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アルプスの杜かみみぞ
に79歳・女性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/06/06
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

79歳・ 女性
要介護1
物忘れ
自立
症状なし
自宅(独居)
軽い認知症が進行し、一人暮らしに限界を感じたこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2023/08 〜 2023/11
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
ピアホーム相模原見学
アルプスの杜かみみぞ入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

母はもともと一人で暮らしていたのですが、少しずつ認知症の症状が見られるようになりました。次第に買い物や外出といった、ごく普通の日常生活ですら一人でおこなうのが難しくなっていったんです。「これはもう、一人暮らしは限界かもしれない」そう感じました。

施設探しを始めたきっかけ

実は、以前利用していたデイサービスのケアマネージャーさんにも施設探しの相談はしていました。ですが、やり取りをする中で、どうも信頼関係を築くのが難しいと感じることがあり…。「これは自分たちで動いた方が良いかもしれない」と思ったのが、自分たちで施設探しを始めるきっかけでした。

入居決断時の葛藤・罪悪感

正直に言うと罪悪感や葛藤はあまりありませんでした。むしろ、一人で暮らさせている状況の方が、何かと心配で…。一人ではできないことが増えていく母をサポートするのも大変でしたし、何より母自身の安全が一番気がかりでした。ですから、「早く安心できる場所で、安全な暮らしを送ってほしい」という気持ちの方が強かったですね。施設への入居が決まったときは、むしろ「良かった」と胸をなでおろしたのを覚えています。

入居後の変化

入居後の変化

母本人も、入居を拒否するようなことは特にありませんでした。ただ、やはり環境の変化は大きかったのでしょう。入居してすぐの頃は、軽い認知症の影響もあってか「家に帰りたい」「どうしてここにいるの?」という問いかけが数日続きました。ですが、それも長くは続かず、比較的すんなりと新しい環境に馴染んでくれたように思います。 今では、日中はテレビのある広い共有スペースで、他の入居者さんたちと一緒に過ごすことが多いようです。一番の変化は、母から不安を口にすることがなくなったことですね。「帰りたい」といった言葉は一切なくなり、落ち着いて暮らせているんだなと、その様子から伝わってきます。その姿を見ていると、私たち家族も「この選択をして本当に良かった」と心から安心できます。

アルプスの杜かみみぞを選んだ理由

スタッフの方々の温かく、親切な対応が一番の安心材料

この施設に決めて本当に良かったと感じる一番の理由は、スタッフの方々の存在です。見学の時から感じていましたが、とにかく親切な方ばかりで、本当に良くしていただいています。 入居している母に対してはもちろん、面会に訪れる私たち家族に対しても、いつも丁寧に対応してくださいます。忙しい中でも、その姿勢が変わらないことに、どれだけ救われているか分かりません。正直、ケアマネージャーさんとの連携には少し不満を感じる部分もあるのですが、日々の生活で一番母と接してくださる現場のスタッフの方々を信頼できる。それが、私たち家族にとって何よりの精神的な支えになっています。母が穏やかに過ごせているのも、この方々のケアがあってこそだと感じています。

医療・介護体制が充実した、衛生的で安定感のある運営

いくつか見学した中で、この施設は特に衛生的で、全体的に清潔感が保たれているのが印象的でした。また、規模が大きく、施設全体の運営がしっかりしているという雰囲気も感じ取れました。 特に注目したのは、「人の雰囲気」です。スタッフの方々が忙しそうに走り回っている様子がなく、落ち着いた空気が流れていました。この人手不足感のなさは、ケアの質に直結する部分だと思ったので、大きな安心材料でした。加えて、訪問診療の体制が整っていたり、日中は看護師さんが常駐してくださっていたりと、いざという時の医療・介護体制が充実している点も、この施設に決めた大きなポイントです。そのしっかりした印象は、入居後も全く変わっていません。

日中の居場所と、家族との繋がりを大切にする環境

この施設では、日中は常に人の気配がある広い共有スペースで過ごすことができます。他の入居者様と同じ空間で穏やかに過ごせる居場所があることが、母の精神的な安定に繋がり、「帰りたい」と言わなくなった要因のひとつだと感じています。 加えて、私たち家族との面会についても比較的自由です。以前は感染症対策で居室でなく大広間で、時間にも制限がありましたが、今は解除されています。いつでも顔を見に行けるという安心感が、母だけでなく私たち家族の支えにもなっています。母の体力を考え、私たちの方で15分から20分ほどの短い時間にしていますが、そうした配慮もしっかりと汲み取ってくださいます。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

改善点

入居してみて、現実的な課題も見えてきました。 一つは、ケアマネージャーさんとの連携です。とにかく多忙な方なのが見て取れるので、施設に行ってもほとんどお会いできませんし、ゆっくり話せるような雰囲気ではありません。計画書なども事務的に交わされるだけで、もう少し家族とコミュニケーションを取っていただけると、何かあった時に相談しやすいのに…と感じることはあります。 費用の問題です。母の施設の利用料が本当にギリギリで、全く余裕がない「綱渡り」の状態なんです。今後、物価が上がったり、母の状態が変化して追加のケアが必要になったりした時に、支払いを続けていけるだろうか…という不安は常にあります。
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対象
アルプスの杜かみみぞの写真
アルプスの杜かみみぞ
介護付き有料老人ホーム
標準
プラン
-
入居金0
プラン
月額19万円
(入居金0万円〜)
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取材して

今回は、お母様が施設に入居されているご子息様にお話を伺いました。電話口での落ち着いた語り口から、現状を冷静に見つめ、お母様にとっての最善を考えてこられたことが深く伝わってきました。 特に印象的だったのは、「罪悪感はなかった」というお言葉です。不安な一人暮らしを続けさせるよりも、プロのいる安全な環境に移ってもらうことの方が、親子双方にとって良い選択だと確信されていたからこその言葉だと感じます。 現場のスタッフの方々への深い感謝がある一方で、ケアマネとの連携など、非常にリアルな課題についても率直にお話しいただきました。この記事が、同じように様々な事情を抱えながら施設を探している方々にとって、一つの道しるべとなれば幸いです。
取材日:2025/06/06
執筆者:岸川京子

入居した施設について

満室
4.0
2025/06/05更新

アルプスの杜かみみぞ

介護付き有料老人ホーム
神奈川県相模原市中央区上溝
上溝駅から 徒歩9分
標準プラン
-
入居金ゼロ
プラン
月額 /19万円
入居金 /0万円
アルプスの杜かみみぞの外観の写真
アルプスの杜かみみぞの居室内設備の写真
アルプスの杜かみみぞの屋内共用部の写真
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アルプスの杜かみみぞ

こちらは 神奈川県相模原市中央区 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 神奈川県相模原市中央区 ですか?

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