音楽好きの心を潤した、生のピアノ演奏会
施設にはピアノが置かれていて、演奏会が開かれる時間がありました。音楽が大好きだったおば様は、この時間を何よりの楽しみにしていて、「今日はピアノを聴いたのよ」と嬉しそうに話してくれました。ただ身の回りのお世話をしていただくだけでなく、こうした心の潤いとなる時間を提供していただけたことは、本当にありがたかったです。
選べる食事で「食べる楽しみ」が継続
毎日の食事も美味しくいただいていたようですが、特に「選べるメニュー」があったのが良かったです。月に何度か、鰻などの特別なメニューを自分で選んで注文できる機会がありました。90歳を過ぎても「今日はこれを食べよう」という楽しみを持ち続けられたのは、スタッフの方々のきめ細やかな工夫のおかげです。
「プロが見守ってくれる」という絶大な安心感
私が一番安心できたのは、24時間体制で見守っていただけることでした。一人暮らしの時は、夜中に何かあってもすぐには駆けつけられません。その不安から解放されたのは、精神的にとても大きなことでした。定期的に往診に来てくださるお医者様もいて、健康面でも万全の体制が整っていました。介護のプロの方々が常にそばにいてくださる、という事実は何物にも代えがたい安心材料でした。
いつでも会える、開かれた雰囲気
面会はとても自由で、こちらが会いたいと思った時に、ほとんどいつでも顔を見に行くことができました。また、月に1〜2回は家族も一緒に参加できるレクリエーションが企画されており、スタッフの方々の働きぶりを間近で見ることができましたし、おば様が他の方とどう関わっているのかを知る良い機会になりました。プロの目で見守られながら、社会的な繋がりも維持できる環境は理想的でした。
信頼に繋がった、徹底したプライバシー管理
入居後に偶然、ご近所のお知り合いも同じ施設にいることが分かったのですが、お会いするにはご家族の許可が必要でした。同じ建物にいながらすぐには会えないことに最初は少し驚きましたが、それだけ一人ひとりのプライバシーを厳格に守られている証拠だと感じました。こうした細やかな配慮が、施設全体への信頼感に繋がったと思います。