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あんじゅ三浦海岸
に76〜80歳・男性・自立で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2026/01/06
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

76〜80歳・ 男性
自立
症状なし
自立
症状なし
自宅にいた(同居)
施設の介護体制では生活が難しくなったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2010/04 〜 2010/06
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入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

父が施設に入居したのは、今から10年以上前のことです。当時、父はまだ元気で、世田谷の一戸建てで庭いじりを趣味にしながら暮らしていました。

施設探しを始めたきっかけは何ですか?

そんな父が「元気なうちに、海の見えるところでのんびり暮らしたい」と言い出したのが、施設探しを始めたきっかけです。 私たち家族もその想いを尊重し、インターネットで情報を集める中で見つけたのが、このサービス付き高齢者向け住宅でした。もともと企業の保養所だった建物をリノベーションした施設で、何より海の景色が素晴らしいと聞き、早速父に見学を勧めました。 見学に行った父は、一目でここを気に入ったようでした。普通のホテルのように窓が大きく、部屋から東京湾や房総半島から昇る朝日が見える。その開放的な雰囲気が、父の希望にぴったりだったのです。 私たちは「必ず一度は宿泊体験をすること」を条件にしていましたが、父は体験後すぐに「ここに決めた」と、迷うことなく契約を決めました。

入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

入居後の父は、まさに水を得た魚のようでした。元々保養所だったため、部屋にはベッドや机が備え付けられており、大きな家具を持ち込む必要もありませんでした。世田谷の自宅で楽しんでいた園芸も、ここでは施設の入り口横にある植え込みを手入れさせてもらう形で続けることができ、自分で園芸センターへ行って買ってきたハイビスカスを株分けして増やしたりと、本当に楽しそうに過ごしていました。入居者というより、そこの暮らしの主役の一人のようでしたね。 食事は施設のものを頼まず、以前から利用していたコンビニの配食サービスを自分で電話注文していました。好きなメニューを選び、お酒のおつまみまで頼んで、自分のペースで食事を楽しむ。そんな自由さが、父には合っていたのだと思います。 しばらくして足元がおぼつかなくなり、要支援2の認定を受けてからは、外部の通所リハビリに通い始めました。それでも、施設のイベントで箱根旅行に参加したりと、10年近くにわたって、父はこの場所での生活を心から満喫していました。本人の希望を叶えることができて、家族としても本当に良かったと思っています。
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退去した理由

10年近くお世話になった施設ですが、退去を決めたのは、父が外出先で転倒し、大腿骨を骨折してしまったことがきっかけです。人工股関節の手術を受け、リハビリ専門の病院で懸命に回復に努めましたが、以前のように自由に歩ける状態には戻りませんでした。 施設での生活に戻ることを考えたとき、大きな壁となったのが介護の人手の問題でした。骨折後の父には、1日に3回程度の介助が必要な状況でしたが、こちらの施設ではヘルパーさんが来てくれるのは1日2回が限度だと言われました。これでは、父が安心して生活を続けることは難しいと判断し、より手厚い介護を受けられる別の有料老人ホームへ移ることを決断しました。長年慣れ親しんだ場所を離れるのは辛い決断でしたが、父の安全を第一に考えてのことでした。

あんじゅ三浦海岸を選んだ理由

ホテルのような開放感と、海の景色

この施設を選んで一番良かったのは、何と言ってもその素晴らしい環境です。元々が企業の保養所だったため、居室の窓がとても大きく、部屋にいながらにして海を一望できました。父は、東京湾の向こうから昇る朝日を眺めるのが日課だったようです。「元気なうちに海の見える場所で暮らしたい」という父の夢を、最高の形で叶えてくれた場所でした。

自分のペースで楽しめる食生活

父は、決まった時間に皆と同じものを食べる「給食」のようなスタイルを好みませんでした。その点、この施設は食事の自由度が高く、父にはぴったりでした。 施設が提携する食事サービスもありましたが、父は自分でコンビニの配食サービスを使い、好きなメニューをカタログから選んで電話で注文していました。お酒のおつまみや飲み物も一緒に頼め、自分の好きな時間に好きなものを食べる。そんな当たり前の日常を続けられたことが、父の元気の源だったように思います。

暮らしに彩りを与えてくれた、趣味の園芸活動

父はもともと庭いじりが大好きでした。入居後もその趣味を続けられたのは、本人にとって非常に大きな喜びだったと思います。施設の入り口横の植え込みを任せてもらい、自分で園芸センターへ行ってハイビスカスの苗を買い、それを株分けして増やしていく。そんな風に、ただ住むだけでなく、自分の手で暮らしの場を彩っていくことができました。 施設の方々の理解と協力があったからこそ実現できたことで、本当に感謝しています。

いざという時に安心な、柔軟な有料サポート

基本的には自立した生活を送っていましたが、何か困ったときには1時間単位でサポートをお願いできる有料サービスがあったのも心強かったです。 例えば、ホームセンターで買いたいものがあった際には、施設のスタッフが車を出して同行し、購入から部屋への設置まで、すべて1時間という時間内で手伝ってくれたこともあったそうです。 介護保険のサービスではカバーしきれない、日常の細かな「ちょっと困った」に柔軟に対応してもらえる安心感がありました。

改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

入居当初は、父がこれほど長く、そして元気に暮らし続けるとは想像していませんでした。趣味の園芸を続けたり、食事を自分で手配したりと、自立した生活を謳歌する姿は、私たちの想像以上でした。 一方で、想定外だったのは、身体状況が変化したときの不便さです。元気なうちは気にならなかったのですが、少し足腰が弱ってくると、施設の敷地内にある屋外の階段やスロープに手すりがないことが、外出の大きな障壁となりました。また、最終的に退去の理由ともなったのですが、介護が必要になった際に、施設が提供できるサービスの範囲に限りがあるという点も、入居時には深く考えていなかったことでした。

施設への改善点はありますか?

施設に対して改善をお願いしたい点は、大きく分けて二つあります。 一つ目は、建物外の階段とスロープへの手すりの設置です。父が少し足腰に不安を感じ始めた頃、手すりをつけてもらえないかと施設の社長に直接交渉したことがありました。しかし、「神奈川県の条例では対応できない」との返答でした。駅まで歩ける距離にありながら、この手すりがないために、父は一人での外出が難しくなりました。自立から要支援レベルの方々が安全に暮らし続けるためにも、ぜひご検討いただきたい点です。 二つ目は、介護サービスの柔軟性です。今回、私たちが退去せざるを得なかったように、身体状況の変化によって必要なケアが増えた際、ヘルパーの派遣回数に上限があることで対応が難しくなるケースがあります。サービス付き高齢者向け住宅という特性上、難しい面もあるとは理解していますが、長く住み続けたいと願う入居者のためにも、もう少し柔軟な対応ができる体制が整うと、さらに安心できる施設になるのではないかと感じます。
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あんじゅ三浦海岸
サービス付き高齢者向け住宅
標準
プラン
月額23.1万円
(入居金32万円〜)
入居金0
プラン
-
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取材して

約10年間にわたり過ごされた「あんじゅ三浦海岸」での貴重な体験談を詳しく伺うことができました。お話を伺う中で、お父様がハイビスカスを育て、施設の顔となるまで丹精込めて手入れをされていたエピソードからは、画一的な介護の枠にとらわれない、その方らしい生き生きとした日常が目に浮かぶようでした。 一方で、ご家族として直面された様々な課題についても、率直にお伺いすることができました。施設選びにおいて理想と現実のバランスをどう取るべきか、私たちにとっても深く考えさせられる内容でした。 この度は貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。
取材日:2026/01/06
執筆者:谷口美咲

施設の基本情報

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あんじゅ三浦海岸

株式会社ルナランドサービス付き高齢者向け住宅
あんじゅ三浦海岸

こちらは 神奈川県三浦市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 神奈川県三浦市 ですか?

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