入居前はどのような状況でしたか?
母は93歳で、要介護5の認定を受けていました。体はほとんど動かせない寝たきりの状態で、食事は胃ろうから摂っていました。もともとは私と同居していましたが、入院することになり、退院後の生活をどうするかという課題に直面しました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを本格的に始めたのは、入院していた母の退院が具体的になってきた頃です。ケアマネジャーさんに相談したところ、「お母様は胃ろうなので、一般的な介護老人保健施設(老健)では受け入れてくれるところがなかなか見つからないかもしれません」という話がありました。
そんな中、胃ろうのケアにも対応可能ないくつかの施設を教えていただき、その一つが現在の施設でした。ケアマネジャーさんがすぐに動いてくださり、見学から入居の相談まで、本当にスムーズに進みました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
正直なところ、施設を探す過程で大きなハードルがあったという記憶はあまりありません。というのも、ケアマネジャーさんが適切な施設をすぐに紹介してくださったからです。見学に行ってみると、施設側も「今、空室がありますのでいつでもどうぞ」と快く受け入れてくださる姿勢で、とても安心しました。
母の病状の治療のために、実際の入居までには3ヶ月ほどかかりましたが、それはあくまでこちらの都合です。受け入れ先がすぐに見つかったことで、精神的な負担はかなり軽かったと思います。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学に行った時の第一印象は、「とても綺麗な施設だな」というものでした。開設してまだ2年ほどと新しく、清潔感がありました。個室はマンションの一室のような雰囲気で、少し病院に近い感じはしましたが、職員の皆さんがとても元気に、テキパキと働いていらっしゃったのが印象的でした。その様子を見て、「ここなら母を安心してお任せできるかもしれない」と感じ、特に不安や懸念を抱くことはありませんでした。