老人ホーム・介護施設の口コミ評判サイト
ケアスル介護は掲載施設5万件超
0120-579-721
受付時間 10:00〜19:00土日祝OK
気になる施設リスト

気になるリスト
に追加しました

リストからまとめて
お問い合わせできます

イリーゼ西宮の沢
に82歳・女性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/06/17
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

82歳・ 女性
要介護1
物忘れ
自立
症状なし
自宅(同居)
認知症の症状が始まったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/07 〜 2024/10
見学をした施設:1件

見学した施設

施設名見学/入居
イリーゼ西宮の沢入居

入居前に抱えていた問題

施設探しを始めたきっかけ

もともと母は、家族と二世帯住宅で暮らしていました。身体は元気で、自分のことは自分でできるのですが、少しずつ認知症の症状が出始めて…。このままではいけないと思い、本人が納得したらすぐに入居できるよう、施設探しを始めました。

見学時の施設に対する不安

いくつかの施設を検討する中で、今回お世話になっている施設を見学しました。その時の印象ですか?正直に言うと、「まあ、いいんじゃないかな」というくらいで。「どこを見たって、そんなに大きくは変わらないんじゃないか」という認識でしたね。他に知らないから、比較のしようがなかった、というのが本音です。 それで、すぐに決めるのもどうかと思い、一旦保留にして他の施設も見ていたんです。そうこうしているうちに、見学した施設の部屋が埋まってしまって。しばらくはどこにも行けない宙ぶらりんな状態が続きました。 そんな時、施設の方から「空きが出ました」と突然お電話をいただいたんです。一度はご縁がなかったと思いましたが、待機させてもらっていたのが良かったようです。 最終的な決め手になったのは、金額的なことと、家から比較的近かったこと。たくさん見ても迷うだけだし、何より母の認知症がこれ以上進んでしまうのが心配で。「空いたのなら、もうそこでいいかな」と、少し駆け込むような気持ちで入居を決めました。

入居後の変化

入居後の変化

入居して、もう半年以上が経ちます。正直に申し上げて、今一番の問題は母の認知症のことです。 入居前は「軽い認知症なら受け入れ可能」ということでしたが、ここは認知症に特化した施設ではありません。だから、認知症だからといって、何か特別なケアをしてくれるわけではないんですよね。 面会に行くと感じるのですが、母は一日中、ほとんど誰とも話さずに過ごしているようなんです。もちろん、スタッフの方が何かの用事で話しかけることはあるでしょう。でも、それ以外の時間、他の入居者さんとの交流もほとんどなく、ただただ一人で部屋にいる。そのせいかは分かりませんが、入居してから症状が進んでしまったように感じています。 私たち家族も、最低でも週に一度は顔を見に行くようにしています。その時は一瞬落ち着くのですが、私たちが帰った後、また一人になってしまう。コミュニケーションがほぼない環境で、母の孤立感や閉塞感がどんどん深まっているんじゃないかと、胸が締め付けられるような思いです。 時々、母からおかしな内容の電話がかかってくることがあるんです。「どうしたの?」と心配になって施設に電話をすると、「大丈夫ですよ、お変わりないですよ」と言われるのですが…。きっと、一人で不安なんでしょうね。 自分で歩けるし、身の回りのこともできるから、ぱっと見は「軽い」と見られているのかもしれません。でも、認知症の進行は目に見えにくい部分。だからこそ、「本当にここで良かったのかな」と、今も悩み続けています。

イリーゼ西宮の沢を選んだ理由

タイミングを逃さず、すぐに入居できた安心感

色々と悩ましい点はありますが、この施設に決めて良かった点ももちろんあります。一番は、空きが出たタイミングですぐに入居できたことです。 一度は満室になってしまい、他の施設を探している間も、母の認知症は少しずつ進んでいきます。そんな焦りの中で「空きが出た」というご連絡をいただけたのは、本当に幸運でした。もし、あのまま施設探しが長引いていたら…と思うと、適切なタイミングで入居できたことには感謝しています。

無理のない費用、という現実的な選択

介護は長期戦になる可能性が高いからこそ、現実的な問題は無視できません。費用面で私たちの条件に合っていたことは、決断する上で非常に大きなポイントでした。

多くの入居者の中での、公平なサポート

コミュニケーション不足へのもどかしさはありますが、スタッフの方々は多くの入居者さんを抱えながら、お一人おひとりに公平に対応されているのだと理解しています。母だけを特別扱いするわけにはいかないのは当然のことです。 スタッフの方の態度に問題があるわけではなく、プロとしてご自身のやるべき仕事をきちんとこなしてくださっている。そう思うと、これは施設のスタイルなのだと納得できる部分もあります。私たち家族がもう少し頻繁に顔を出すなど、家族側でできることを探していく必要があるのかもしれない、と考えるきっかけにもなりました。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

スタッフさん一人ひとりの対応が悪いとか、そういうことは決してありません。面会に行った時にお会いすれば、きちんと挨拶もしてくださいます。ただ、皆さんはご自身の「やるべき仕事」を全うされている、という印象です。薬の時間になれば「お薬ですよ」と声をかける。それは当たり前のことで、文句を言うつもりは全くありません。 ただ、私はもう少し…何か、コミュニケーションを取ってくれるような関わりを、勝手に期待してしまっていたんです。入居前は「レクリエーションのようなものもある」と聞いていたので、以前通っていたデイサービスとまではいかなくても、何か人と関わる時間があるのかな、と。でも、実際に何が行われているのか、私たちにはよく分かりません。母はただ部屋で黙っている時間が長いので、進んでしまうんじゃないかと…。 本当は、「30分も1時間もとは言いません。せめて10分だけでも、母の話相手になってもらえませんか」とお願いしたい気持ちもあります。でも、それは過剰なサービスになってしまうかもしれない、他の方もいらっしゃるのに…と思うと、なかなか言い出せずにいます。 想定外だったのは、このコミュニケーションの圧倒的な少なさです。私が勝手にもう少し手厚いものだと思い込んでいただけなのかもしれません。でも、母の状態を見ていると、このままでいいのだろうかと、日々不安が募るばかりです。
無料
この施設にお問い合わせ
お祝い金
対象
イリーゼ西宮の沢の写真
イリーゼ西宮の沢
サービス付き高齢者向け住宅
標準
プラン
-
入居金0
プラン
月額12万円
(入居金0万円〜)
空室や料金、入居条件を確認したい方は

取材して

今回お話を伺ったお客様のお言葉の端々から、お母様を深く想うお気持ちがひしひしと伝わってきました。施設の対応に不満や不安を感じつつも、「私が勝手に期待していただけかもしれない」「過剰な要求になってしまうから」と、ご自身の中で何度も気持ちを整理しようとされている真摯な姿が非常に印象的でした。 「元気だから大丈夫」ではなく、認知症という見えにくい部分へのケアをどう求めるか。今回のインタビューは、施設選びの難しさと、入居後も続くご家族のお悩みについて、改めて考えさせられる貴重な体験談となりました。この度は誠にありがとうございました。
取材日:2025/06/17
執筆者:谷口美咲

入居した施設について

空室あり
3.0
2025/06/04更新

イリーゼ西宮の沢

サービス付き高齢者向け住宅
北海道札幌市手稲区西宮の沢
宮の沢駅から 徒歩19分
標準プラン
-
入居金ゼロ
プラン
月額 /12万円
入居金 /0万円
イリーゼ西宮の沢の外観の写真
イリーゼ西宮の沢の屋内共用部の写真
イリーゼ西宮の沢の浴室・トイレの写真
施設の詳細を見る
イリーゼ西宮の沢

こちらは 北海道札幌市手稲区 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 北海道札幌市手稲区 ですか?

はい
いいえ

こちらは 北海道札幌市手稲区 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 北海道札幌市手稲区 ですか?

はい
いいえ

こちらは地域密着型の施設のため、
住民票の住所と施設の住所が異なる場合入居ができません。
そのため、気になるリストに追加できませんでした。そのため、お問い合わせできませんでした。

閉じる