入居前はどのような状況でしたか?
父は母が亡くなった後、しばらく一人暮らしをしていたんですが、糖尿病が悪化して入院しちゃったんです。入院前は飲み薬だけだったのが、入院してからインスリンの注射をしなきゃいけない体になってしまって。
原因は食事だったみたいです。ヘルパーさんが作ってくれたものも「食べたくない」って拒否して、外でアイスクリームを1日2回も食べていたようで…。入れ歯調子も悪かったみたいで、どうしても食べやすいものばかり食べて栄養が偏って、高血糖で入院。もう一人で暮らすのは無理だなって状況でした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
退院する時に、お医者様が毎日じゃないようにって、インスリンを週3回で済むように調整してくれたんです。でも、父は自分で注射を打つことができません。
私は東京に住んでいますし、兄も近くにはいますけど、お昼前の決まった時間に週3回も通って注射を受けさせるっていうのは、ちょっと現実的ではないんですよね。通いのリハビリ施設とかも検討しましたけど、やっぱり無理があって…。食事の管理も一人じゃ難しいですし、「施設しかないのかな」と思って探し始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
葛藤はありましたね。でも、糖尿病が悪化して自分では打てないインスリンの注射をしなければいけなくなって、そうなると看護師さんがいるような施設しかないのかなって決断しました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
リアンレーヴ市ヶ尾壱番館さんは、まずは場所の分かりやすさで決めました。あざみ野の駅からも近いですし。ただ、見学した時に「車椅子の方がほとんどだな」というのは気になりました。父は「自分はまだ動ける、外に行ける」っていうプライドが凄く強い人なので、そこが馴染めるかどうかは心配でしたね。