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に93歳・男性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/05/22
執筆者:寺門律歌

入居者プロフィール

93歳・ 男性
要介護1
物忘れ、 妄想、 徘徊、 幻覚・錯視
自立
糖尿病・インスリン
自宅(独居)
認知症の進行により、夜中に外出しようとしたこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/06 〜 2024/07
見学をした施設:4件

見学した施設

施設名見学/入居
ハピネス新生見学
コスモス茜部見学
住宅型有料老人ホームカナン見学
SEOま・も・る入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

父は施設に入るまで、長年住み慣れた自宅で一人暮らしをしていました。特に誰かが付きっきりで介護をするということもなく、自分のペースで自立した生活を送っていました。 ですが、年齢を重ねるにつれて、少しずつ「このまま一人で大丈夫だろうか」と感じることが増えてきていました。そして、決定的なきっかけになったのは、ある夜中の出来事です。父が一人でふらっと外へ出かけて行こうとしたことがあったんです。その話を聞いた時は本当に肝を冷やしましたし、もし発見が遅れていたらと思うと、今でもぞっとします。このままではいけない、と家族全員が腹をくくりました。 この出来事があったまさに次の日から、私たちは本格的に施設探しを始めることにしました。

入居決断時の葛藤・罪悪感

施設に入れることに罪悪感や申し訳なさがあったかと聞かれると、不思議なことに、それはありませんでした。 私たち家族は、仕事も抱えながら在宅で24時間父を見守ることは現実的に不可能だと、冷静に理解していました。むしろ、中途半端に私たちが手を出すよりも、介護の専門知識と設備が整った施設に入った方が、父本人にとっても安全で、私たち家族も安心して日々の生活を送れる。そう、家族みんなが同じ方向を向いていました。 ただ、もちろん父本人には強い抵抗がありました。「最後までこの家で暮らしたい」という父の気持ちも痛いほどわかりました。長年、家族の思い出が詰まった家ですから、当然です。 そこで私たちは、父の気持ちを無視して話を進めるのではなく、施設探しそのものに父も一緒に連れて行くことにしました。最初は気乗りしない様子でしたが、本人の目で見て、施設の明るい雰囲気やスタッフの方々の温かい人柄に触れて、納得してほしかったんです。最終的には、父と私たち娘家族で一緒に見学したこの施設に、皆で納得して決めることができました。

見学時の施設に対する不安

見学に行った時も、直感的に「ここなら大丈夫そうだ」と感じましたし、特に不安な点も見当たりませんでした。むしろ、見学したその日のうちに「ここがいい」と思えて、迷わず申し込みを決めたのを覚えています。

入居後の変化

入居後の変化

施設に入居した後の父は、私たちの心配をよそに、とても楽しく過ごしているようです。面会に行くたびに、「ここの人たちは本当にいい人ばっかりだ」と、嬉しそうに話してくれます。最初は新しい環境に馴染めるか心配していましたが、その言葉を聞いて本当にホッとしました。 施設では「勉強日」という名前のレクリエーションの時間が定期的に設けられていて、他の入居者さんと一緒に頭を使ったり、手を動かしたりする時間があるそうです。それだけでなく、季節ごとの行事も大切にしてくれていて、「この前はみんなでスイカ割りをしたんだよ」なんて話も聞かせてくれました。私たち家族だけでは、なかなか季節の行事をしてあげる余裕がなかったので、そういった豊かな体験をさせてもらえるのは本当にありがたい限りです。 毎日、誰かと顔を合わせて笑い合える環境があるからでしょうか。一人でテレビばかり見ていた時よりも、今のほうがずっと表情も明るく、元気になったと感じます。 そして何より、私たち家族の気持ちが、以前よりずっと穏やかになりました。一人暮らしの時は、例えば台風が来たりすると「停電は大丈夫だろうか」「心細い思いをしていないだろうか」と、いつも心配がつきまとっていましたから。今は施設に大勢のスタッフさんや入居者さんがいてくれるので、「あそこなら大丈夫」と、心から安心して自分たちの生活に集中できています。この精神的な安らぎが、本当に大きいです。

SEOま・も・るを選んだ理由

やりたいことをやらせてくれて、自宅のような暮らしができる

この施設の一番の魅力は、父の「したいこと」や「好きなこと」を、できる限り叶えようとしてくれる点です。 例えば、父がふと「コーヒーが飲みたいな」と言えば、スタッフの方がにこやかに用意してくれます。食べたいものがあれば、それもできる限り対応してくださる。それは些細なことかもしれませんが、管理された集団生活の中で忘れられがちな「個人の好み」を大切にしてくれるその姿勢に、父を一人の人間として心から尊重してくれているんだなと感じ、胸が熱くなりました。 ただ身の回りのお世話をするだけでなく、父がその人らしい生活を送れるように支えてくれる。スタッフの方々が本当に良い方ばかりで、そのおかげで父も気兼ねなく、自分らしくいられているんだと思います。

お風呂好きな父のために、柔軟に対応してくれた

父はお風呂が大好きで、それが何よりの楽しみです。施設の入浴は基本的に週2回と決まっているのですが、父がお風呂好きだとお伝えしたところ、なんと特別に週3回に増やしてくれました。 決まりだからと断るのではなく、どうすれば本人の楽しみを実現できるかを一緒に考えてくれる。そんなマニュアル通りではない、一人ひとりに寄り添った臨機応変な対応に、家族として本当に頭が下がる思いです。父にとって、その一日の楽しみが心の張りにもつながっているのだと思います。 また、父はまだ一人で入浴できるのですが、やはり万が一のことを考えると少し心配です。その点もしっかりと汲み取ってくださり、入浴中は必ずスタッフの方が見守っていてくれます。このきめ細やかな「見守り」があるおかげで、私たちも安心して任せることができています。

オープンな環境で家族とつながりやすい

家族が施設と関わりやすい、オープンな環境であることも、本当にありがたい点です。 私は毎週欠かさず父に会いに行っているのですが、面会に事前予約は一切必要ありません。「今日、仕事が早く終わったから少し顔を見に行こう」といったことが気軽にできます。時間帯の制限も緩やかですし、申請すれば外泊も外出も自由。食べ物などの持ち込みもできます。 施設に入ったからといって親子関係が希薄になるのではなく、むしろ会いに行きたい時にいつでも会えるので、以前よりもコミュニケーションが密になったかもしれません。父の部屋を訪ねて、一緒にテレビを見たり、家から持ってきたお菓子を食べたり。そんな何気ない日常が、今も変わらず続いていることが何より嬉しいです。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

改善点

正直、施設に対して「こうしてほしい」という改善点や不満は、ほとんど見当たりません。本人からも、そういった不満は一度も聞いたことがないですね。 ただ、本当に強いて何かを挙げるとすれば、「もっとお散歩に連れて行ってもらえたら嬉しいな」というささやかな希望はあります。 もちろん、安全管理上の問題やスタッフの方々の人員体制など、難しい面があることは重々承知しています。ですが、もし天気の良い日に、ほんの少しだけでも施設の外の空気を吸って歩くような機会があれば、父の気分転換にもなるでしょうし、さらに喜ぶだろうな、と家族としては願ってしまいます。
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サービス付き高齢者向け住宅
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今回お話を伺い、終始明るい声でお父様が施設で楽しく過ごされているご様子を話してくださいました。「施設に入れることに罪悪感はなかった」ときっぱり話される一方で、お父様の「家にいたい」という気持ちを尊重し、ご本人も巻き込んで一緒に施設探しをされたというエピソードが非常に印象的でした。ご家族の安心という現実的な選択の中に、お父様への深い愛情と敬意が貫かれている点が、多くの読者の心を打つのではないでしょうか。「自宅にいた時と同じように」という言葉の通り、施設が生活の延長線上にあるような、ご家族と施設との温かい関係性が伝わってくる、素晴らしいお話でした。
取材日:2025/05/22
執筆者:寺門律歌

入居した施設について

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サービス付き高齢者向け住宅
岐阜県岐阜市柳津町梅松
柳津駅から 徒歩8分
標準プラン
月額 /11万円
入居金 /17万円
入居金ゼロ
プラン
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こちらは 岐阜県岐阜市 の地域密着型の施設です。
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