リアンレーヴ篠崎公園
に89歳・女性・要介護3で入居中の方へのインタビュー

義母は89歳で、2年前に義父が亡くなってから一人暮らしをしていました。在宅のヘルパーさんに来てもらいながら生活していましたが、物忘れや「物を盗まれた」といった思い込みも少しずつ見られるようになっていました。 そんな中、急に腎臓の具合が悪くなり、救急車で運ばれ入院することになったのが、施設探しを始める直接のきっかけです。退院後、また一人で暮らすのは難しいだろうと家族で判断し、病院に入院している間に施設を探し始めました。病院から直接、新しい住まいとなる施設へ移るという流れでしたね。

見学というよりは、施設を検討し始めた段階での話になりますが、運営会社である木下グループさんの介護サービスについて、正直なところ最初は少し不安がありました。介護業界というと、テレビCMなどでよく見かける会社さんの名前が先に思い浮かびますよね。それに比べると、当時はあまり馴染みがなかったので、「サービス内容は大丈夫だろうか」と少し気になったのは事実です。

入居後の義母は、とても元気に過ごしています。特に変化を感じるのは、日々の楽しそうな様子です。施設では頻繁にレクリエーションが企画されていて、義母も積極的に参加しているようです。有料のものもありますが、本人が飽きることなく、良い気晴らしになっているのを見ると、私たちも嬉しい気持ちになります。家に一人でいた頃は、どうしても単調な毎日になりがちだったので、こうした刺激があるのは本当にありがたいです。 食事に関しても、もともと味にはうるさい人なので「絶対に満足しないだろう」と覚悟していましたが、意外にも満足しているようです。もちろん、長年自分で作ってきた料理とは違うでしょうが、本人も自炊が難しいことは分かっているので、安心して任せられているのだと思います。 私たち家族にとっても、安心感が格段に増しました。特に、要介護認定の更新や介護保険証の切り替えといった、つい忘れがちで重要な手続きについても、施設側からきちんと連絡をくれて対応してくださるので、本当に助かっています。

入居してみて、そうした不安はすぐに解消されました。スタッフの方々は本当によくやってくださっています。ケアの手厚さはもちろん、後ほど詳しくお話ししますが、レクリエーションの充実ぶりや日々の細やかな心遣いなど、サービスの質の高さに驚きました。今では、会社の知名度で判断しなくて本当に良かったと思っています。

この施設を選んで一番良かったと感じるのは、スタッフの方々の対応の素晴らしさです。義母のケアはもちろんのこと、私たち家族への対応も非常に丁寧で、いつも安心してお任せできます。 特に感心したのは、事務的なことに関するサポートです。重要な手続きについて、必ず施設側から前もって連絡をくださいます。要介護認定の更新時期や、介護保険証の切り替えなど、家族だけではうっかり忘れてしまいがちなこうした細やかな配慮があるおかげで、私たちは日々の仕事や生活に集中しながら、安心して義母の暮らしを支えることができています。「何かあっても、施設の皆さんがしっかり見てくれている」という信頼感は、何物にも代えがたいです。

義母はもともと活動的な性格なので、施設での生活が単調にならないか少し心配していましたが、その心配はまったくの杞憂でした。ここでは非常に頻繁にイベントやレクリエーションが企画されており、義母も楽しんで参加しているようです。 施設内で行われる季節の行事から、希望者が参加する外出イベントまで、内容は多岐にわたります。もちろん有料のものもありますが、本人が自分の意思で「これに参加したい」と選べるのが良いですね。家に一人でいると、どうしてもテレビを見るくらいしかやることがなくなってしまいますが、ここでは常に新しい楽しみや人との交流の機会があり、それが義母の元気の源になっていると感じます。「今日はこんなことをしたよ」と話してくれるのを聞くのが、私たちの楽しみにもなっています。

生活の基本となる住環境と食事が素晴らしいことも、大きな決め手です。施設は比較的新しいということもあり、お部屋も共用スペースも常に清潔に保たれていて、とても気持ちが良いです。個室なのでプライバシーもしっかり守られていますし、日当たりも良く、快適に過ごせる環境が整っています。 また、食事にうるさい義母が満足していることには、正直驚きました。栄養バランスが考えられているのはもちろん、味付けも良いようで、文句一つ聞いたことがありません。自分ではもう料理ができないという状況で、毎日温かく美味しい食事を提供してもらえることは、本人にとって大きな喜びだと思います。安心して美味しいものを食べられる毎日は、心身の健康にとって非常に重要だと改めて感じました。

費用については、決して安いわけではありませんが、その価値は十分にあると感じています。私たちは、月々の負担を少しでも抑えるため、入居一時金を支払うプランを選びました。当初、別の施設が空くまでの仮住まいのつもりだったので一時金は払っていなかったのですが、入居継続を決め、一時金を支払ってからは月額費用もぐっと安くなり、長期的な視点で見ても安心できました。 何より、スタッフの方々の手厚いケア、清潔な環境、美味しい食事、楽しいレクリエーションといった、日々のサービスの質を考えれば、支払っている費用に十分見合っていると納得しています。「高いお金を払っているのに…」というような不満を感じることが一切ない。この納得感が、施設への信頼につながっているのだと思います。

想定外だったのは、当初はあくまで「仮住まい」のつもりだったこの施設に、継続して入居しようと決めたことです。実は、最初に見学した同じ系列の「リアンレーヴ江戸川」という施設が満室で、空きが出るまでの間という前提で「リアンレーヴ篠崎公園」に入居した経緯がありました。 ところが、実際に生活を始めてみると、「思ったよりずっと良い施設だね」という話になり、義母も私たち家族もすっかり気に入ってしまったんです。清潔で新しい建物、スタッフの方々の素晴らしい対応、充実した毎日。いつ空くか分からない他の施設への移動を待つよりも、「もうここにずっといなさいよ」と。仮のつもりで入居した場所が、これほど満足できる環境だったことは、嬉しい誤算でした。

改善してほしい点については、今のところ特に思い当たりません。費用は、有料老人ホームなのでもちろんそれなりにかかりますが、提供していただいているサービスの内容を考えると、十分に見合っていると感じています。むしろ、これだけ手厚いケアや充実した生活環境を提供してくださっていることを考えれば、納得のいく金額です。スタッフの皆さんが本当によくしてくださるので、不満を感じたことは一度もありません。

お義母様のことを、非常に冷静かつ客観的な視点で見守りながら、施設での暮らしを心から喜んでいらっしゃる様子が伝わってくるお話でした。「仮住まいのつもりが、思った以上に良かったので入居継続を決めた」というエピソードは、施設の質の高さを何よりも雄弁に物語っていると感じます。 費用面についても、ただ安い高いではなく「サービスの質に見合っているか」という納得感を大切にされている点に、これから施設を探される方々への大きなヒントがあるように思いました。貴重なお話をありがとうございました。