何より安心できる、きちんとした食事で持病が改善
一番良かったのは、食事のことですね。きちんと時間通りに、栄養面も考えられた食事を出してもらえるので、そこが一番安心です。
母はもともと血圧が高かったり、糖尿病もあったりして、健康面での不安が常にありました。それが、ここに入居してから、驚くほど数値が良くなったんです。血圧も血糖値も、とても改善したんですよね。
やはりプロの方が毎日管理してくださる食事は違うんだなと。私たち家族では、ここまで徹底した管理はなかなか難しいですから。目に見えて健康になっていることが、本当にありがたいです。
不安だった老健時代と大違い。「いつでもどうぞ」の柔軟な面会
今の施設に入る前に、入居先が決まるまで少しの間だけ、老健に入っていた時期があったんです。
そこが、家族の面会がすごく厳しいところで。ルールで「2週間に1回」と決まっていて、しかも部屋まで入ることはできなかったんです。だから、母がどんな様子で過ごしているのか、荷物はどうなっているのかも分からなくて。本人も不安だったでしょうし、私たちも安心できず、もどかしい思いをしました。
その点、今の施設はいつでも自由にどうぞという感じで、本当に助かっています。一応、電話で予約はするんですけど、当日に「今日、これから行けますか?」と電話しても、「いいですよ、何時に来ます?」というふうに、すごく融通が利くんです。今まで「ダメです」って言われたことは一度もありませんね。
そういった経験があるからこそ、母の部屋で直接顔を見て話せる今の環境が、本当にありがたいなと思います。
プライバシーが守られる「一人暮らしのような」個室
老健は多床室だったので、どうしてもプライベートな部分が確保しづらかったのですが、今の施設は個室なんです。その部分も、母にとってはすごく良かった点だと思います。
きちんと独立した、一つの部屋として確立されていて。本当に「一人暮らし」という感じの、自分のスペースがちゃんとあるんですね。周りに気兼ねなく過ごせるので、母もリラックスできているようです。見学のときも、ケアマネさんがとても親身になって話を聞いてくださって、「良心的な経営をされているな」という印象でしたし、何より私たち家族の家から本当に近くで見つけられたのも幸運でした。