フロアごとではない、一体感のある食堂
以前に一時的に入っていた施設は、食堂がフロアごとに分かれていました。そのため、どうしても交流する人が限られてしまい、閉鎖的な雰囲気を感じていたんです。その点、今の施設は入居者全員が集まれる広い食堂があるのがとても良いですね。食事の時間だけでなく、レクリエーションなどもそこで行われるので、自然と多くの人と顔を合わせる機会が生まれます。こうした開放的な空間が、日々の生活に活気を与えてくれているように感じます。
日中の看護師常駐と、お任せできる通院対応
両親も高齢なので、いつ体調を崩すか分かりません。その点、日中は看護師さんが常駐してくださるので、何かあってもすぐに対応していただけるという安心感は非常に大きいです。また、病院への通院が必要になった際も、追加料金はかかりますが施設側で付き添いをお願いできるサービスがあります。私たち家族も仕事がありますから、すべてを自分たちで対応するのは難しいのが実情です。そうした部分を安心してお任せできるのは、本当に助かっています。
“必要な時だけ”の連絡が、逆に信頼の証
施設によっては、日々の細かな様子まで報告してくださるところもあるかもしれません。でも正直なところ、私たちは仕事をしているので、すぐに対応することが難しいんです。その点、この施設は緊急時や本当に必要な時にだけ連絡をくださいます。これは、施設側が責任を持って対応してくれているという信頼の証だと思っています。この「お任せできる」という安心感が、家族にとっては一番ありがたいことかもしれません。
参加は自由でも、選択肢が豊富なレクリエーション
この施設を選んだ大きな理由の一つが、イベントやレクリエーションに力を入れていることでした。実際には、うちの両親はあまり積極的に参加はしていないのですが、それでもこの点は良かったと思っています。なぜなら、「参加できる選択肢がある」ということが、本人の気持ちの張り合いになるからです。施設側はいつも声をかけてくださいますし、その上で参加するかどうかは本人たちが決められる。この自由な雰囲気が、両親には合っているのかもしれません。