母の食が進む、施設の手作りの食事
なにより嬉しいのは、母が施設の食事をとても気に入っていることですね。施設の食事が口に合うみたいで、入居してからの方が食欲旺盛なくらい。
ちょっとふっくらしたように感じていて、この間、衣類の入れ替えに行った際には「サイズが大きいものを持ってきてください」って言われたほどなんです。足がむくんでいるのもあるのかもしれないですけど、それだけしっかりご飯を食べて、栄養を摂ってくれているんだなと思うと、本当に嬉しくなります。
結構ね、施設によっては食事が合わなくて、という話も聞きますから。毎日温かい手作りのご飯を「おいしい」って食べてくれているのは、本当に安心しますね。
写真や電話で伝わる日々の様子。密な情報共有への信頼感
私たちがいない時の母の様子を、こまめに知らせてくれるのもありがたいですね。
腰をぶつけて一時的に車椅子になった時も、すぐに電話で状況を教えてくれましたし、そういった体調の変化だけでなく、普段の様子も伝えてくれます。
特に嬉しいのは、写真を送ってくださることですね。行事に参加している時の写真なんかを見ると、私たちといる時とはまた違う表情をしていたりして、「ああ、楽しんでいるんだな」って安心できるんです。なかなか会いに行けない時でも様子がわかるのは、本当にありがたいなと思います。
家族の負担を軽くする、医療と介護の連携サポート
家族の負担という面では、医療や介護サービスとの連携に本当に助けられています。
病院に連れて行ってくださる時も、付き添いはすべて施設の方がしてくださいますね。私たちが仕事を休んだりする必要もなくて、「来てください」とは一度も言われていないです。介護度の認定調査も、施設の方が立ち会ってくださって、全部施設内で済んだみたいで。
それと母は今、週に4回、施設のすぐ隣の建物にあるデイサービスに通っています。歩いてすぐなので送迎の心配もありません。そこで歌を歌ったりするのが楽しいみたいで。日中の楽しみがあるというのも、本人にとって良いことだなと思っています。