充実した医療連携と24時間体制の安心感
入居前から複数の病気を抱えていた母にとって、医療体制が整っていることは施設選びの絶対条件でした。この施設は、提携している訪問医療の先生が24時間365日、緊急時に対応してくださるという点が大きな安心材料でした。実際、入居後に肺に水が溜まって苦しくなった時も、すぐに先生が駆けつけて酸素吸入器を手配してくださいました。
日中は看護師さんが常駐し、夜間も介護士さんが2時間おきに見回りをしてくださるので、自宅で介護していた頃の「いつ何が起こるか」という不安から解放されました。最期を施設で穏やかに看取っていただけたのも、この手厚い医療連携のおかげだと感謝しています。
心に寄り添ってくれたケアマネージャーさんの言葉
施設のケアマネージャーさんが、本当に親身な方でした。母は昔のことは鮮明に覚えていて、気分が良いと若い頃の話などをよくしていたのですが、ケアマネージャーさんは忙しい中でもいつも優しく耳を傾けてくださったそうです。母が亡くなった後、その方から「最後までプライドを持って生活していらっしゃって、立派でしたよ」という言葉をかけていただきました。
その一言が本当に嬉しくて、母の生き方を認めてもらえたような気持ちになり、涙が出ました。ここで最期を迎えさせてあげられて、母も幸せだったんじゃないかなと、心からそう思えました。
小規模ならではのアットホームな雰囲気
この施設は全部で18室と、比較的小規模な施設です。だからこそ、スタッフの皆さんの目が行き届きやすく、一人ひとりの入居者に合わせたきめ細やかな対応をしていただけると感じました。大規模な施設も検討しましたが、そこではどうしても画一的なケアになりがちなのでは、という懸念がありました。ここでは、いつも同じスタッフの方がお世話をしてくださることも多く、まるで家族のように接していただけるアットホームな雰囲気があったように思います。母はほとんど部屋から出ることができませんでしたが、それでも温かい雰囲気の中で過ごせたことは良かったと感じています。
家族が訪れやすい、自由な面会と便利な立地
面会のしやすさも、この施設を選んで良かった点の一つです。事前に連絡さえすれば、特に時間制限もなく、母の部屋でゆっくりと過ごすことができました。「1時間まで」といった決まりもなかったので、時間を気にせず話ができるのはありがたかったです。
また、私の家からも母が元々住んでいた家からも非常に近く、慣れ親しんだ土地だったことも決め手になりました。横浜の中華街のすぐそばという立地なので、もし母が元気だったら、一緒に食事に出かけたりもできたかもしれません。実際に、入居者の中には、お友達が訪ねてきて一緒に中華街へ食事に出かける方もいるそうです。
家族が気軽に顔を出せる環境は、本人にとっても心強いものだったと思います。
個々の状態に合わせた細やかな生活ケア
日々の細やかなケアにも、大変助けられました。食欲が落ちていた母のために、食べやすいように食事を刻んでくれたり、ミキサーにかけてくれたりと、その時々の状態に合わせて柔軟に対応してくださいました。お風呂も週に2回きちんと入れていただけましたし、入居直前に足にできてしまった原因不明のできものの処置も、毎日欠かさず行ってくださいました。
体液を吸収するためのシートを巻くといった、素人ではなかなか難しいケアも、専門的な知識を持ったスタッフの方々が丁寧に対応してくださり、本当に頭が下がる思いでした。