入居前の状況
もともと母は、とあるリハビリ施設にお世話になっていました。
施設探しを始めたきっかけ
しかし、そこにはいられる期間が決まっており、退去の時期が目前に迫っていました。急いで次の住まいを探さなければならない、というのが施設探しを始めたきっかけです。
入居決断時の葛藤・罪悪感
ただ一つ、正直に申し上げて、見学時にネックに感じたのは料金面でした。
職員の方から料金体系についてご説明いただいたのですが、その金額は、私が当初想定していたよりも、かなり高めでした。基本料金だけでも安くはないのですが、それに加えて、母が必要とするサービスを追加していくと、さらに料金が加算されていく仕組みです。
もちろん、手厚い介護を受けられるのですから、それ相応の費用がかかるのは当然です。頭では理解していても、すぐには「はい、お願いします」とは言えない金額でした。「こんなにかかるものなのか…」と、少し戸惑ったのを覚えています。
ですが、母の今後の生活を考え、施設の環境やスタッフの方の対応の良さなどを総合的に判断し、「まあ、これくらいは必要な費用なのだろう」と、自分を納得させていきました。今振り返れば、この時の決断は間違っていなかったと思っています。
見学時の施設に対する不安
時間的な余裕がない中、いくつかの施設を検討し、見学に行きました。その中で出会ったのが、今お世話になっている「」です。
見学に訪れた時の第一印象は、「とても良い施設だな」というポジティブなものでした。
建物は新築のようにきれいで清潔感がありました。中に入ると、共有スペースや食堂も広々としていて、開放的な雰囲気がとても気に入りました。特に食堂は1階と2階に分かれているそうで、入居者の方がゆったりと過ごせるような工夫がされている点も良いなと感じました。他の施設もいくつか見ましたが、その中でも特に広く、ゆとりある空間だと感じましたね。