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はなことば足柄
に93歳・男性・要介護3で入居中の方へのインタビュー

取材日:2025/06/15
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

93歳・ 男性
要介護3
物忘れ
見守り、 手引/伝い歩き
アルツハイマー型認知症
自宅(同居)
認知症の進行による危険行為や家での頻繁な転倒
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/06 〜 2024/07
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
リビングケア唯の郷 南足柄見学
はなことば足柄入居
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入居前に抱えていた問題

入居前の状況

父の施設入居を考え始めた一番のきっかけは、やっぱり認知症の進行ですね 私と父の二人暮らしだったんです。私が日中仕事で家を空けている間に、一人でいる父の行動が日に日に危なっかしくなっていきました。帰宅すると、電気ポットがガスコンロの上に置いてあったり、冷蔵庫から色々出したり、訳も分からず芋をただひたすら刻んで鍋に入れていたり…。幸い大事には至りませんでしたが、いつ火の不始末に繋がるかと、気が気ではありませんでした。 外に出たりはなかったんですが、家の中でも安心はできなくて。気づけば体のあちこちにあざを作っているんです。どうやら頻繁に転んでいるようでした。顔や腕に青あざができているのを見るたびに、胸が痛みましたね。 対策としてガスの元栓を閉めたり、父が勝手に食べ物を出してしまわないように冷蔵庫にチェーンを巻いて鍵をかけたりと、試行錯誤の日々でした。

施設探しを始めたきっかけ

そんな状況が続き、これはもう昼間も誰かがずっと見ていてくれる環境に移らなければしょうがないなという感じでした。そこで去年、脳神経外科で正式に認知症の診断を受け、市に要介護認定を申請しました。要介護3の認定が下りたタイミングで、本格的に施設探しへと舵を切ったんです。

入居後の変化

入居後の変化

入居してからの父は、加齢もあってか徐々に歩くことが難しくなり、今では車椅子での生活が中心です。 ただ、施設では本当に良くしてもらっています。日中は、他の入居者の皆さんと一緒に食堂で過ごさせてもらえることが多いんです。常にスタッフの方の目が行き届く場所にいさせてもらえるので、在宅時に抱えていた「一人でいる間に何か起きるんじゃないか」という不安は、すっかりなくなりました。 ちょうど入居後に中庭が綺麗なウッドデッキに改装されて。天気の良い日には、車椅子に乗った父をそこに連れ出して、一緒に外の空気を吸うこともあります。また、施設内でのイベントが充実しているのも良い点ですね。変わらない日々というよりは、月々の企画でいろいろと刺激がある。父にとっても良いことだと感じています。 それに、面会の自由度が高いのも本当に助かっています。だいたい朝9時半から夕方5時頃までなら、特に厳しい制限もなく「毎日いつ行っても大丈夫」なので、自宅から近いこともあって、思い立った時にふらっと顔を見に行ける。この気軽さが、私自身の安心にも繋がっていますね。

見学時の不安は解消したか

実際に見学に訪れた今の施設が、自宅から非常に近い場所だったんです。それに、義理の父がいる施設とも都合が良い位置関係で、車で両方の施設を回りやすい。そういう意味で、このロケーションは「いいかな」と思い、決める上での大きなポイントになりました。 もちろん、決め手はそれだけではありません。見学で対応してくださった職員の方々が、とても丁寧に話を聞いてくださったんです。こちらの状況を親身に理解しようとしてくれる姿勢に、まずホッとしました。 建物自体が中庭を囲うように建てられていて、とても開放感があったのも印象的です。お部屋も広々としていて、トイレが完備されているといった条件をクリアしていました。ロケーション、人、そして環境。すべてを自分の目で見て、「ここなら父を任せられるな」と、直感的に思えましたね。
空室や料金、入居条件を確認したい方は

はなことば足柄を選んだ理由

活気と明るさに満ちた、開放的な施設の雰囲気

この施設の好きなところは、とにかく「雰囲気」が良いことですね。中庭を囲むように廊下が設計されているので、どこにいても明るくて開放感があるんです。施設全体が手入れの行き届いた清潔な空間で、職員の方々もいつも明るく挨拶してくれますし、廊下を行き交う人も多くて、施設全体にすごく活気があるように感じます。 父にとってもこの明るい廊下や食堂で他の人と関わったり、活気のある雰囲気を感じたりすることが、良い刺激になっているんじゃないかなと思っています。

父の状態に合わせた、きめ細やかな食事の配慮

食事面での配慮が本当にきめ細かいことにも、いつも驚かされています。入居当初、父は普通食をいただいていたんですが、スタッフの方が日々の食事の様子を注意深く見てくださっていて。「最近、少し飲み込みづらそうなので、刻み食に変えてみましょうか」と提案してくれたんです。 すごいのは、それで終わりじゃないところですね。「やはり自分の歯で噛むことは脳への刺激にもなりますから」と、父の状態が少し良い日には、また普通食に戻してみるなどの工夫をしてくれるんです。全員に同じ対応をするのではなく、父個人のその時々の状態に合わせて、一番良い形を常に考えてくれる。その姿勢に、プロの仕事と温かい眼差しを感じます。

専門性の高いケアがもたらす、家族の大きな安心感

トイレの介助や週2回のお風呂への入浴など、ADLが低下していく父への身体的なケアは、本当に頭が下がる思いです。専門的なケアを、嫌な顔一つせず丁寧に行ってくださる。車椅子になった人をトイレに連れて行ったり、お風呂に入れたりすることが、どれだけ大変なことか。本当に感謝しかありません。 父の尊厳を守りながら、専門的な知識と技術で日々の生活を支えてくださっている。その絶対的な安心感こそが、この施設を選んで得られた最大の価値だと思っています。義理の父がお世話になっている施設と比べても、費用は少し安いのに、これだけ手厚いケアを受けられている。そう考えると、コストパフォーマンスも非常に高いと感じていますね。

退去検討理由・入居後のギャップ

退去検討理由

「強いて言うなら」という話ですが、もう少し歩行訓練のようなものをビシバシやってもらえていたら、父はまだ少し歩けていたのかな、なんて思ってしまうこともあります。 ただ、これは決して施設を責めているわけではないんです。歳だからしょうがない、といわれると納得する部分もあります。むしろ、車椅子生活になった父を、本当に手厚く見ていただいているので。本当に感謝しかないですね。
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はなことば足柄
介護付き有料老人ホーム
標準
プラン
月額19.5万円
(入居金30万円〜)
入居金0
プラン
-
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取材して

認知症のお父様との二人暮らしの中で、安全を守るために試行錯誤されてきた日々のお話を、冷静に、そして淡々と語ってくださったのが非常に印象的でした。冷蔵庫にチェーンを巻かざるを得なかったというエピソードからは、在宅介護の限界と、ご本人の葛藤がひしひしと伝わってきました。専門職の方々によるきめ細やかなケアへの深い感謝と信頼が、言葉の端々から感じられ、「家族だけでは到底支えきれなかった」という言葉に、その想いが集約されているように思います。今回の体験談は、介護に直面するご家族が、何を大切に施設を選ぶべきか、その一つの答えを示してくれているのではないでしょうか。
取材日:2025/06/15
執筆者:岸川京子

入居した施設について

閲覧済

はなことば足柄

プラウドライフ株式会社介護付き有料老人ホーム
はなことば足柄

こちらは 神奈川県南足柄市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 神奈川県南足柄市 ですか?

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3.8
良かった点職員が家族にも笑顔で対応
いつも笑顔で患者にはもちろん、家族に対してもニコニコと対応してくれたので、印象は大変良いです。 比較的新しい設備や清掃が行き届いていたのか、綺麗であった印象がある。特段不満はなかった。 続きを見る
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