活気と明るさに満ちた、開放的な施設の雰囲気
この施設の好きなところは、とにかく「雰囲気」が良いことですね。中庭を囲むように廊下が設計されているので、どこにいても明るくて開放感があるんです。施設全体が手入れの行き届いた清潔な空間で、職員の方々もいつも明るく挨拶してくれますし、廊下を行き交う人も多くて、施設全体にすごく活気があるように感じます。
父にとってもこの明るい廊下や食堂で他の人と関わったり、活気のある雰囲気を感じたりすることが、良い刺激になっているんじゃないかなと思っています。
父の状態に合わせた、きめ細やかな食事の配慮
食事面での配慮が本当にきめ細かいことにも、いつも驚かされています。入居当初、父は普通食をいただいていたんですが、スタッフの方が日々の食事の様子を注意深く見てくださっていて。「最近、少し飲み込みづらそうなので、刻み食に変えてみましょうか」と提案してくれたんです。
すごいのは、それで終わりじゃないところですね。「やはり自分の歯で噛むことは脳への刺激にもなりますから」と、父の状態が少し良い日には、また普通食に戻してみるなどの工夫をしてくれるんです。全員に同じ対応をするのではなく、父個人のその時々の状態に合わせて、一番良い形を常に考えてくれる。その姿勢に、プロの仕事と温かい眼差しを感じます。
専門性の高いケアがもたらす、家族の大きな安心感
トイレの介助や週2回のお風呂への入浴など、ADLが低下していく父への身体的なケアは、本当に頭が下がる思いです。専門的なケアを、嫌な顔一つせず丁寧に行ってくださる。車椅子になった人をトイレに連れて行ったり、お風呂に入れたりすることが、どれだけ大変なことか。本当に感謝しかありません。
父の尊厳を守りながら、専門的な知識と技術で日々の生活を支えてくださっている。その絶対的な安心感こそが、この施設を選んで得られた最大の価値だと思っています。義理の父がお世話になっている施設と比べても、費用は少し安いのに、これだけ手厚いケアを受けられている。そう考えると、コストパフォーマンスも非常に高いと感じていますね。