親身な人柄が伝わる施設長
この施設に決めた理由の一つが、施設長さんのお人柄です。何件か他の施設も見学しましたが、こちらの施設長さんが一番親身になって話を聞いてくださいました。その誠実な対応に「ここなら母を安心して任せられる」と感じたのを覚えています。入居後もその印象は変わらず、特に印象的だったのが「お年寄りは世の中の宝ですから」とおっしゃっていたことです。その言葉通り、入居者一人ひとりを大切に思ってくださる気持ちが伝わってきました。母がコロナから退院した際には、泣いて「戻ってきてくれて良かった」と抱きしめてくださったそうで、母にとっても心強い存在だったと思います。
試食もできた、母も喜んだ食事
こちらの施設は配食サービスを利用しているのですが、私が「一度試食させてほしい」とお願いしたところ、快く機会を作ってくださいました。実際にいただいてみると、味も良く、栄養バランスも考えられていて、「これなら安心だ」と思えました。入居後、母に食事の感想を聞いた時も「おいしいよ」と嬉しそうに話してくれました。弟と同居していた頃は食事も不規則になりがちだったと思うので、温かく美味しい食事を毎日きちんと摂れるようになったのは、健康面でも本当に良かった点です。
困難な状況でも見捨てない、献身的なスタッフの皆さん
入居当初は抵抗が激しく、時にはスタッフの方をひっかいてしまうこともありました。それでもスタッフの皆さんは嫌な顔一つせず、根気強く母に寄り添ってくださいました。最後の救急搬送の直前、母が嘔吐を繰り返していた時も、本当に一生懸命に介抱してくださる姿を見て、頭が下がる思いでした。現場で働く方々は、本当に大変な仕事だと思います。それでも入居者に愛情を持って接してくださったスタッフの皆さんには、心から感謝しています。
特養よりも「少人数」で向き合えるグループホームを選択
施設探しをされている方には、グループホームをお勧めしたいです。特養は安さを求めて選ぶ人も多いですが、実際はそこまで安くはなりませんし、人数が多い分どうしても「ほったらかし」になりがちです。
かつて私の叔母が大規模な施設に入っていましたが、面会の途中でも連れて行かれたり、大勢の中でポツンと一人でいたりする姿を見てきました。その点、グループホームは少人数なので、スタッフの目が届きやすく、お茶を飲みながら会話を楽しむような人間らしい暮らしがしやすいと感じます。