入居前はどのような状況でしたか?
母は、父と私の姉家族と一緒に自宅で暮らしていました。
もともと母は、過去に脳梗塞を患った経験があったり、バセドウ病や高血圧といった病気も持っていました。ただ、幸い脳梗塞の後遺症などはなく、なんとか自宅での生活を送っていました。しかし、大腸がんが判明する少し前から体調を崩すことが増え、入居を検討する頃には本人の歩く意欲もあまりなく、ほとんど車椅子で過ごすような状態になっていました。認知症の症状はありませんでした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを始めた直接のきっかけは、母に大腸がんのステージ4が見つかったことです。検査で病状がわかった時には、すでに在宅での生活を続けるのが難しい状態になっていました。
母自身が積極的な治療を希望しなかったこと、そして医師からも、残された時間はそう長くないだろうというお話があったことから、穏やかな最期を迎えられる場所を探すことになりました。
そうなると、やはり医療的なケアが受けられるナーシングホームが適切だろうと考え、施設探しを始めました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
ちょうど新規でオープンしたばかりだったようで、キャンペーンなども行っていました。そのため、建物がとても新しく、綺麗だったという印象が強く残っています。他のナーシングホームと比べて特別に何かが違うというわけではありませんでしたが、新しいというだけで清潔感があり、見学の際に特に不安に感じるような点はありませんでした。