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アミカの郷津田沼
に94歳・男性・要介護3で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/05/29
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

94歳・ 男性
要介護3
症状なし
杖、 手引/伝い歩き
症状なし
自宅(独居)
転倒の不安、24時間見守りに限界を感じたこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2023/01 〜 2023/10
見学をした施設:1件

見学した施設

施設名見学/入居
アミカの郷津田沼入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

父は以前、ひとりで暮らしていたんです。年を重ねるにつれてだんだんと足が悪くなってきて、見ているこっちも「もし転んだりして骨折でもしたら大変だな…」って、ひとりで過ごさせることに大きな不安を感じるようになっていました。私たち家族も、24時間ずっとそばにいて見守ることは現実的に難しくて、正直なところ「もう限界かもしれないな」と感じていたんですよね。

施設探しを始めたきっかけ

実は、施設入居を考える前にデイサービスも試してみたんですけど、父はあまり気が進まないみたいで、当日になると「やっぱり行かない」って言い出すこともちょくちょくありました。そんな時に、本当にたまたまなんですけど、自宅のすぐそばと言えるくらいの距離に、新しい施設ができることを知ったんです。この近さが、施設探しを本格的に考える大きなきっかけになりました。

入居決断時の葛藤・罪悪感

父に施設に入ってもらうということについては、最初、父自身が抵抗していましたね。デイサービスも行きたがらなかったくらいですから。一方で、私たち家族としては、一緒に住んであげられないことに対して、やっぱり申し訳ないなっていう気持ちがずっとありました。父も高齢ですし、家族としてできる限りのことはしてあげたい。でも、現実には24時間体制での介護は難しい…。その板挟みで、本当に悩みました。 施設を探すにあたっては、インターネットでも色々と情報を集めましたが、実際に見学に足を運んだのは、この施設だけなんです。 もちろん、父に施設の話をしても、最初は寂しさからか、なかなか首を縦に振ってはくれませんでした。私たちは「やはりずっと一人でいるのも大変だから、近くにこんないい施設ができたから、一度私たちが見学してくるね」と伝え、まず私たち家族が見学に行ったんです。新しい施設だったのでとても綺麗でしたし、何より家から近いのが魅力でした。その良さを父に何度も伝えて、少しずつ父の気持ちも動いてくれたように思います。

入居後の変化

入居後の変化

お世話になり始めてからも、父は時々「やっぱり寂しいなあ」「家に帰りたいよ」なんて本音を漏らすことがあります。特に、うちで可愛がっていた猫のことになると、本当に会いたくてたまらないみたいで、その話は面会に行くたびに出ますね。年に数回、外出の時に会えるくらいなので、もうちょっと会わせてあげられたらなあって、いつも思っています。 施設では毎日、色々なレクリエーションを企画してくださっているみたいです。でも、父はもともと大勢で何かをするのがあまり得意な方じゃないので、そういう活動にはほとんど参加していないみたいですね。自分の部屋でゆっくりテレビを見ている方が落ち着くみたいで、お散歩にも絶対行かないんですよね(笑)。でも、施設の方が無理強いするわけでもなく、父のそういう性格をきちんと分かって尊重してくださっているのが、本当にありがたいなと思っています。 私たち家族にしてみれば、こちらにお願いしてからは、気持ちの面ですごく楽になりましたし、安心して毎日を過ごせるようになりました。「何かあったらどうしよう」っていう心配はなくなりましたし、専門のスタッフの方々が24時間見ていてくださるっていうのは、何物にも代えがたい安心感ですね。家で私たちだけで介護を続けることには限界がありましたけど、今はその負担を少し減らすことができて、父との関係も前より穏やかになったような気がします。 家が近いので、最低でも週に1回は父の顔を見に行っていますし、入居した時からお世話になっているからか、面会時間もわりと融通を利かせてもらっていて、ゆっくり父と過ごせています。

アミカの郷津田沼を選んだ理由

父が喜ぶ、日々の美味しい食事

父が「ここのご飯は美味しいんだよ」って嬉しそうに話してくれること。それが、私たちがこの施設を選んで本当に良かったと思える理由の一つなんですよね。 こちらでは、施設の中の厨房で3食ぜんぶ手作りされているそうで、いつでも温かいものを出してくださるんです。最近は何でも値段が上がっていて、食事の準備も大変だと思うんですけど、それでも美味しい食事を工夫して出してくださっているのには、本当に頭が下がります。父は3度の食事をすごく楽しみにしていて、朝ごはんはパンかご飯か選べるんですけど、いつも決まってパンを選んでいるみたいです。そういうちょっとしたことでも、自分で選べるっていうのが父には嬉しいんでしょうね。 それに、食器にもこだわりを感じるんです。プラスチックじゃなくて、瀬戸物の、ちょっとお洒落な感じのデザインの器で出してくれるので、なんだか普通のレストランか小さな旅館で食事をしているみたいな気分になれるのも、いいなあって思っています。 そして、クリスマスとかお正月、七夕みたいな行事の日には、特別なメニューが登場するのも楽しみの一つです。これは別料金になるんですけどね。立派なお刺身が出たり、時にはステーキがメインになったりもするそうで、父もそれをすごく喜んでいます。やっぱり、美味しい食事っていうのは、毎日の生活の質をぐっと上げてくれる大事な要素なんだなあって、改めて感じています。

日々の生活を見守る安心の体制

スタッフの方々は、本当に一生懸命、父のお世話をしてくださっているなあと感じますね。特に、看護師の方々は、私たちが入居した時からずっと変わらないメンバーがいらっしゃって、皆さんもう顔なじみなんです。父にも親しく声をかけてくださるので、すごく助かっています。介護士さんの中には、時々メンバーが変わることもありますけど、医療的なケアの中心になる看護師さんが常にいてくれるのは、安心感が大きいです。 夜の体制も心配いりません。夜勤のスタッフさんの人数は日中に比べると少ないみたいですけど、ベッドから本人が離れるとセンサーが感知してスタッフステーションに知らせる、見守りシステムが入っているんです。人の目だけではどうしても行き届きにくいところを機械で補って、でも最後は人の手でちゃんとケアをしてくれるっていうのは、すごく心強いですよね。

入居者を楽しませる多彩な行事と家族への細やかな情報共有

父自身はあまり積極的に参加はしていませんが、施設では本当に色々なレクリエーションとか行事を企画してくださっているんです。ゲームとか体操、書道みたいな普段からあるものから、盆踊りとか運動会、ボーリング大会やカラオケ大会みたいな季節の大きなイベントまであるみたいですよ。 そして、私たち家族にとって嬉しいのは、施設からの連絡とか情報共有がすごく丁寧なことなんです。毎月、その月の行事予定が書かれたプリントを配ってくださいます。行事の時にはスタッフさんが入居者の方々の写真をたくさん撮ってくれて、面会に行った時に家族が見られるように共有スペースに貼ってくださったり、行事の予定が書かれたプリントと一緒に、父が写っている写真をくださるんです。写真の中で穏やかな顔をしている父を見ると、「ああ、温かく見守ってもらってるんだな」って実感できて、私たち家族も自然と嬉しくなります。

施設内で受けられる充実した医療・ケアサービス

医療の面でも、2週間に1度、提携しているお医者様が往診に来てくださいますし、歯医者さんも定期的に訪問してくださいます。おかげさまで、父は今のところ内臓も特に悪いところはなくて、元気に過ごしています。 爪切りもやっていただけますし、父は別料金にはなりますけど週に4回、訪問のマッサージをお願いしていて、それがすごく気に入っているみたいです。他にも、希望すれば鍼治療とか顔のマッサージ、それから床屋さんや髭剃りなんかも施設の中で手配してもらえるので、ほとんどのケアが施設の中で済んじゃうっていうのは、家族としてもすごく助かっています。新しい施設なので建物の中が隅々まで綺麗なことと、プライバシーが守られる個室だっていうのも、父にとっては居心地がいいみたいですね。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

入居する時にちょっと「あれ?」って思ったのは、もし父が専門的な治療で外の病院にかかる必要がある場合、その付き添いは基本的には家族がするっていう点でした。私たちの勝手な思い込みだったのかもしれないですけど、てっきりそういうのも施設の方で全部やってもらえるものとばかり思っていたんですよね。ただ、ありがたいことに、今のところ父は定期的な往診以外で病院にかかるようなことにはなっていないので、実際に困ったことにはなっていません。

改善点

父はお風呂が好きなので、本当は毎日でも入りたがっているんですけど、施設での入浴は週に2回と決まっているんです。そこは父にとってはちょっと物足りないみたいですね。ただ、安全な機械のお風呂で丁寧に入れてもらっているので、その点は安心しています。 あとはやっぱり、人手の問題でしょうか。父も「人手が足りないみたいで、なかなか話し相手に来てもらえないんだよ」なんて、寂しそうに言うことがあるんです。スタッフの皆さんがいつも忙しそうにしているのは私たちも見ていて分かりますし、一生懸命やってくださっているのも伝わってくるんですけど、これはどこの施設も同じような課題を抱えているのかもしれませんけどね。
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アミカの郷津田沼
介護付き有料老人ホーム
標準
プラン
月額22万円
(入居金31万円〜)
入居金0
プラン
-
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取材して

今回お話を伺った娘様からは、お父様への深い愛情と、現在お世話になっている施設への心からの感謝の気持ちが、言葉の端々からまっすぐに伝わってきました。お父様が新しい環境に戸惑いを感じながらも、美味しい食事やスタッフの方々の温かい声かけに支えられ、日々穏やかに過ごされているご様子が目に浮かぶようでした。 「食事が本当に美味しいんです」「食器も素敵なんですよ」と嬉しそうにお話しされる言葉からは、施設側の細やかな心遣いと、それを受け取るご家族の純粋な喜びがストレートに感じられて、印象的でした。 今回の貴重な体験談が、今まさに介護施設の利用を検討されている多くのご家族にとって、少しでもお役に立てることを心より願っております。
取材日:2025/05/29
執筆者:岸川京子

入居した施設について

満室
2.8
2025/06/11更新

アミカの郷津田沼

介護付き有料老人ホーム
千葉県習志野市藤崎
新津田沼駅から 徒歩14分
標準プラン
月額 /22万円
入居金 /31万円
入居金ゼロ
プラン
-
アミカの郷津田沼の外観の写真
アミカの郷津田沼の居室内設備の写真
アミカの郷津田沼の屋内共用部の写真
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アミカの郷津田沼

こちらは 千葉県習志野市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 千葉県習志野市 ですか?

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