医療面の安心感
月に2回の訪問診療で定期的に健康状態をチェックしてもらえ、薬の管理も全てお任せできるのは本当に助かります。飲み忘れの心配もありません。 もし精密検査が必要になった場合でも、以前から母がお世話になっていた総合病院へ家族が連れて行かなくてはなりませんが、どうされますか?と相談してくださいます。慣れた病院で診てもらえるのは、母にとっても私にとっても安心材料です。
家族との連携体制
母の体調変化や訪問診療の結果など、必要な情報は適宜施設から連絡をもらえますし、こちらから面会の連絡をした際にもスタッフの方が最近の様子を教えてくれます。ケアマネージャーさんも月1回訪問してくださっているそうで、多方面から見守っていただけているという実感があります。 このような連携があることで、離れていても母の状況を把握しやすく、安心してお任せできています。
本人の性格に合ったケア
母はあまり干渉されるのを好まない性格なのですが、ここのスタッフさんはその点をよく理解してくださり、過剰に関わることなく、でも必要なサポートはしっかりとしてくれる、という「程よい距離感」で接してくださいます。 母自身も「さっぱりしてて良かった」と言っており、ストレスを感じずに自分のペースで過ごせているようです。これは長く生活する上で非常に重要なポイントだと感じています。
デイサービスによる活動機会の維持
年齢とともに活動意欲が低下しがちな中で、施設内にデイサービスがあり、週3回参加できているのはありがたいです。本人は少し乗り気でない時もあるようですが、それでも参加することで他者との交流や活動の機会が維持され、気力の低下を防ぐ一助になっていると感じます。 何もせずに部屋にこもりがちになるより、こうした機会があることは大切だと思います。
面会のしやすさと時間
面会のしやすさも、この施設にして良かったと感じる点です。厳密な予約制ではなく、事前に電話で時間は伝えますが、比較的こちらの都合に合わせて訪問できます。そして、行けば1時間以上滞在でき、母とゆっくり過ごすことができます。私は週に1回、または2週に1回は会いに行っています。 認知症の影響で毎回同じ話になることもありますが、それでも直接顔を見て話せる時間は貴重です。頻繁に顔を見に行きやすい環境は、本当にありがたいですね。