見学で感じた「設備の良さ」が、入居の決め手に
以前見学した他の施設と比較して、姉が日々生活する場所として安心できる環境が整っていると感じました。
お部屋や共有スペースも清潔に保たれており、掃除が行き届いている印象で、暮らしの場としての快適さを感じました。こうした物理的な環境が整っているのをこの目で見て、「ここなら姉も気持ちよく、そして安全に暮らしていけるだろう」と具体的な生活をイメージすることができ、入居をお願いする大きな決め手となりました。
程よい規模感と、家庭的な雰囲気
この施設は、あまり規模が大きくない、アットホームな雰囲気も姉には合っていたようです。
入居前は、「大きい施設だと、お友達もできなくて寂しい思いをするんじゃないか」と少し心配していました。でもここは、皆さんの顔が見えるちょうど良い人数だからか、ごく自然に他の入居者様と打ち解けられたようです。
食事の後に一緒におしゃべりするお友達ができて、一人でポツンと過ごす時間がないと聞き、安心しました。職員の方々も皆さん親切で、穏やかな方が多い印象です。入居している方同士のトラブルなども特にないと姉から聞いています。「施設に入って嫌なことある?」と直接聞いたこともあるのですが、「係の人もいるし、そういう人はいないから大丈夫」と言っていたので、本当に良い環境に恵まれたのだと思います。
専門的な視点での的確な生活サポート
日々の生活の中で、私たち家族では気づけないような専門的なアドバイスをいただける点も、この施設にして良かったと感じる大きな理由です。
入居の際、私が「介護用」と書かれた室内履きを用意したのですが、職員の方から「この靴は少し滑りやすいかもしれません。ご本人の歩き方だと、こういった普通の外履きのようなタイプの方が安定しますよ」とアドバイスをいただいたんです。言われた通り、マジックテープで着脱が簡単な外履き用の靴を準備したところ、姉も「こっちの方が断然歩きやすい」と喜んでいました。
こうした専門的な視点からの細やかな気遣いは、素人である私たち家族には到底できません。入浴の際も、自分では洗いにくい背中や髪は手伝っていただき、他はできるだけ自分で、というように、本人の自立を尊重しながらサポートしてくださっているようです。
また、月に2回お医者様が往診に来てくださるのも安心です。健康面の管理を専門家にお任せできるのは、家族にとって大きな心の支えになっています。