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住宅型有料老人ホーム プルメリア
に76歳・女性・要介護3で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/06/12
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

76歳・ 女性
要介護3
物忘れ、 妄想
杖、 手引/伝い歩き
カテーテル・尿バルーン
自宅(独居)
老健の退所が迫り、本格的な施設探しを始めたこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/11 〜 2025/02
見学をした施設:3件

見学した施設

施設名見学/入居
福寿さむかわ見学
住宅型有料老人ホーム アスカⅠ見学
住宅型有料老人ホーム プルメリア入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

母は、自宅で倒れるまで、長年住み慣れた家で一人暮らしをしていました。それが、突然の転倒で一変してしまって。入院、そしてリハビリ目的で入った老健での生活が、母には少し窮屈そうに見えたんです。

施設探しを始めたきっかけ

集団生活のルールが厳しく、時々意識がはっきりすると、母は「一人の大人として見てもらえていない」と感じていたようで…。その姿が、ただただ、かわいそうで。母自身も「あんなところには戻りたくない」と話していたので、老健の退所が迫ってきたタイミングで、本格的に母に合った新しい住まいを探そうと決心しました。

入居決断時の葛藤・罪悪感

もちろん、母は「家に帰りたい」と言っていました。その気持ちを思うと、施設に入れることにはやはり葛藤がありましたね。ですが、私たち家族にとって一番の不安は、夜中のこと。在宅介護も考えましたが、24時間付き添うことはできません。夜、母を一人にしてしまうリスクを考えると、専門の方が見守ってくれる施設のほうが安心だ、という結論になりました。 何より不安だったのは、母の認知症のことでした。お医者様に相談しても、病気として治療するというよりは症状への対処が中心で、「これは一時的なものなの? それとも治らないの?」という私たちの問いに明確な答えはありませんでした。先の見えない状況に、どう動いていいのか、本当に分からなかったんです。

入居後の変化

入居後の変化

新しい施設での生活が始まって、驚くほど母に笑顔が戻ったんです。そして何より、私たち家族が心から安心できたんですよね。 今の住まいは、もともとの自宅から歩いて帰れるほどの距離。だから私たちも気軽に顔を出せますし、母も散歩がてら昔の家に日帰りで帰ったりもしています。生活環境が大きく変わらなかったのは、母にとっても良かった点だと思います。 老健の時とは違い、今はプライベートが守られた個室での生活。週に1回はデイサービスで入浴や歩行訓練、また別の曜日にはヘルパーさんと近所のスーパーへ買い物に出かけます。単調ではない、変化のある毎日が、母の気力を支えてくれているように感じます。

見学時の不安は解消したか

幸い、紹介していただいた施設はどこも良い印象で、見学時に不安を感じることはありませんでした。むしろ、どこも良く見えてどう選べばいいか迷うほどでしたね。

住宅型有料老人ホーム プルメリアを選んだ理由

本人の尊厳を守ってくれる、トイレ付きの個室

母が新しい施設に来て、一番喜んでいたのがトイレが自由になったことでした。 老健ではトイレが共用で、他の入居者さんと並んで待つ必要があったそうなんです。尿意を我慢するのが本当に大変だったみたいで…。 今の施設は、プライベートが確保された個室に専用のトイレが付いています。誰にも気兼ねなく、自分のペースで使える。当たり前のことのようですが、排泄の自立は、人の尊厳に関わる本当に大切なことなのだと改めて痛感しました。母が「これがすごく良かった」と話してくれた時は、この施設を選んで心から良かったと思いましたね。

「歩きたい」という気持ちを尊重してくれる手厚いケア

もう一つ、私たちが「ここしかない」と感じたのは、本人の「歩きたい」という気持ちを尊重してくれる姿勢です。 母はまだ自分の足でしっかり歩けるんですが、転倒のリスクを考えると、施設側としては安全を優先して「車椅子で」と言うのが普通かもしれません。実際、入居していた老健ではそう言われていました。 でも、この施設は違ったんです。本人が歩きたい時には、スタッフの方が見守る中で、思う存分歩かせてくれる。危ないからと制限するのではなく、「どうすれば安全に本人の意思を尊重できるか」を一緒に考えてくれる姿勢に本当に救われました。この配慮が、母のADLの維持だけでなく、生きる気力そのものに繋がっていると感じています。

いつでも会える安心感。自由な面会と1階スタッフ室の存在

私たち家族にとって、いつでも気兼ねなく会いに行けること、そして母がいつでもスタッフの方を頼れること。この二つの安心感も決め手になりました。 ここの施設は、面会や外出が本当に自由なんです。お部屋の中には同時に2人までというのはありますが、時間制限なども特にないので、こちらの都合に合わせてふらっと顔を出すことができます。 また、母の部屋は1階にあるのですが、すぐ近くにスタッフの方々がいる部屋があるんです。何かあってもすぐに来てくれる、という安心感は、本人にとっても大きいと思います。物理的な距離が近いことで、いざという時に頼れる存在がそばにいる。この環境が、母と私たちの大きな安心に繋がっています。

医師や薬剤師にも気軽に相談できる、風通しの良い環境

最後の決め手は、スタッフの方々の話しやすさですね。 訪問診療に来てくださるお医者様や薬剤師さんも、老健の時以上にすごくフランクに相談に乗ってくださるんです。専門的なことでも、こちらが分かるようにオープンに話してくれる。その姿勢が、とても信頼できるなと感じました。 施設長さんも本当にしっかりした方で、何か困ったことがあっても、一人で抱え込まずにすぐに相談できる。この風通しの良さ、話しやすさが、私たち家族の精神的な負担を軽くしてくれていると、日々感じています。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

暮らしてみて初めて意外だなと感じたことも、少しだけありました。それは、他の入居者さんとの交流があまり多くないということです。 食事の時間もいくつかのグループに分かれているため、施設全体でワイワイと賑やかに、という雰囲気ではないんですよね。家族としては「もう少し交流があった方が寂しくないかな?」と少し心配になりました。 ですが、もともと団体生活が苦手な母にとっては、このくらいの距離感がむしろ心地良いようで。煩わしい人間関係なく自分のペースで過ごせるのは、結果的に母に合っていたのだと思います。
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住宅型有料老人ホーム
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プラン
-
入居金0
プラン
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取材して

今回お話を伺った娘様は、お母様を深く想う気持ちと、先の見えない介護への不安との間で、悩みながらも最善の道を探されたご様子がひしひしと伝わってまいりました。「老健ではかわいそうだった」という言葉に、お母様の尊厳を何よりも大切にされている優しいお気持ちが表れていると感じます。 施設探しで重視された「本人の意思の尊重」や「ご家族の安心感」が、結果的にお母様だけでなく、「私たちが特に安心できた」というご家族の心の平穏にも繋がったというお話が非常に印象的でした。 この体験談が、今まさに介護に直面し、一人で悩みを抱えている方々にとって、「自分だけじゃないんだ」という共感と、次の一歩を踏み出すための機会となることを心から願っております。
取材日:2025/06/12
執筆者:岸川京子

入居した施設について

5.0
神奈川県平塚市出縄
標準プラン
-
入居金ゼロ
プラン
月額 /13万円
入居金 /0万円
住宅型有料老人ホーム プルメリアの外観の写真
住宅型有料老人ホーム プルメリアの居室内設備の写真
住宅型有料老人ホーム プルメリアの屋内共用部の写真
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住宅型有料老人ホーム プルメリア

こちらは 神奈川県平塚市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 神奈川県平塚市 ですか?

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