グループホームソラスト池上
に78歳・男性・要介護5で入居していた方の退去理由インタビュー

主人は認知症が少しずつ進んでおり、物事をはっきりと認識するのが難しい状態でした。また、身体的にもだんだんと動くことが難しくなってきており、専門的なケアが必要だと感じていました。そうした状況から、安心して生活できる場所としてグループホームへの入居を考え始めました。

入居後は、私自身がなかなか施設へ顔を出すことができなかったのですが、スタッフの皆さんはこちらの事情をよく理解してくださり、主人のことをすべてお任せすることができました。何か体調の変化などがあった際には、その都度きちんとお電話で連絡をいただけたので、離れていても様子が分かり安心でした。 主人は認知症が進み、自分の状況をうまく表現できない状態でしたが、施設では穏やかに過ごせていたようです。レクリエーションの詳しい内容は分かりませんが、送っていただいた写真を見ると、クリスマスなどの季節のイベントに参加している様子が写っており、本人なりに楽しんでいるのだと感じられました。 面会にあまり行けない私に対しても、スタッフの方々はいつも親切で、こちらの話にも耳を傾けてくださいました。全面的に信頼してお任せできたのは、本当にありがたかったです。

施設を退去した直接の理由は、主人が亡くなったためです。 実は、亡くなる少し前から、別の施設への転居を検討していました。というのも、主人の身体の状態がだんだんと悪化し、自分で動いたり歩いたりすることが難しくなってきたためです。身体的なケアがより手厚い施設を探し、ちょうど新しい施設を決めようとしていた矢先のことでした。施設への不満からではなく、主人の状態の変化に対応するための前向きな検討でした。

私自身、仕事や距離の都合で頻繁に施設へ足を運ぶことができませんでした。しかし、スタッフの皆さんはそうしたこちらの事情をよく理解してくださり、温かく受け入れてくれました。面会に行けないことに少し心苦しさを感じていましたが、スタッフの方々が主人のことを本当によく見てくださっているのが伝わってきたので、心から安心してお任せすることができました。本当に良くしていただいたと感謝しています。

施設にいる主人のことで一番気がかりだったのは、何かあった時にすぐ様子が分からないことでした。ですが、こちらの施設では、主人の体調に少しでも変化があったり、何か連絡すべきことがあったりした際には、必ずお電話をいただけました。そのおかげで、離れていても主人の状況を把握でき、大きな安心感につながりました。基本的なことかもしれませんが、この信頼関係が何よりも大切だと感じています。

主人は認知症が進んでおり、自分の気持ちをうまく言葉にすることができませんでした。そのため、施設でどのように過ごしているのか、楽しんでいるのか、少し心配な部分もありました。 レクリエーションの詳細は私も詳しくは把握していませんでしたが、時々送ってくださる写真を見ると、クリスマス会などの行事に参加している主人の姿がありました。穏やかな表情で写っているのを見て、大切にケアしていただいていること、そして本人なりに楽しく過ごせているのだなと感じられ、とても嬉しかったです。

特に改善してほしいと感じた点や、不満に思ったことは一度もありません。私自身が頻繁に施設へ足を運べない状況をスタッフの皆さんが深く理解してくださり、主人のことを全面的にお任せできたからです。いつも親身に対応していただき、本当に感謝しかありません。

ご主人様が亡くなられた後で大変な時期だったかと思いますが、施設への感謝の気持ちを落ち着いてお話しされていたのが印象的です。 お言葉の端々から、施設スタッフの皆様との間に良好な信頼関係が築かれていたことが伝わってきました。ご主人様を安心してお任せできていたご様子が伺え、お話を伺いながら温かい気持ちになりました。