清潔で広々とした、快適な住環境
施設の清潔さはもちろん、父が毎日多くの時間を過ごす居室の環境も重視しました。たくさん見学した中で、こちらの施設は清掃が隅々まで行き届いており、居室は広々として圧迫感が全くありませんでした。父も「部屋が広くて気持ちがいい」と満足しており、この清潔で快適な住環境が、父の穏やかな生活と私たちの安心に繋がっていると感じています。
スタッフと入居者の良好なコミュニケーション
見学時に特に印象深かったのが、スタッフの方々と入居者の方々との関わり方です。スタッフの方々が、入居者の方一人ひとりと積極的にコミュニケーションを取ろうとされている姿が随所で見られました。通りすがりに優しい言葉をかけたり、入居者さんの話に楽しそうに耳を傾けたり、何か困った様子の入居者さんにはすぐに駆け寄って声をかけていらっしゃったり。そうした光景を見て、「ここなら父も温かい雰囲気の中で過ごせるのではないか」と感じました。入居後もその印象は変わらず、スタッフの方々は本当に親切で、父も安心して頼っているようです。
安心の訪問診療と服薬管理
こちらでは月に2回の定期的な訪問診療があり、医師に直接健康状態を診ていただけます。また、以前からお世話になっているかかりつけ医とも連携してくださって、処方された薬は施設で一括して管理・服薬させていただけるので、通院や薬の管理といった家族の負担が軽減されました。この手厚いサポートがあることで、医療面での不安なく父を任せられています。
本人のペースで自由に過ごせる環境と柔軟な外出対応
父はもともとマイペースな性格で、集団でのレクリエーションに積極的に参加するタイプではありませんでした。その点、現在の施設は、過度なレクリエーションの強制がなく、本人が自分のペースで自由に時間を過ごせる環境であることが、父には合っているようです。部屋で好きなテレビ番組を見たり、新聞をじっくり読んだり、趣味である競馬予想を楽しんだり。また、施設内に移動コンビニが来てくれるので、そこで自分の好きな飲み物やお菓子などを購入できるのも、父にとっては日々の小さな楽しみとなっているようです。さらに、事前に施設に伝えておけば、私たち家族と一緒に食事のために外出することも比較的自由にできます。こうしてたまに外の空気を吸い、家族と水入らずの時間を過ごせることも、父にとっては良い気分転換になっているようです。このように、束縛されすぎず、ある程度の自由が保たれていることが、父の精神的な安定と満足感につながっているのだと感じています。