入居前の状況
もともと父は、私たち家族と一緒に自宅で暮らしていました。なんとか歩ける状態ではありましたが、訪問介護でおむつ交換などをお願いしていました。加えて、インスリン注射が必要で、週に1回は家族が打っているような状況でした。
施設探しを始めたきっかけ
施設探しを始めたのは、特養への入居を考えていたことがきっかけです。ただ、すぐに入れるわけではないので、それまでの間、一時的に父を見てもらえる場所を探していました。
しかし、施設探しは簡単ではありませんでした。父はインスリン注射を打っていたのですが、使っていた薬が新薬だったこともネックで、その薬を取り扱える施設が少なく、多くの施設に断られてしまいました。そのため、主治医の先生にお願いして、なんとか飲み薬に変えてもらうことになりました。そんな中、ようやく受け入れてくれたのがこちらの施設だったんです。
見学時の施設に対する不安
見学に行くと、建物がもともと独身寮だったと聞きました。そのせいか、正直に言うと建物やトイレ、エレベーターなどは年季が入っていて、少し古いなという印象を受けました。ただ、清掃はきちんとされていて、汚いとか、圧迫感があるといったマイナスな感じは全くありませんでした。相談員の方も丁寧にお話を聞いてくださり、入居までの説明も分かりやすかったです。