入居前はどのような状況でしたか?
母は入居当時91歳で、要介護2の認定を受けていました。
体は元気で、杖などを使わずに自分の足で歩ける状態でしたし、入居の時点では認知症の診断も受けていませんでした。
特別な医療ケアが必要な持病もありませんでした。
入居前は、同じ敷地内にある母屋で一人暮らしをしており、すぐ近くの離れには私の弟が住んでいるという環境でした。
私自身、介護というのは素人が簡単にできるものではないと考えていましたし、いずれは誰もが通る道だと捉えていましたので、専門の方にお願いするという選択肢はごく自然なことだと感じていました。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
本格的に施設探しを始めたのは、入居する1ヶ月半ほど前です。
きっかけは、担当のケアマネージャーさんからの推薦でした。
実は当初、別の施設と契約しようかと考えていたのですが、ケアマネージャーさんから「木下の介護さんのほうが良いですよ」とアドバイスをいただき、こちらの施設を検討することにしました。
幸いにもすぐに入れる空きがあったため、見学してから実際に決めるまでは1〜2週間ほどだったと思います。
非常にスムーズに話が進みました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
母を施設に入れることについて、正直なところ、私自身に大きな葛藤や罪悪感といったものはありませんでした。
いずれは誰もがお世話になる道だと考えていたからです。
ただ、もちろん入居したばかりの頃は、母から「家に帰りたい」「タクシーを呼んでほしい」といった電話がかかってくることもありました。
そのたびに電話口でなだめるようなやり取りが続きましたが、それも最初のうちだけでした。
時間が経つにつれてそういった連絡の頻度は少しずつ減っていき、母が新しい生活に慣れていってくれているのを感じました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学をさせていただいた際に、特に不安に感じた点や気になることはありませんでした。
施設の中はきれいで、職員の方の雰囲気も良く、とても良い印象を受けました。
よく施設の口コミなどで、食事が合わないとか、お部屋にトイレがなくて不便だといった話を聞くことがありますが、こちらの施設は個室にトイレが完備されていましたし、食事についても、入居後に母が「美味しい」と話していたので、見学の時点で心配していたことは何もありませんでした。