本人の意思を尊重する「自由な生活スタイル」
弟は元々一人で暮らしていましたし、自分のペースで物事を進めたいタイプなんです。だから、施設を選ぶ上で一番重視したのは、弟が窮屈さを感じずに、できる限り自分らしくいられる環境かどうかでした。その点ここは、本当に弟に合っていると思います。見学の時から、スタッフの方々が必要以上に干渉せず、入居者の方々がそれぞれの時間を過ごしている様子が印象的でした。実際に生活を始めてからも、弟は部屋でパソコンを使ったり、自分の好きなタイミングで過ごしたりと、かなり自由にさせてもらっているようです。過度な管理がないからこそ、弟もストレスを感じることなく、穏やかに日々を送れているのだと感じます。この本人の意思を尊重してくれる自由さが、何よりも大きな決め手でした。
プライバシーが守られる「自宅に近い住環境」
弟の部屋は、約8畳ほどの広さがあり、ベッドや小さなテーブルを置いても十分にゆとりがあります。それに、トイレ、お風呂、ミニキッチンまで個室内に完備されているんです。まるでワンルームマンションのような造りで、完全にプライベートな空間が確保されています。これは、長年一人暮らしをしてきた弟にとって、非常に重要なポイントでした。他の施設も見学しましたが、ここまで個人の空間がしっかりと確保されているところは少なかったように思います。自分だけの落ち着ける場所があるからこそ、日中のデイケアやリハビリから帰ってきた後も、ゆっくりと自分の時間を過ごせているようです。この「自宅に近い感覚で過ごせる住環境」も、弟が快適に生活できている大きな理由だと感じています。
家族に負担をかけない「手厚い外部サービス連携」
弟は現在、週に5日、外部の介護サービスを利用して日中を活動的に過ごしています。月曜日・水曜日・金曜日は訪問介護のヘルパーさんに1時間ほど来ていただき、一緒に外へ出かけたり。そして火曜日と木曜日は、朝から夕方までリハビリ専門のデイケアに通っていて、そこでリハビリを受け、お昼ご飯も済ませて施設へ帰ってくるという生活です。 私たち家族が送迎などする必要はありませんし。デイケアへ行く時は先方のスタッフさんが施設まで迎えに来てくださいますし、訪問介護のヘルパーさんも直接弟の部屋まで来てくださいます。このように、弟の生活に必要なサポートをスムーズに手配してくださるおかげで、私たち家族は安心して弟の生活を任せられていますし、日中の活動が弟自身の良い刺激やリハビリにも繋がっていると感じています。