決め手は、入居者の自由に寄り添ってくれる施設長の人柄
見学に伺った際にお会いした施設長さんが、とても親切な方だったのが一番の決め手でした。私たちの話をじっくりと聞いてくださり、「家と同じように、できる限り自由に生活してほしい」という方針を話してくださったんです。施設だからといって何もかも管理するのではなく、一人ひとりのこれまでの暮らしや個性を尊重してくれる。その姿勢に、ここなら母を任せられると強く感じました。母が自分らしさを失わずに過ごせる場所、そう思えたことが大きかったですね。
離れていても伝わる安心感。決め手となった「密な情報共有」
入居当初は、やはり母の様子が気になって仕方ありませんでした。そんな私たちの不安を解消してくれたのが、スタッフの皆さんからのこまめな連絡です。何かあるとすぐに電話で様子を知らせてくれましたし、こちらから連絡した際も、その時の母の状況を丁寧に説明してくださいました。「こういう様子なので大丈夫ですよ」という一言が、どれほど私たちの心を軽くしてくれたか分かりません。離れていても、しっかりと母を見てくれている。この安心感があるからこそ、長くお世話になりたいと思えます。
「いつでも会える」安心感が、家族の時間を守ってくれる
「毎週会いに行く」という母との約束を、無理なく守り続けられているのは、この施設の自由な面会体制のおかげです。面会に予約は必要なく、時間制限も特にありません。思い立った時に顔を出すことができますし、時には1日に2回顔を見せに行くこともあります。たまに母を連れて外出したりもしています。この「いつでも会える」という当たり前のようで当たり前でない環境が、母の安心に繋がり、そして私たちの心の負担も軽くしてくれています。母との時間をこれからも大切にしていきたいです。