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すまいるホーム上津・弐番館
に89歳・男性・要介護4で入居していた方の退去理由インタビュー

取材日:2025/06/22
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

89歳・ 男性
要介護4
物忘れ
車椅子
胃ろう
その他施設に入居している
施設での転倒とコロナ禍における施設の対応への不満
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/11 〜 2025/01
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
住宅型有料老人ホーム和香見学
すまいるホーム上津・弐番館入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

父は母が亡くなってから小規模多機能を使って生活していました。私の自宅から離れた場所に住んでいましたが、年齢を重ねるにつれて衰えが目立つようになり、何かあった時に娘の近くにいた方が良いという話になりました。そのため、私の自宅がある地域への引っ越しを検討し、施設探しを始ました。

施設探しを始めたきっかけ

ケアマネージャーに相談し、紹介されたのが「すまいるホーム上津・弐番館」でした。当時はすぐに施設を見つけるのが難しかったこともあり、すぐに受け入れてくれるという話を聞いて、そちらへの入居を決めました。

見学時の施設に対する不安

見学時には、担当の方から丁寧な説明を受け、とても良い印象でした。しかし、実際にその担当の方が施設にいらっしゃることはなく、入居後の対応には不安を感じました。

入居後の変化

入居後の変化

入居後、新型コロナウイルスの感染対策として、面会や外出、外泊が一切できない状況になりました。面会はガラス越しのみで、耳の遠い父とはほとんど会話ができませんでした。他の施設では面会ができていたと聞き、施設側の対応に不信感が募りました。 また、入居直後の転倒で眉の上を5針縫う怪我を負いました。病院での検査の結果、飲み込みが悪くなっていることが判明し、胃ろうをすることになりました。これにより、父は食事を口から摂ることができなくなり、食への強い欲求がある父にとって、これは非常につらいことでした。施設の人手不足も感じられ、対応に不満が募っていきました。 また、当初は「ポータブルトイレの使用やトイレへの誘導が可能」という説明を受けていました。父は自分でトイレに行ったり、ポータブルトイレを使ったりできていたので、その話を聞いて安心していました。しかし、入居したその日からオムツ着用を指示され、想定とのギャップに戸惑いました。父もオムツに抵抗があったようで、トイレに行こうとして転倒してしまったのかな...と思ってしまった、というのが正直なところです。

退去した理由

退去のきっかけは、父の転倒による怪我と、それによって胃ろうになったこと、そしてコロナ禍における施設の対応への不満が重なったことです。 入居してすぐに転倒し、病院で飲み込みが悪いと診断されて胃ろうになりました。父は食べることに強い欲求を持っていたため、口から食事が摂れなくなることは非常につらかったと思います。転倒の原因も、入居時に「ポータブルトイレやトイレへの誘導が可能」と聞いていたにもかかわらず、実際には入居初日からオムツを着用させられたことが大きいと感じています。父はこれまで自分でトイレに行っていたので、オムツに抵抗があり、トイレに行こうとして転倒してしまったのでは...と思っています。 また、新型コロナウイルスの感染対策のため、入居後は面会がガラス越しにしかできませんでした。父は耳が遠いため、ガラス越しではほとんど会話ができず、父がガラスを開けようとする仕草を見て、私自身も胸が締め付けられる思いでした。他の施設では、ここまでの面会制限はしていないと聞き、この施設の面会制限の厳しさには疑問を感じました。 さらに、入居直後の転倒事故にもかかわらず、施設長からの謝罪が一切なかったことにも不満が募りました。入居して間もなく施設長が退職することになったと聞き、その後も施設の大元や後任の方からの説明や謝罪は一切ありませんでした。父は怪我をして胃ろうになるという重大な事態にまで発展したのに、施設側から誠意ある対応が見られなかったことは非常に残念で、不信感が募りました。以前お世話になった施設では、転倒があった際には大元からも丁寧な謝罪があったため、余計にそう感じたのかもしれません。 退去する際には「次の施設が決まってから1ヶ月は在籍する必要がある」という決まりがあり、他の施設からは「すごい縛りですね」と言われるほど厳しい条件でした。その間も胃ろうになった父の次の受け入れ先を探すのに非常に苦労しました。 退去する日、荷物を取りに施設へ行った際、大声で鼻歌を歌っている入居者さんに対して、職員さんが「うるさーい!」と注意しているのを見て、驚きを隠せませんでした。環境として本当に良いのかと心配になりました。こうした状況も退去を決断する大きな要因となりました。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

入居して想定外だったのは、やはり入居直後からのオムツ着用と、それに伴う転倒、そして胃ろうになったことです。 また、コロナ禍とはいえ、面会が全くできない状況だったことも想定外でした。事前に「ガラス越しの面会になる」という説明はありましたが、それでも他の施設が面会を許可している中で、ここまで厳しく制限されるとは思っていませんでした。施設の対応や人員体制など、見学だけではわからない部分が多かったと感じています。

改善点

施設側には、入居前の説明と実際の対応に齟齬がないよう、より正確な情報提供をお願いしたいです。特に、身体状況の変化に対応できるのか、どのような医療対応が可能かなど、具体的な情報を明確に伝えるべきだと感じました。また、入居後の状況変化や利用者の状態について、家族への情報共有を密に行うことも重要だと思います。
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すまいるホーム上津・弐番館
住宅型有料老人ホーム
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プラン
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取材して

今回は、大変貴重な体験をお話しいただき、ありがとうございました。 お話の中で、事前に聞いていた情報と実際の施設の対応との間にギャップがあったこと、特にコロナ禍における面会制限や、お父様の転倒と胃ろうへの移行という辛い経験をされたことが伝わってきました。現在は別の施設で、お父様が少しでも希望する生活を送れていることに、私も安心いたしました。介護は本当に大変で、選択に迷うことも多いと改めて感じました。 お客様の言葉の一つ一つから、「お父様がなるべく健やかにご生活できるように...」と願うお気持ちが、痛いほど伝わってまいりました。 ご自身の苦労、そして、ご家族としての深い愛情を感じるインタビューでした。お忙しい中、インタビューに応じてくださり、誠にありがとうございました。
取材日:2025/06/22
執筆者:谷口美咲

入居した施設について

満室
3.4
2025/06/30更新

すまいるホーム上津・弐番館

住宅型有料老人ホーム
福岡県久留米市上津町
標準プラン
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入居金ゼロ
プラン
月額 /8万円
入居金 /0万円
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こちらは 福岡県久留米市 の地域密着型の施設です。
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