新しい施設と納得のいく費用感
何よりもまず、両親が施設見学に行った際に「新しくて良い」と感じた点が大きいです。他の施設を比較検討した中で、ご紹介いただいた施設は建物も設備も綺麗で、気持ちよく過ごせそうだと感じたようです。そして、二人で入居できる部屋があり、両親の年金やそれまでの預貯金の範囲で費用を賄える見込みが立ったことも、最終的な決め手となりました。無理のない範囲で安心して生活できるという点は、非常に重要でした。
入居条件への適合と丁寧な説明
入居当時、父は病気を患っており医療的なケアが必要な状態で、母は比較的元気ではありましたが、年齢的なサポートは必要でした。こちらの施設では、父のような医療依存度の高いケースも、母のようにサポートが必要なケースも受け入れ可能で、入居条件に合致していました。施設側からも入居に関する条件やサービス内容について、丁寧に分かりやすく説明していただけたので、私たち家族も納得してお願いすることができました。
状況変化に応じた住み替えと安心の継続ケア
父が亡くなった後、母はそれまで使っていた広い二人部屋から、同じ建物内にある介護棟の個室へ移りました。これは施設側から「介護棟に空きが出たのでいかがですか」と声をかけていただき、環境を大きく変えることなくスムーズに移行できたので本当に助かりました。現在も週3回、施設内のデイサービスを利用しており、顔なじみのスタッフさんや他の入居者さんと交流する機会があるのは、母にとっても良い刺激になっていると思います。また、入居当初からお世話になっているケアマネージャーさんが引き続き担当してくださっているので、母のこれまでの経緯や性格などをよく理解した上でケアプランを考えてくださり、何かと相談しやすい関係性が築けているのも大きな安心材料です。
医療連携と家族へのきめ細やかな情報共有
施設には月に2回提携クリニックの医師が往診に来てくださり、健康状態をチェックしていただけますし、歯科医師も定期的に来てくれるので、施設内で基本的な医療ケアや歯科治療を受けられるのは非常に心強いです。母も90歳を超え、認知症も進んできているので、日々の健康管理は重要です。そして何より、ケアマネージャーさんから毎月郵送でケアプランや費用の明細、母の様子の報告などが届くので、離れて暮らしていても状況がよく分かります。費用が年金の範囲を超えそうな時なども事前に連絡をくださり、どう対応するか相談に乗ってくれるので、経済的な面でも安心して任せられています。このようなきめ細やかな情報共有があるからこそ、信頼関係が生まれるのだと感じています。