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松戸ナーシングヴィラそよ風
に91歳・女性・要支援1で入居中の方へのインタビュー

取材日:2025/12/05
執筆者:谷口美咲

入居者プロフィール

91歳・ 女性
要支援1
幻覚・錯視
自立
レビー小体型認知症
自宅にいた(同居)
父親の入院で、両親二人暮らしが困難になったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2017/02 〜 2017/04
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入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

父が何度か倒れたり入院したりを繰り返すようになり、認知症も少しずつ始まっていたことが、施設探しを考えるようになった最初のきっかけです。それまでは両親二人で暮らしていましたが、このままでは何かあった時に危ないな、という不安が常にありました。 決定的なきっかけは、父が再び入院したことです。退院後、また二人だけの生活に戻すのは難しいと判断し、夫婦で一緒に入れる施設を探し始めました。当時、母は91歳で身体は元気でしたが、レビー小体型認知症の初期症状で、いないはずの子どもが見えるといった幻視が始まっていました。長年連れ添った二人を離れ離れにすることなく、安心して暮らせる場所を見つけてあげたいという思いで、本格的に施設探しを進めることになりました。

入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

入居当初は父も母も一緒で、2部屋を借りて穏やかに過ごしていました。しかし5年ほど前に父が亡くなってから、やはり寂しさもあったのか、母の認知症は少しずつ進んでいきました。今では99歳になり、残念ながら私たち家族が面会に行っても、ほとんど会話をすることはできません。寝ていることが多いですね。ただ、施設の方からは「スタッフとは時々お話されていますよ」と聞いているので、少し安心しています。 ここはナーシングホームなので、医療面のサポートがしっかりしているのが心強いです。月に数回、お医者さんが施設に来て診察してくれますし、マッサージも来てくれます。母はもう自分では病院に行けませんから、施設内で必要な医療ケアを受けられるのは本当にありがたいです。薬の管理なども全てお任せできるので、家族としては大きな安心材料になっています。
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松戸ナーシングヴィラそよ風を選んだ理由

住み慣れた地域で、夫婦一緒に入居できた安心感

この施設を選んだ大きな理由の一つは、立地です。周りの環境もよく知っている場所なので、両親にとっても私たちにとっても安心感がありました。 実は、父が入院している間に、母を別の施設に1週間ほど体験入居させたことがあったんです。でも、母にはあまり合わなかったようで…。やはり環境が全く変わってしまうのは負担が大きかったのだと思います。その点、ここは住み慣れた土地であり、何より父と母が夫婦で一緒に入れた。これが私たち家族にとって一番の決め手になりました。

家族の状況変化に寄り添う、柔軟な事務手続き

もともと母の対応は、施設の近くに住んでいた兄が主にしてくれていました。しかし1年前にその兄が癌で亡くなり、遠方に住む私が引き継ぐことになったんです。その際、手続き面で本当に助けられました。 以前は母の住民票を元の家の住所のままにしていたのですが、兄が亡くなる前に施設に相談してくれたようで、住民票を施設に移すことにしました。そうすると、役所からの介護保険や健康保険に関する重要書類が全て施設に届きます。施設の方はそれを開封せず、私のところに転送してくれるんです。 そして、保険証など施設で必要なものは、私がまた施設に送り返す。この仕組みを提案し、快く引き受けてくださったおかげで、遠方に住んでいても手続きが滞ることなく、本当に助かっています。こちらの事情を汲んで、一緒に一番良い方法を考えてくれる姿勢がとてもありがたかったです。

家族の負担を軽くする、継続的な改善姿勢

入居して8年になりますが、その間に運営会社が変わりました。普通なら少し不安になるところですが、ここは全くそんなことはなく、むしろ家族の負担を減らすための改善を続けてくれています。 その代表例が「預かり金」制度の廃止です。以前は、現金がなくなると施設まで預けに行かなければなりませんでした。兄が生きていた頃はまだ良かったのですが、私が横浜から行くとなると、やはり少し大変です。それが月々の利用料との合算請求に変わったことで、その手間が一切なくなりました。ちょうど私が担当を引き継ぐタイミングでの変更だったので、本当にありがたかったですね。このように、常に利用者や家族の視点に立って運営方法を見直してくれる姿勢には、深い信頼感を覚えます。

退去検討理由・入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

良い意味で想定外だったのは、運営会社が変わった後もサービスの質が全く落ちなかったことですね。むしろ、より良くなっていると感じることさえあります。 例えば、以前は「預かり金」という制度があり、施設内で使うお金(散髪代など)のために、現金が少なくなると5万円ほどを預けに行く必要がありました。兄が亡くなり、遠方(横浜)に住む私が担当するようになってからは、この現金を預けに行くのが少し負担だったんです。ところが最近、その制度がなくなり、かかった費用を月々の利用料と一緒に請求してくれる形に変わりました。この変更は、私たち家族の負担を大きく減らしてくれるもので、とても助かっています。常に利用者や家族のことを考えて、より良い形を模索してくれているのだなと感じました。

退去を検討したことはありますか?

正直なところ、改善してほしいと思う点は特にありません。スタッフの皆さんはいつも親切に対応してくださいますし、先ほどお話しした預かり金制度の変更のように、家族の負担を減らすための改善も積極的に行ってくれています。 運営会社が変わってもサービスの質が落ちるどころか、より良くなっていると感じるくらいです。8年という長い間、母のことを安心してお任せできているのは、こうした施設側の真摯な姿勢があるからだと思っています。
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松戸ナーシングヴィラそよ風
介護付き有料老人ホーム
標準
プラン
月額16.5万円
(入居金308万円〜)
入居金0
プラン
月額23.0万円
(入居金0万円〜)
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取材して

遠方からお母様のことを見守られているご家族様に、お話しを伺いました。一つ一つの質問に、当時の状況を思い出しながら丁寧にお答えくださいました。8年という長い期間、施設に信頼を寄せていらっしゃる様子が、穏やかな語り口から伝わってきました。ご家族の状況の変化にも柔軟に対応してくれる施設の姿勢が、その信頼関係を築いているのだと感じました。
取材日:2025/12/05
執筆者:谷口美咲

入居した施設について

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松戸ナーシングヴィラそよ風

株式会社SOYOKAZE介護付き有料老人ホーム
松戸ナーシングヴィラそよ風

こちらは 千葉県松戸市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 千葉県松戸市 ですか?

はい
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こちらは 千葉県松戸市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 千葉県松戸市 ですか?

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こちらは地域密着型の施設のため、
住民票の住所と施設の住所が異なる場合入居ができません。
そのため、気になるリストに追加できませんでした。そのため、お問い合わせできませんでした。

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松戸ナーシングヴィラそよ風は、千葉県松戸市にある介護付き有料老人ホームです。新京成電鉄「五香」駅より徒歩7分の閑静な住宅街に位置しています。お元気で介護の必要がない「自立」の方から要支援、要介護認定の方まで、幅広くご入居いただける施設です。レクリエーションやイベントを盛んに開催しているため、充実した毎日をお送りいただけます。居室はおひとり様用の個室と、ご夫婦やごきょうだいでご入居いただけるおふたり部屋の2タイプをご用意。すべてのお部屋にIHミニキッチン、トイレ、洗面台を備え、快適に暮らしていただける環境を整えています。

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3.4
良かった点自宅から近く、いつも利用する道沿い
残念だった点入居一時金が高額だった
自宅からも一番近く、とても良かったです。いつも利用する道沿いなので安心出来ました。 親身に聞いて頂けましたが、普通な対応だと思います。説明も事務的でどの人でも同じだと思う。 続きを見る
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