入居前はどのような状況でしたか?
母が85歳の時のことでした。もともと糖尿病を患っており、インスリン注射が欠かせない生活を送っていました。それに加え、少しずつ認知症の症状も現れ始め、物忘れが多くなったり、人の顔が分からなくなったりすることが増えてきたのです。だんだんと車椅子での生活が中心になり、私たち家族も同居して介護を続けていました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
在宅での介護を続ける中で、特にインスリン注射といった医療的なケアが家族の負担になってきたのが正直なところです。そんな折、日頃から相談に乗っていただいていたケアマネージャーさんから専門の紹介会社さんを教えていただき、本格的に施設探しを始めることにしました。私たちにとって絶対の条件は、インスリン注射という医療行為に対応できる施設であることでした。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
母は認知症が進んでいたこともあり、施設に入ること自体への抵抗は特に見せませんでした。そのため、幸いにも、入居を決断する際に母を説得するような大きな葛藤はありませんでした。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学させていただいた際に、施設に対して特に不安に思ったことはありませんでした。