リハビリによる身体機能改善への強い期待
母は老健から移るタイミングで、私たちは何よりもリハビリを通して少しでも身体機能が改善することを願っていました。「いつかはまた少しでも自分の力で動けるようになるのではないか」という希望を持っていたからです。 見学に伺った際、施設の方から「こちらではリハビリによって状態が良くなられた入居者さんもいらっしゃいますよ」という具体的な話を聞くことができました。さらに、専門のリハビリ担当スタッフもいらっしゃるとのことでしたので、「ここならば、母の状態も少しは良くなるかもしれない」「以前利用していた老健のように、しっかりリハビリに取り組んでもらえる環境があるのではないか」と、大きな期待を寄せました。これが、この施設を選んだ一番の理由、決め手でした。
母の意向に沿った、女性スタッフ中心のケア体制
もう一つの理由は、ケアスタッフが女性中心であるという点です。これは母自身の意向でもありました。やはり同性の方に身の回りのお世話をしていただく方が、母も気兼ねなく、より安心して過ごせるのではないかと考えました。 見学時にもその点を確認でき、「女性スタッフが中心となってケアにあたってくださる」とのことでしたので、リハビリへの期待と並んで、この点も私たち家族にとっては重要な選択のポイントとなりました。母が穏やかに、そして安心して生活できる環境であることも大切だと考えていました。