入居前の状況
父は病院を退院した後、しばらく自宅で一人で暮らしていました。もともと料理をするタイプではなかったので、食事も好きなものだけを偏って食べているような状況でした。
自宅での介護は、母の代から何年もかけて信頼関係を築いてきたケアチームの方々にお願いしていました。週に一度、整体師さんに来てもらってリハビリのようなこともしてもらっていたんです。父もそのチームの方々をとても信頼していて、「〇〇さん、〇〇さん」と名前で呼び合うような、家族に近い関係性を築けていました。
施設探しを始めたきっかけ
そんな中、入院していた病院から急遽退院しなくてはならなくなりました。自宅に戻っても、以前のような生活は難しい。そこで、急いで施設探しを始めることになったんです。
いくつかの施設を見学する中で、付き合いのあった老健の担当者の方から「あそこはリハビリもやっているから」と、さわやか桜弐番館さんの系列施設を勧めていただいたのがきっかけの一つです。
見学時の施設に対する不安
正直、最初に見学した時は、想像していたよりも大規模な施設だったので「どうかな?」という気持ちはありました。もう少しこぢんまりとした施設をイメージしていたんです。
ただ、見学の際に相談に乗ってくださった職員の方がとても良い方で、「うちで受け入れられますよ」という姿勢をはっきりと示してくださったんです。急いでいた私たちにとって、その一言は本当に心強く、安心材料になりました。
そして何より、私の自宅から近かったこと。これが最終的な決め手になりました。何かあった時にすぐに駆けつけられる距離というのは、やはり大きなポイントでしたね。