サービス付き高齢者向け住宅 赤とんぼ
に92歳・女性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

施設探しを始めた直接のきっかけは、父の一人暮らしに対する不安でした。 父は一人暮らしをしていましたが、その生活が少しずつ難しくなってきたと感じ、施設を探し始めました。少し認知症の症状は見られましたが、まだ体はしっかりと動いていたので、自分のことは自分でできる自立型。そのため、施設を探す上では、父のその気持ちを尊重できるかどうかが一番のポイントでした。

施設に預けること自体への葛藤や罪悪感は特にありませんでしたが、本人が自分でできる環境でないと嫌がるだろうな、という心配はありました。家族としても、できる限り本人の意思に沿った生活を送らせてあげたいと考えていました。

入居後の父は、施設での生活をとても喜んでいました。特に、これまで経験のなかったデイサービスのようなレクリエーション活動が新鮮だったようで、「すごく楽しかった」と話してくれたのは嬉しかったですね。スタッフの方々の対応も良かったです。 ただ、残念ながら、入居して4ヶ月ほど経った3月頃に、施設内で転倒したのか脳挫傷を起こしてしまい、現在は病院に入院しています。

少し認知症の症状は見られましたが、 父はまだ体が動き、自分で何でもできる状態のため、施設選びでは「自立」に近い環境であることを最優先に考えました。自分でできることを制限されたりする環境は父が嫌がるだろうと思ったので、自由に過ごせる雰囲気があるかどうかは重要なポイントでした。結果的に、父が自分のペースで生活できる施設を選べて良かったと思っています。

父はこれまでデイサービスなどを利用した経験がありませんでした。施設に入居して、レクリエーションなどに参加するようになり、それがとても楽しかったようです。本人から直接「楽しかった」という言葉を聞けました。また、スタッフの方々の評判も良く、実際に父も良くしてもらっていたようです。

父が「ご飯も美味しかった」と言っていたのも、この施設を選んで良かった点の一つです。また、自宅からなるべく近い施設を選んだので、私たち家族も気軽に面会に行きやすかったです。

入居期間が短かったこともあり、施設に対して「ここが良くなかった」と感じる点は特にありませんでした。今は病院で様子を見ている状況です。

今回お話を伺った娘さんからは、お父様の意向を第一にとお父様に対する思いやりが感じられる方でした。 一番最初に、ご本人様が施設での生活を喜んでいましたよと教えてくださり、ご本人様が施設で楽しく過ごしていらっしゃった様子が伺えました。 また「施設スタッフの方々の対応が良かった」という点は、これから施設を探される方にとっても安心していただけるポイントではないでしょうか。