入居前はどのような状況でしたか?
入居前は、私の実家で妹と暮らしていました。ただ、家には要介護状態の母もおり、妹がたった一人で両親の介護を担っている状況でした。妹の負担は相当なものだったと思います。妹は「父との二人暮らしは無理だ」と愚痴をこぼしていました。
私自身は、以前から父には施設に入ってもらうのが良いのではないかと考えて、個人的に資料を集めたりしていました。ただ、妹は経済的な事情もあって、在宅介護以外の選択肢は考えていないようでした。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
本格的に施設探しを始めたのは、本当に切羽詰まった状況になってからでした。母に末期のがんが見つかり、みるみるうちに状態が悪化して、自宅で最期を看取るという状況になったのです。同じタイミングで父も糖尿病が悪化して入院することになりました。
問題は退院後です。父は一人で歩くことがほとんどできない状態で、そんな父が家に帰ってきても、母の看病で手一杯の妹が父の世話まで見ることは不可能でした。「お父さんまでは無理だ」と。極限状態になったため、、父の退院のタイミングに合わせて、急いで施設を探すことになりました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
私自身は、以前から父の施設入居を考えていたので、入居させること自体に大きな葛藤や罪悪感はありませんでした。むしろ、妹の負担を考えると「良い機会だから」と、前向きに捉えていたくらいです。
ただ、悩みがなかったわけではありません。一番は経済的な面です。実家には余裕がなかったので、費用をどう捻出するかは大きな課題でした。
もう一つは、父自身のことです。父は昔から自宅への執着がとても強い人でしたので、すんなり「施設に入る」と納得してくれるとは到底思えませんでした。ですから、「お母さんが大変だから一時的に」と言い含めて施設に送ったのですが、いつか帰れると思っている父が本当に納得してくれるかという不安はありました。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
父の退院が迫っており、本当に急いで施設を探さなければならない状況でしたので、見学先の選択肢も限られていました。実際に見学できたのは2箇所ほどです。他の施設は、見学の予約がずっと先になってしまうなど、私たちの緊急事態に対応してもらうのは難しい状況でした。
ラ・メゾン高槻さんを見学した際に、特に不安や気になる点はありませんでした。むしろ、私たちの「急いでいる」という状況を汲んでくださり、すぐに見学のスケジュールを調整していただけたことに、とても感謝しています。スタッフの方々の対応も丁寧で、安心して相談することができました。