グループホーム菜の花いしやま館

「菜の花いしやま館」は、札幌市南区石山に位置するグループホームです。ご入居いただけるのは、要支援2以上の認定を受けた認知症の方。ご入居者様で「ユニット」と呼ばれる少人数のグループを組み、掃除や洗濯といった家事を分担しながら共同生活をしていただきます。役割はお一人おひとりの得意なことや身体状況に合わせてお任せし、おひとりでは難しいことはスタッフが寄り添いながらサポート。家事とおして体を動かすことで、身体機能の維持・向上を図っています。また、家庭的な雰囲気を大切にしているのも、当ホームの特長。認知症の方の気持ちが落ち着きやすい環境で、症状緩和・進行の抑制を目指しています。

ご入居のみなさまに安全な暮らしを送っていただくため「菜の花いしやま館」の建物内にはバリアフリー設計を採用しています。明るく開放的な玄関口には緩やかなスロープを設置。車いすや歩行器をご利用の方の、スムーズなご入館を可能にしています。廊下や浴室などの共用部には手すりを取り付け、足腰が弱い方の移動・ご利用をサポート。さらに各居室の扉には引き戸を採用しており、開閉時の負担を軽減しています。また、みなさまがお住まいになる居室は全室個室でご用意。プライバシーの保たれた空間で、おひとりの時間を大切にしていただけます。

「菜の花いしやま館」では地域の医療機関と提携を結ぶことで、ご入居のみなさまに充実した医療サービスをご提供しています。「旭ヶ丘在宅クリニック」の協力により、定期的な訪問診療を実施。通院の負担を軽減しています。さらに24時間365日の医療体制を整えていますので、夜間や休日の急変時も安心してお任せください。また、医師と連携を図り、看取りケアを行っています。ご入居者様・ご家族様のご希望をうかがいながら、できる限り苦痛を緩和できるようサポート。最期のときまで「その人らしく」いられるよう、心をこめてケアいたします。