干渉されすぎない、程よい距離感のサポート
職員の方が四六時中見守っているというよりは、本人が助けを求めない限りはあまり干渉せず、姉の自主性を尊重してくれるような雰囲気を感じています。一人暮らしが長かった姉にとっては、そういった程よい距離感が合っているのかもしれません。自分のペースで生活したい姉にとっては、このくらいの関わり方が心地良いようです。
マンション感覚の自由さと安心のセキュリティ
面会に行った際、受付でカードに名前などを記入すれば、特に職員の方に毎回改めて挨拶しなくてもスムーズに姉の部屋まで行けます。エレベーターも部屋番号を押して、あとは部屋の呼び鈴を鳴らせば中から開けてもらえる仕組みです。セキュリティはしっかりしているのですが、手続きが煩わしくない点は良いですね。姉自身も、外出する際は受付に置いてある用紙に時間などを記入するだけで、比較的自由に出入りできているようです。まるで以前住んでいたマンションのような感覚で生活できているのではないでしょうか。それでいて、いざという時の安心感もあるのが、この施設の魅力だと思います。
高齢者向けの住まいであることの安心感
姉も80歳を過ぎていましたし、やはり一般のマンションでは何かと心配な面もあります。その点、こういった高齢の方向けの施設であれば、専門のスタッフの方もいらっしゃいますし、いざという時にも安心感が違います。周りにも同じような年代の方が多いという環境は、本人にとっても気兼ねなく過ごせるのではないかと思いました。「老人だけが集まっているのもどうかな」と最初は少し思ったこともありましたが、実際に生活してみると、そういった環境がもたらす安心感は大きいと感じています。