専門家による、家族では難しいフットケア
この施設を選んで本当に良かったと感じる理由の一つが、訪問看護による専門的なケアです。父はリンパ浮腫を患っており、足がひどく浮腫んでいます。そのため、足の爪を切ったり、指の間を清潔に保ったりするケアが必要なのですが、素人の私にはとても難しく、どうすれば良いか途方に暮れていました。
しかし、施設に来てくださる訪問看護の方は、さすがプロです。父と楽しそうにおしゃべりをしながら、驚くほど手際よく、そして丁寧にケアをしてくださいます。自分ではできなかったケアをお任せできることで、私の精神的な負担も大きく減りました。
一人暮らしではなかった「いってらっしゃい」の温かさ
スタッフの方々の何気ない声かけが、父の日常を支えてくれていると感じます。施設はセキュリティのために出入り口が施錠されており、外出・帰宅の際にはスタッフの方に開けてもらうのですが、そのたびに必ず「いってらっしゃい」「お帰りなさい」と声をかけてくださるんです。父も自然に「ただいま」と返していて、そのやり取りを見るたびに、一人暮らしだった頃にはなかった温かい繋がりを感じます。ささやかな一言かもしれませんが、この言葉があるだけで、父の気持ちも少しは救われているのではないかと思います。
本人の自立性を尊重する、自由な外出と周辺環境
父はもともと活発な人なので、自由に外出できる環境はとても重要でした。この施設では、本人の判断で自由に外出することが認められています。さらに、施設の周りには飲食店やスーパー、薬局などが揃っており、少し歩けば気分転換ができる環境です。
特に、近くの神社へ続く坂道がちょうど良い運動になるようで、毎朝そこまで散歩するのが父の日課になっています。施設の中だけで完結するのではなく、自分の足で外に出て、社会とのつながりを感じながら生活できる点が、父の心身の健康にとって非常に良い影響を与えていると感じます。
























