父が喜ぶ、日々の美味しい食事
父が「ここのご飯は美味しいんだよ」って嬉しそうに話してくれること。それが、私たちがこの施設を選んで本当に良かったと思える理由の一つなんですよね。
こちらでは、施設の中の厨房で3食ぜんぶ手作りされているそうで、いつでも温かいものを出してくださるんです。最近は何でも値段が上がっていて、食事の準備も大変だと思うんですけど、それでも美味しい食事を工夫して出してくださっているのには、本当に頭が下がります。父は3度の食事をすごく楽しみにしていて、朝ごはんはパンかご飯か選べるんですけど、いつも決まってパンを選んでいるみたいです。そういうちょっとしたことでも、自分で選べるっていうのが父には嬉しいんでしょうね。
それに、食器にもこだわりを感じるんです。プラスチックじゃなくて、瀬戸物の、ちょっとお洒落な感じのデザインの器で出してくれるので、なんだか普通のレストランか小さな旅館で食事をしているみたいな気分になれるのも、いいなあって思っています。
そして、クリスマスとかお正月、七夕みたいな行事の日には、特別なメニューが登場するのも楽しみの一つです。これは別料金になるんですけどね。立派なお刺身が出たり、時にはステーキがメインになったりもするそうで、父もそれをすごく喜んでいます。やっぱり、美味しい食事っていうのは、毎日の生活の質をぐっと上げてくれる大事な要素なんだなあって、改めて感じています。
日々の生活を見守る安心の体制
スタッフの方々は、本当に一生懸命、父のお世話をしてくださっているなあと感じますね。特に、看護師の方々は、私たちが入居した時からずっと変わらないメンバーがいらっしゃって、皆さんもう顔なじみなんです。父にも親しく声をかけてくださるので、すごく助かっています。介護士さんの中には、時々メンバーが変わることもありますけど、医療的なケアの中心になる看護師さんが常にいてくれるのは、安心感が大きいです。
夜の体制も心配いりません。夜勤のスタッフさんの人数は日中に比べると少ないみたいですけど、ベッドから本人が離れるとセンサーが感知してスタッフステーションに知らせる、見守りシステムが入っているんです。人の目だけではどうしても行き届きにくいところを機械で補って、でも最後は人の手でちゃんとケアをしてくれるっていうのは、すごく心強いですよね。
入居者を楽しませる多彩な行事と家族への細やかな情報共有
父自身はあまり積極的に参加はしていませんが、施設では本当に色々なレクリエーションとか行事を企画してくださっているんです。ゲームとか体操、書道みたいな普段からあるものから、盆踊りとか運動会、ボーリング大会やカラオケ大会みたいな季節の大きなイベントまであるみたいですよ。
そして、私たち家族にとって嬉しいのは、施設からの連絡とか情報共有がすごく丁寧なことなんです。毎月、その月の行事予定が書かれたプリントを配ってくださいます。行事の時にはスタッフさんが入居者の方々の写真をたくさん撮ってくれて、面会に行った時に家族が見られるように共有スペースに貼ってくださったり、行事の予定が書かれたプリントと一緒に、父が写っている写真をくださるんです。写真の中で穏やかな顔をしている父を見ると、「ああ、温かく見守ってもらってるんだな」って実感できて、私たち家族も自然と嬉しくなります。
施設内で受けられる充実した医療・ケアサービス
医療の面でも、2週間に1度、提携しているお医者様が往診に来てくださいますし、歯医者さんも定期的に訪問してくださいます。おかげさまで、父は今のところ内臓も特に悪いところはなくて、元気に過ごしています。
爪切りもやっていただけますし、父は別料金にはなりますけど週に4回、訪問のマッサージをお願いしていて、それがすごく気に入っているみたいです。他にも、希望すれば鍼治療とか顔のマッサージ、それから床屋さんや髭剃りなんかも施設の中で手配してもらえるので、ほとんどのケアが施設の中で済んじゃうっていうのは、家族としてもすごく助かっています。新しい施設なので建物の中が隅々まで綺麗なことと、プライバシーが守られる個室だっていうのも、父にとっては居心地がいいみたいですね。