越谷幸楽園
に88歳・女性・要介護4で入居していた方へのインタビュー

入院をきっかけに、退院後の生活について考える必要が出てきました

病院からの退院が決まり、退院後の生活をどう支えていくかを家族で話し合ったところ、在宅での介護は難しいとなったので、本格的に施設を探し始めました。施設を探す上では、まず自宅から近いこと、そして母が生活保護を受けていたため、生活保護の受け入れが可能であることが絶対条件でした。これらの条件で見学できる施設は限られており、選択肢は少なかったです。

施設に入居して一番良かったと感じるのは、母の生活リズムが整ったことです。家にいた頃は、どうしても食事の時間や内容に偏りが出てしまうこともありましたが、施設では栄養バランスの考えられたお食事を規則正しくいただけているので、とても良い状態だと感じています。常に人の目があるというのも、安心できるポイントです。 私自身、仕事や自分の体調のこともあり、頻繁に施設へ行くことが難しい状況なのですが、安心してお任せできています。

入居して改めて良かったと感じているのは、食事と生活リズムです。自宅にいた時よりも格段に規則正しい生活を送れるようになり、好き嫌いがある母ですが、バランスの取れた美味しい食事を提供していただけるので、健康面でもとても良い状態を保てています。これは施設ならではの大きなメリットだと感じています。

最も助かっていることの一つが、病院受診の際のサポートです。原則として家族の付き添いが必要なのですが、私の体調や、仕事でどうしても都合がつかなかったりすることがあります。そういった際に、施設の方が「こちらで対応しますよ」と言ってくださり、本当に柔軟に対応していただけるので、心から感謝しています。家族の生活状況まで考慮して融通を利かせていただけるのは、本当にありがたいです。このおかげで、安心して母をお任せできています。

施設とのコミュニケーションについても、私たちの状況をよく理解してくださっていると感じます。些細なことで頻繁に連絡をいただくよりも、本当に何かあった時や病院の受診など、必要な時に的確に連絡をいただければ十分だとお伝えしたところ、そのように配慮してくださっています。また、入居して1年が経過した際にはケアプランの見直しの打ち合わせがありましたし、普段から何かあればケアマネジャーさんの方からお電話をいただけるので、母の様子を把握でき安心しています。こちらの状況を汲んで、適切な情報共有をしてくださる点も、この施設を選んで良かったと思う理由の一つです。

今のところ、施設に対して特に改善してほしいと感じる点はありませんね。母も落ち着いて過ごせているようですし、私たち家族も安心してお任せできています。

今回お話を伺ったご息女様は、お母様が施設で穏やかに過ごされていることに安堵されているご様子でした。ご自身の状況から頻繁には施設へ足を運べない中でも、施設側のきめ細やかな連絡や、柔軟な対応によって、心から安心してお母様を任せられていることが伝わってきました。「家にいた時よりも良い状態です」というお言葉が、現在の施設に対する満足度の高さを物語っていると感じます。病院からの退院が決まり施設探しを開始された方も多くいらっしゃるかと思います。今回のお話がそういった方々にとって参考になれば幸いです。