面会の自由さと感染症への配慮
コロナ禍で多くの施設が面会を厳しく制限していた時期でも、ここは比較的柔軟に対応してくれました。午前9時から午後6時までという時間制限はありますが、予約なしでもお部屋でゆっくりと面会できますし、外出や外泊も自由にできるんです。フロアで感染者が出た際にはお部屋での食事提供に切り替わるなど、必要な感染症対策は行いつつも、過度な制限がない点が安心できました。そして何より、母が以前から通っていて楽しみにしていたデイサービスに、入居後も引き続き通えることが、母の生活の質を維持する上で大きな決め手となりました。
部屋が暖かく、清潔で快適な居住環境
見学の時に感じた通り、施設全体が綺麗で清潔感があり、何よりお部屋が暖かいのが良かったです。以前の施設では、母が「寒い、寒い」といつも言っていたので、暖房がしっかり効いていて、冬でも快適に過ごせる環境は本当にありがたいです。日当たりも良く、明るい部屋で過ごせるのは、気持ちの面でも良い影響があると思います。
介護用品のレンタルが可能
実は、もう一つ最終候補まで残っていた施設があったんです。そこは、お部屋も広くて収納もたっぷりあって、お花が好きな母には良い環境かなと思いました。でも、そこは介護用ベッドや手すりなどを全て自分で購入して持ち込まなければならなかったんです。その点、現在の施設は介護保険を使ってベッドなどをレンタルできたので、初期費用を抑えることができました。こうした介護用品の準備の手間や費用も、施設を選ぶ上では重要なポイントでしたね。
有料でも多彩な活動、犬との触れ合い
多くの活動は有料になりますが、オンラインコンサートや手芸、季節ごとの食事会など、母が参加できる様々な催しが用意されている点は、日々の楽しみにつながっていると思います。母は月2回のオンラインコンサートによく参加しています。そして、月1回の無料のドッグセラピーは、動物と触れ合える、心和む時間を提供してくれる良い機会だと感じています。施設のホーム長さんが「ワンちゃん連れてきてもいいんだよ」と声をかけてくださったこともあり、ペットに対する温かい雰囲気も感じられました。費用面ではもう少し配慮があると嬉しいのが本音ですが、こうした活動の選択肢があることや、動物と触れ合える機会があることは評価しています。