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ホームステーションらいふ指扇
に57歳・女性・要介護3で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2025/06/02
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

57歳・ 女性
要介護3
症状なし
車椅子
症状なし
病院に入院している
リハビリと24H医療ケアの必要性からの転居
兄弟・姉妹

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2023/07 〜 2023/10
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
アズハイム上福岡見学
介護付有料老人ホーム ウエルガーデンみずほ台見学

入居前に抱えていた問題

施設探しを始めたきっかけ

妹は病気で入院していましたが、長期の入院は難しい状況で、病院からも退院を促されていました。そこで、退院後の生活の場を確保するため、私がケアマネージャーさんに相談し施設探しを開始しました。ところが、妹の年齢が比較的若いこと、そして認知症ではなく病気による介護が主であることから、妹に合った施設の選択肢は予想以上に少なく、非常に限られていました。

入居決断時の葛藤・罪悪感

施設への入居を決めるにあたっては、やはり様々な葛藤がありました。妹自身も、本心では「家に帰りたい」という気持ちがあったかもしれません。私も、できることなら住み慣れた環境で…という思いはありましたが、妹は車椅子でしたので、一般の自宅では介護が難しいという厳しい現実がありました。それでも、妹の安全と日々のケアを最優先に考えると、その時の私たち家族の状況では、施設にお願いすることが現実的かつ最善の選択肢なのだと、自分に言い聞かせるようにして決断しました。

見学時の施設に対する不安

いくつかの施設を見学しました。実は、妹本人が希望していたのは、同じ系列の別の場所にある施設だったんです。しかし、そちらの施設はあいにく満床で空きがなく、すぐには入居できない状況でした。退院の時期も迫っており、あまり時間に余裕もありませんでした。同じ系列であるこちらには幸い空きがあったため、そちらに入居を決めました。第一希望の施設ではありませんでしたが、他に多くの選択肢がない中での選択となりました。

入居後の変化

入居後の変化

スタッフの方々の対応はとても良く、親身にお世話していただきました。日中は様々なレクリエーションも行われていましたし、看護師さんも夕方までは施設に滞在されていたので、その点は安心でした。 ただ、私たちが希望していたリハビリテーションについては、施設内で提供されるものはほとんどありませんでした。その代わりとして、外部からマッサージの方に来ていただくことは可能でした。 入居して気づいたこととして、妹は他の入居者さんと比べて少し年齢が若かったため、周りの方々が親世代という環境でした。そのため、レクリエーションなどがあっても、年齢層の違いから、妹にとっては少し馴染みにくい部分もあったようです。その点は少し辛そうにしていることもありました。

退去した理由

こちらでは1年ちょっとお世話になりました。 入居当初から、妹に必要なリハビリテーションが施設内で十分に受けられないことは、私たち家族にとって気がかりな点でした。そして、妹本人からも「このままでは良くないかもしれない」という希望があり、それが私たちが新たな施設を探し始める大きなきっかけの一つとなりました。 そうして、よりリハビリ環境の整った施設を探し始めた矢先のことです。妹の体調が徐々に変化し、日中のケアだけでは対応が難しく、24時間体制での専門的な医療行為が求められる状態になっていきました。 こちらでは、看護師さんは夕方までの勤務で、夜間は不在という体制でした。進行する妹の身体状況を考えると、その医療的なサポート体制では、私たち家族も不安を感じるようになってきました。施設自体に何か大きな問題があったというよりも、妹の身体状況と施設が提供できるサポート内容との間に、どうしてもミスマッチが生じてきてしまったのです。そのため、最終的には当初の目的であったリハビリの充実だけでなく、より手厚い医療体制の整った施設へ移ることを決断しました。

ホームステーションらいふ指扇を選んだ理由

スタッフの親身な対応と日中の看護体制

スタッフの方々は皆さんとても良くしてくださり、本当に親身になってお世話をしていただきました。その点は感謝しています。また、日中は夕方まで看護師さんが施設に滞在しており、何かあった時の医療面での安心感がありました。

日中の活動と外部サービスの柔軟性

施設内では、様々なレクリエーションが企画されていました。リハビリテーションは施設内では提供されていませんでしたが、外部からマッサージの方に来ていただくことは可能で、そういった個別対応には柔軟に応じていただけました。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

改善点

施設そのものへの不満というよりは、妹の状態と合わなかった事が大きかったと感じています。もし、もう少しリハビリのプログラムが充実していたり、夜間の医療的ケアにも対応できる体制があったりすれば、また違ったかもしれません。ただ、これはあくまで私たちの状況に照らし合わせてのことです。

取材して

この度は、妹さんの施設利用に関する貴重な体験談をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。お話を伺い、ご本人の状態の変化に合わせて最適な環境を模索されるご家族の深い愛情と、その時々で最善の選択をしようと努力される真摯な姿勢が伝わってまいりました。特に、ケアマネージャーさんに相談して施設探しを始めたものの、年齢や介護の理由から適合する施設の選択肢が非常に限られていたこと、さらに第一希望の施設が満床であったという状況の中でのご決断は、本当に様々な思いやご苦労がおありだったこととお察しいたします。施設への感謝の気持ちを抱きつつも、妹さんの状態に合わせて次のステップを冷静に判断された経緯は、多くの施設探しをされている方々にとって参考になる点が多いかと存じます。今回のお話が、少しでもお役に立てれば幸いです。
取材日:2025/06/02
執筆者:岸川京子

入居した施設について

ホームステーションらいふ指扇

介護付き有料老人ホーム
埼玉県さいたま市西区土屋
指扇駅から 徒歩12分
標準プラン
-
入居金ゼロ
プラン
月額 /19万円
入居金 /0万円
ホームステーションらいふ指扇の外観の写真
ホームステーションらいふ指扇の居室内設備の写真
ホームステーションらいふ指扇の屋内共用部の写真
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