ナーシングホーム・メディカライフ八千代
に89歳・男性・要介護5で入居していた方へのインタビュー

父はもともと病院に入院しており、退院後の生活の場として施設を探し始めました。正直なところ、父の病状はかなり重く、なかなか受け入れてもらえる施設が見つからない状況でした。「他では見てもらえるような病状ではなかった」というのが実情で、あまり多くの施設を見学することはできませんでした。

父の病状が重く、他では見てもらえるような病状ではなかったため、そもそも受け入れてくれる施設を見つけること自体が大変でした。あまり多くの施設を見学できたわけではありませんが、数少ない選択肢の中で、実際に父の状態に合ったケアをしてもらえるのか、という点はやはり気がかりでした。

今はだんだん慣れちゃってきてはいると思います。少しずつ新しい環境に馴染んできているように見えます。 スタッフの皆さんはすごくよくしてくださるので、その点はとても感謝しています。普段の様子や何かあった際の連絡も、割としてくださっていると感じています。私自身もこまめに面会に来ているので、父の様子は直接見ることができています。面会は予約が必要ですが、電話かLINEで予約できるので、自分の都合に合わせて「ここはいけるな」という時に予約して来ています。

何よりもまず、父の重い病状を受け入れてくれる施設が他に見つからなかった、というのが一番の理由です。「本当にここしかなかったんです」という状況でした。多くの施設で断られてしまうような状態でも、こちらでは専門的な目で見てくださり、入居を受け入れていただけたことは、私たち家族にとって本当に大きな救いでした。他では対応が難しいと言われた父の状態を理解し、専門的なケアを提供しようとしてくださる姿勢に、お願いすることを決めました。

入居前から父にはリハビリが必要だと考えており、その点もお願いしていました。本格的なリハビリテーションとまではいかなくても、それに近いようなこともしてくださっています。実際には、別料金ですがマッサージをしていただいています。なかなかリハビリに対応できる施設が少ない中で、マッサージという形でも対応いただけたのはありがたかったです。

スタッフの方々の対応については、すごくよくしていただいていると感謝しています。日々のケアには助けられています。ただ、ちょっと要望を言い過ぎているのかもしれないかなと、少し遠慮してしまう気持ちもあります。コミュニケーションの取りやすさに関しても、当初の印象とは少し変わってきたかな、と感じる部分はありますが、皆さん一生懸命対応してくださっています。他の施設はわからないですけど、いいと思います。

面会は予約が必要ですが、予約方法も、電話かLINEでっていう感じで、LINEでも手軽に予約できるのは便利だと感じています。ここはいけるなという時に、自分の都合に合わせて連絡しやすいので、忙しい中でも面会の時間を作りやすいですね。

やはり一番はリハビリのことですね。入居前にはリハビリはできないっていう話は聞いていたのですが、実際に入居してみると、思ったよりもスタッフの方の数が足りていないのかな、と感じる部分はあります。仕方ないと言えば仕方ないんですけど、外部からでもリハビリの方を呼びやすい環境だと、もっと良かったなと思います。 それから、お医者様の往診についてです。週に1回、外部から先生に来ていただいているのですが、もうちょっと親身になってもらえたらなっていうところはありますね。

今回の娘様のお話は、介護施設の利用を検討されている多くの読者の皆様にとって、共感できる部分や新たな気づきがあったのではないでしょうか。特に、お父様の『他では見てもらえるような病状ではなかった』という状況の中で、必死に受け入れ先を探されたという経緯、『本当にここしかなかった』という言葉の重みが印象的でした。また、リハビリや医師の対応に関する具体的なご要望は、娘様がお父様を大切に思い、常により良いケアを望んでいらっしゃるからこそ出てくる言葉なのだと思います。この体験談が、読者の皆様の施設選び、そしてその後の生活を考える上での一助となることを願っております。