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すまいるホーム上津・弐番館
に91歳・女性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/06/15
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

91歳・ 女性
要介護1
物忘れ、 徘徊、 妄想
アルツハイマー型認知症、 糖尿病・インスリン
自宅(同居)
夜中の徘徊や奇行で、家族の対応が困難になったこと
義理の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/08 〜 2024/09
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
住宅型有料老人ホーム千歳の里見学
すまいるホーム上津・弐番館入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

以前、母は私の家で一緒に暮らしていたんです。でも、認知症が進むにつれて、だんだん「あれ?」って思うことが増えてきて。夜中にちょっと出て回ったり、すぐそばだったんですけど、電話がかかってきたことがあって。他にも変なことを喋りだしたり…。ある時は、鍋に入ってたカレーをやかんの中に移し替えてしまったこともあったんですよ。 もう台所に立つこともなかったんですけど、急にそんなことをするようになって。、何かを止めようとしても、力が強かったんでこっちが負けてしまう、みたいな時があったんですよね。

施設探しを始めたきっかけ

手に負えなくなってきたね、施設の方がいいんじゃないかって、そんな風に感じ始めたのが、施設を探すことになったきっかけでしたね。

入居決断時の葛藤・罪悪感

罪悪感もありましたし、家にいさせてあげるのが一番ですけど…という気持ちもありました。 でも、それ以上に、常に母から目が離せなくなって、一人にしておくこともできない。夜中じゅうずっと見ておくわけにもいかないですし…。本当に「しょうがなかった」というのが正直な気持ちでしたね。もうそうするしかなかった、みたいな。 本人も行きたくないとかは言わず、私たちが連れて行っちゃったみたいな感じでした。

入居後の変化

入居後の変化

母は環境が変わったからか、夜に眠れなくなってしまったみたいで、施設の中をうろうろしてしまうことがあったと聞きました。 入居したばかりの頃、その夜中の徘徊が大変だったみたいで、最初は施設の方から「一度、神経内科の方に見せてください」みたいなことを言われたんです。私たちも「お薬を出されたりすると、かえって症状が進むこともあるんじゃないかな」って少し心配していたんですけど…。そしたら、また施設からお電話があって、「やっぱり、もうしばらくこちらで対処してみます」って言ってくださって。それからは、軽いお薬を調整しながら、施設の方でうまく対応してくれているみたいです。 まだ他の入居者さんと積極的にお話をする、という感じではないみたいなんですけど、スタッフの方々とはすっかり顔なじみで、よく話しかけてもらっているみたいです。 会いに行くと、最初は「迎えに来たとね?」なんて言って、家に帰りたそうな素振りを見せるんですけど、「じゃあまたね」って言うと、すんなりお部屋に戻っていくんです。もうここが自分のお家だって、ちゃんと分かっているみたいですね。 コロナが流行った時はなかなか中に入れませんでしたが、今はお部屋まで行けますし、面会も自由にさせてもらっています。母がデイサービスに行っている日は会えないので、「今日、会いに行こうか」って急に思い立った時は、デイサービスのない日を選んで顔を見に行っています。私だけでなく、子どもたち、母にとっては孫たちも頻繁に行ってくれているので、寂しくはしていないんじゃないかなと思います。 日中の過ごし方としては、デイサービスにも通っています。ただ、リハビリがどんな感じなのかは、実はあまりよく分かっていないんです。デイサービスで運動みたいなことはしているんでしょうけど、専門的なリハビリをちゃんとしているのかは見ていなくて。今度、見に行ってみようかなって思っています。

すまいるホーム上津・弐番館を選んだ理由

母の食が進む、施設の手作りの食事

なにより嬉しいのは、母が施設の食事をとても気に入っていることですね。施設の食事が口に合うみたいで、入居してからの方が食欲旺盛なくらい。 ちょっとふっくらしたように感じていて、この間、衣類の入れ替えに行った際には「サイズが大きいものを持ってきてください」って言われたほどなんです。足がむくんでいるのもあるのかもしれないですけど、それだけしっかりご飯を食べて、栄養を摂ってくれているんだなと思うと、本当に嬉しくなります。 結構ね、施設によっては食事が合わなくて、という話も聞きますから。毎日温かい手作りのご飯を「おいしい」って食べてくれているのは、本当に安心しますね。

写真や電話で伝わる日々の様子。密な情報共有への信頼感

私たちがいない時の母の様子を、こまめに知らせてくれるのもありがたいですね。 腰をぶつけて一時的に車椅子になった時も、すぐに電話で状況を教えてくれましたし、そういった体調の変化だけでなく、普段の様子も伝えてくれます。 特に嬉しいのは、写真を送ってくださることですね。行事に参加している時の写真なんかを見ると、私たちといる時とはまた違う表情をしていたりして、「ああ、楽しんでいるんだな」って安心できるんです。なかなか会いに行けない時でも様子がわかるのは、本当にありがたいなと思います。

家族の負担を軽くする、医療と介護の連携サポート

家族の負担という面では、医療や介護サービスとの連携に本当に助けられています。 病院に連れて行ってくださる時も、付き添いはすべて施設の方がしてくださいますね。私たちが仕事を休んだりする必要もなくて、「来てください」とは一度も言われていないです。介護度の認定調査も、施設の方が立ち会ってくださって、全部施設内で済んだみたいで。 それと母は今、週に4回、施設のすぐ隣の建物にあるデイサービスに通っています。歩いてすぐなので送迎の心配もありません。そこで歌を歌ったりするのが楽しいみたいで。日中の楽しみがあるというのも、本人にとって良いことだなと思っています。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

入居後に「そうだったのか」と思ったのは、行政の手続きのことですね。私が住んでいる市と、施設がある市が違ったので、デイサービスを利用するために母の住民票を施設の所在地に移す必要があったんです。そういった手続きが必要だとは知らなくて。後期高齢者の保険証の更新は元の市のままだったりと、ちょっと複雑な部分もあったので、大変でした。
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すまいるホーム上津・弐番館
住宅型有料老人ホーム
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-
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取材して

今回お話を伺った娘さんは、言葉を選びながら、少しはにかむように、しかし正直に語ってくださる姿がとても印象的でした。「しょうがなかった」という言葉の裏には、在宅介護の壮絶さと、お母様への深い愛情の両方が滲んでいるように感じられました。 施設に入居した後も、ご家族は「どんな様子だろうか」と常に気にかけ、施設側もそれに応えようと日々奮闘されている。その温かい関係性があるからこそ、今の穏やかな毎日があるのだと、インタビューを通して伝わってきました。
取材日:2025/06/15
執筆者:岸川京子

入居した施設について

満室
3.4
2025/06/30更新

すまいるホーム上津・弐番館

住宅型有料老人ホーム
福岡県久留米市上津町
標準プラン
-
入居金ゼロ
プラン
月額 /8万円
入居金 /0万円
すまいるホーム上津・弐番館の外観の写真
すまいるホーム上津・弐番館の受付・エントランスの写真
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すまいるホーム上津・弐番館

こちらは 福岡県久留米市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 福岡県久留米市 ですか?

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