老人ホーム・介護施設の口コミ評判サイト
ケアスル介護は掲載施設5万件超
0120-579-721
受付時間 10:00〜19:00土日祝OK
気になる施設リスト

気になるリスト
に追加しました

リストからまとめて
お問い合わせできます

サービス付き高齢者向け住宅ういず・ユーホープリビング佐倉志津
に84歳・女性・要介護3で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/06/12
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

84歳・ 女性
要介護3
物忘れ
手引/伝い歩き
骨折・骨粗しょう症
自宅(独居)
片道3時間かかる通い介護が困難になったこと
兄弟・姉妹

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/04 〜 2024/10
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
ういず・ユー村上ホープリビング見学
サービス付き高齢者向け住宅ういず・ユーホープリビング佐倉志津入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

姉はもともと自宅で一人、ヘルパーさんとデイサービスを利用しながら暮らしていました。私は6年間、片道3時間もかかる道のりを、姉の様子を見るために通い続けていたんです。でも、私ももう高齢者。正直なところ、往復6時間の移動は身体的にかなりきつくなっていました。

施設探しを始めたきっかけ

「このままでは共倒れになってしまうかもしれない」。そう感じ、私の自宅の近くで、何かあったときにすぐに駆けつけられる場所はないかと、施設探しを始めました。 入居前の姉の生活は、少し心配な点もありました。ヘルパーさんが来てくれるのは限られた時間だけ。特に夜は、きちんとした食事を摂れていなかったんじゃないかという不安がありました。週に2回の買い物もヘルパーさん頼りでしたから、生活全般に少し無理があったのだと思います。人と話す機会も、ヘルパーさんがいる1時間くらい。ずっと一人でいることで、認知症が進んでしまうのではないかという懸念もありました。

見学時の施設に対する不安

「あんまり大きい施設だと、お友達もできずに寂しい思いをするんじゃないか」というのが、施設を探す上での一番の心配事でした。 その点、こちらの施設を見学させていただいて、「あ、ここなら大丈夫そうだ」とすぐに感じました。大きすぎず、こぢんまりとしていて家庭的な雰囲気だったので、「まさに探していたのは、こういうところだ」と思ったんです。 この規模感が、姉にはちょうど良いと感じました。

入居後の変化

入居後の変化

施設に入居して一番嬉しかったのは、何よりも姉が元気になったことです。 以前はどこか寂しげな様子でしたが、今は施設の方や他の入居者様と話す機会が増えたからか、表情がとても明るくなりました。入居前は心配だった食事も、今は3食とも「全部食べられている」と聞いて、心から安心しました。栄養バランスの取れた温かい食事を毎日しっかり摂れるようになったのは、本当にありがたいです。 家に一人でいると、どうしても会話が少なくなります。ヘルパーさんがいらっしゃる時間も限られていますから。でも今は、お昼ご飯の後、すぐにお部屋に戻るのではなく、ロビーで新しくできたお友達とおしゃべりをしたり、トランプで遊んだりして過ごしているそうです。「そんなに踏み込んで個人的なことを聞いてくる人もいないから、気楽でいいのよ」と姉も言っていました。程よい距離感で皆さんと交流できているようです。 人と話す機会が増えたおかげか、心配していた認知症も、進行が食い止められているように感じます。「さっき言ったことを忘れてしまう」ということは今でもありますが、入居前のように「この先どうなってしまうんだろう」と途方に暮れるようなことはなくなりました。こちらが根気よく言い聞かせると、きちんと理解してくれます。進行していないだけでも、施設にお願いして本当に良かったと思っています。

サービス付き高齢者向け住宅ういず・ユーホープリビング佐倉志津を選んだ理由

見学で感じた「設備の良さ」が、入居の決め手に

以前見学した他の施設と比較して、姉が日々生活する場所として安心できる環境が整っていると感じました。 お部屋や共有スペースも清潔に保たれており、掃除が行き届いている印象で、暮らしの場としての快適さを感じました。こうした物理的な環境が整っているのをこの目で見て、「ここなら姉も気持ちよく、そして安全に暮らしていけるだろう」と具体的な生活をイメージすることができ、入居をお願いする大きな決め手となりました。

程よい規模感と、家庭的な雰囲気

この施設は、あまり規模が大きくない、アットホームな雰囲気も姉には合っていたようです。 入居前は、「大きい施設だと、お友達もできなくて寂しい思いをするんじゃないか」と少し心配していました。でもここは、皆さんの顔が見えるちょうど良い人数だからか、ごく自然に他の入居者様と打ち解けられたようです。 食事の後に一緒におしゃべりするお友達ができて、一人でポツンと過ごす時間がないと聞き、安心しました。職員の方々も皆さん親切で、穏やかな方が多い印象です。入居している方同士のトラブルなども特にないと姉から聞いています。「施設に入って嫌なことある?」と直接聞いたこともあるのですが、「係の人もいるし、そういう人はいないから大丈夫」と言っていたので、本当に良い環境に恵まれたのだと思います。

専門的な視点での的確な生活サポート

日々の生活の中で、私たち家族では気づけないような専門的なアドバイスをいただける点も、この施設にして良かったと感じる大きな理由です。 入居の際、私が「介護用」と書かれた室内履きを用意したのですが、職員の方から「この靴は少し滑りやすいかもしれません。ご本人の歩き方だと、こういった普通の外履きのようなタイプの方が安定しますよ」とアドバイスをいただいたんです。言われた通り、マジックテープで着脱が簡単な外履き用の靴を準備したところ、姉も「こっちの方が断然歩きやすい」と喜んでいました。 こうした専門的な視点からの細やかな気遣いは、素人である私たち家族には到底できません。入浴の際も、自分では洗いにくい背中や髪は手伝っていただき、他はできるだけ自分で、というように、本人の自立を尊重しながらサポートしてくださっているようです。 また、月に2回お医者様が往診に来てくださるのも安心です。健康面の管理を専門家にお任せできるのは、家族にとって大きな心の支えになっています。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

改善点

全体的にはとても満足しているのですが、少しだけ気になったのは、入居してしばらくした頃に、施設長さんなど責任者クラスの方が短い期間で交代された時期があったことです。契約の時にお世話になった担当の方もいなくなってしまったので、その時は少し不安に感じました。ただ、現場で姉の面倒を直接見てくださる介護スタッフの皆さんは、本当に親切な方ばかりなので、今は安心してお任せしています。 もう一つ、もし今後お願いできるのであれば、衣類の管理についてもう少し気を配っていただけると嬉しいです。姉は、少し古くなった服でも構わずに着てしまうところがあって。私たち家族が定期的に新しいものと入れ替えてはいるのですが、「このお洋服、少し古くなってきたので新しいものと替えましょうか」といった形で、本人に直接アドバイスしていただけると、より本人の身なりも整うのかな、と感じています。 また、姉は整理整頓も少し苦手なようで、ハンガーにかけるべき服も全部クローゼットの中に詰め込んでしまう癖があります。「見えるところに置いておくと嫌だから」という本人の気持ちもあるのかもしれませんが、私たちが訪問した際に「これはこちらに掛けましょうね」と声をかけるだけでなく、日々の生活の中で職員の方からも一言促していただけると、もっと快適に過ごせるのではないかと期待しています。

取材して

今回お話を伺い、ご自身の年齢や体力を考え、お姉さまのために「通える距離の施設」を探された妹様の深い愛情を感じました。 「一人でいるより元気になった」「人と話すようになって、進行が止まっているみたい」と、お姉さまの変化を嬉しそうに語られる声が非常に印象的です。施設への入居は、時に家族にとって大きな決断となりますが、今回のようにお互いの生活が良い方向に進む素晴らしい選択肢に成り得るのだと、改めて実感させられるお話でした。 スタッフの入れ替わりへの不安や、衣類管理への要望といった率直なご意見も伺えたことで、これから施設を検討される方にとって、非常に参考になるリアルな体験談になったのではないかと思います。
取材日:2025/06/12
執筆者:谷口美咲

入居した施設について

3.0
千葉県佐倉市西志津
標準プラン
-
入居金ゼロ
プラン
月額 /16万円
入居金 /0万円
サービス付き高齢者向け住宅ういず・ユーホープリビング佐倉志津の外観の写真
サービス付き高齢者向け住宅ういず・ユーホープリビング佐倉志津の屋内共用部の写真
サービス付き高齢者向け住宅ういず・ユーホープリビング佐倉志津の受付・エントランスの写真
施設の詳細を見る