者向け住宅なので、居室で過ごす時間が長くなるのはある程度仕方ないことと理解していました。しかし、正直なところ、もう少し管理体制を工夫して、人とのコミュニケーションを増やす努力をしてほしかったと感じています。 私が知っている別のサ高住では、「入居者さんを一人にしない」ということをモットーにしていました。そこでは、食事が終わった後も、部屋に帰る人は帰ってもいいけれど、食堂兼デイルームのような場所でみんなでテレビを見たり、できる人は洗濯物をたたんだり干したりと、グループホームのような形でみんなで過ごす時間を作っていたんです。みんなで一緒に何かをする時間があることで、入居者さんたちはとても楽しそうでしたし、認知症の進行を防ぐ上でも良い刺激になっているのではと思います。 welfare守口でも、もっとみんなで過ごす時間や人との交流の機会を増やしてほしかったというのが正直な気持ちです。個室で一人でぼーっと過ごす時間が長いという環境は、認知症のある母にとっては悪影響なのでは...と、不安な気持ちでいっぱいでした。 もちろん、施設の考え方や人員の配置の問題もあるとは思うのですが、部屋で一人にしたくないと考える家族は多いはずです。認知症がない方であれば自分の時間を楽しめるでしょうが、認知症が進んでしまっては、何もしないで過ごす時間が余計に認知症を悪化させてしまうのではと思います。施設のやり方や方針によって違いがあるのは承知していますが、家族としては、入居者が孤立せず、できるだけ人との交流の中で過ごせるような環境を望んでいました

取材して

この度は大変お忙しい中、貴重なお話を本当にありがとうございました。お母様の介護施設選びからご入居、そして退去に至るまで、その道のりには様々なご苦労があったことと存じます。特に、お母様がwelfare守口での生活の中で感じていらした「男の人にお風呂に入れられた」というエピソードは、お話を聞いていて胸が締め付けられる思いでした。入居者様のデリケートな心に寄り添うことの難しさ、そしてご家族としてその思いを受け止めるお客様の優しさが伝わってきました。 また、サ高住という形態の中で、ご家族として入居者の方にどう過ごしてほしいかという切実な思いもお聞かせいただき、大変考えさせられました。率直なご意見を伺うことができ、弊社のサイトを訪れる多くの方々が、施設選びの際に抱える不安や疑問に対し、具体的なヒントや共感を得られることと確信しております。 今回のインタビュー内容は、施設へのご入居を検討中のユーザー様、施設のご見学を予定されているユーザー様方にとって、大変有益な情報となることでしょう。お辛い出来事もあった中で、包み隠さずお話しくださったことに心より感謝申し上げます。 お客様のお話が、これから介護施設を検討される方々の道しるべとなることを願っております。本当にありがとうございました。
取材日:2025/06/25
執筆者:谷口美咲

入居した施設について

welfare守口

株式会社 エースタイルサービス付き高齢者向け住宅
静かで落ち着いた環境にある住まい。地下鉄今里筋線「清水」駅から徒歩11分の場所にあります。トイレを完備した個室は、バリアフリー構造です。車いすや歩行器でもスムーズに移動できます。ゆっくりと足を伸ばしてお湯に浸かれるお風呂をご用意。安全面に配慮して、手すりを設置しています。
静かで落ち着いた環境にある住まい。地下鉄今里筋線「清水」駅から徒歩11分の場所にあります。トイレを完備した個室は、バリアフリー構造です。車いすや歩行器でもスムーズに移動できます。ゆっくりと足を伸ばしてお湯に浸かれるお風呂をご用意。安全面に配慮して、手すりを設置しています。
静かで落ち着いた環境にある住まい。地下鉄今里筋線「清水」駅から徒歩11分の場所にあります。
トイレを完備した個室は、バリアフリー構造です。車いすや歩行器でもスムーズに移動できます。
ゆっくりと足を伸ばしてお湯に浸かれるお風呂をご用意。安全面に配慮して、手すりを設置しています。
空室あり
自立要支援1•2要介護3〜5認知症可
大阪府守口市南寺方北通2-2-7
清水駅から 徒歩10分
※2025/09/24更新
レビュアーアイコン
3.2
良かった点明るい雰囲気で清潔感のある施設
残念だった点駅からバスで15分とアクセスが悪い
他の入居様とはお会いできなかったが車椅子で介助で外出されているかたをお見かけしたお元気そうだった 職員やスタッフのかたも明るく挨拶をしていただいた 職員のかたの入居説明はわかりやすく非常に丁寧でよかった 見まもりや... 続きを見る
レビュアーアイコン
5.0
良かった点イベントを企画し全力で盛り上げてくれる
笑顔を絶やさず穏やかに話してくれていた。毎日しっかりと反応を確認してくれていた。 常に清掃が行き届いていて清潔で照明も明るく気持ちの良い空間を心掛けてくれている。 続きを見る
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