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すまいゆ藤間
に88歳・女性・要介護1で入居中の方へのインタビュー

取材日:2025/06/23
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

88歳・ 女性
要介護1
物忘れ
糖尿病・インスリン
自宅にいた(独居)
食事の偏りや浪費、転倒リスクなど一人暮らしへの不安
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/07 〜 2024/09
見学をした施設:3件

見学した施設

施設名見学/入居
ブリエライフ狭山見学
ケアタウンつどい南大塚見学
すまいゆ藤間入居
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入居前に抱えていた問題

入居前はどのような状況でしたか?

母はもともと一人で暮らしていたのですが、だんだんと生活の様子が心配になってきたのが、施設を探し始めたきっかけです。一番は食事ですね。どうしても栄養が偏ってしまうんです。 週に2回ヘルパーさんに来てもらって、1週間分の食事を用意してもらってはいたのですが、結局「買い物に連れて行って」と言われて、自分の好きなものばかり買ってしまう。せっかく用意してもらった食事を食べなかったりすることもあって、見ていて「このままで大丈夫かな」という気持ちが大きくなりました。 それに、当時は通販で色々なものを買う癖があって。新聞広告なんかを見てはすぐに電話で注文してしまう。お金の使い方も心配の種でしたね。年に一度くらいのペースで入院することもあったので、そろそろ一人では限界かもしれないと感じていました。

入居後の変化

入居後、どのような変化がありましたか?

施設に入居して、母は元気になったように感じます。何より、入居してからは一度も入院していません。これは本当に大きな変化ですね。 もともと部屋にこもるタイプではないので、日中はだいたい食堂のテーブルで、絵を描いたりして過ごしているようです。他の入居者さんとお話もしているみたいで。 また、運動の習慣ができたのも大きな変化です。入居の際、運動不足にならないようにと、あえて食堂から一番遠い部屋を選んだんです。施設内では、歩行器を使って、自分の足で移動しています。 それに加えて、本人の希望でデイサービスにも通って、積極的に体を動かしたり、人との交流を楽しんだりしている。転倒して一人で起き上がれなかったこともあったので、見守られている環境の中で、本人のペースで体を動かせているのは、とても良いことだと感じています。 心配していた通販での浪費がなくなったことも、家族としては大きな安心材料です。生活全体を安心して見守っていただけていると感じますね。

見学時の不安は解消しましたか?

施設を探すにあたって、今回入居した施設は、私の家からだと少し距離があったんです。でも、見学に行ってみて、渋滞するような道がないので通いやすいな、と。それが決め手の一つになりましたね。 ただ、手続きは本当に大変でした。母が住んでいた市と、施設がある市が違ったので、介護保険や高齢者向けの補助金の手続き<がすごく複雑で。行政の方に問い合わせても「そういうケースはあまりなくて…」と、なかなか返事がもらえない。市と市での横の連携もないから、確認作業にすごく時間がかかりました。大体は住んでいる市で探す方が多いんでしょうけど、条件に合うところとなると、そうも言っていられないですからね。
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すまいゆ藤間を選んだ理由

定期的な訪問診療で、健康状態を常に把握してもらえる安心感

一番良かったと感じているのは、医療面でのサポートが手厚いことです。月に2回、病院から訪問診療に来てくれるんです。 一人暮らしの時は、年に1回は入院していた母が、ここに入ってからは一度も体調を大きく崩していません。これは、定期的にお医者さんが細かいところまで常に見てくれているおかげだと感じています。 何かあってもすぐに対応してもらえる、という安心感は、家族にとって何物にも代えがたいですね。「預けてよかった」と心から思える一番の理由です。

施設やデイサービスでの交流が、日々の楽しみに

人との交流の機会が増え、母の毎日に楽しみができたことも、施設に入って良かったと思う大きな理由です。 もともと人と話すのが好きな母なので、日中は自分の部屋にこもらず、食堂で他の入居者さんと話をしたり、絵を描いたりして過ごしていると聞いています。一人暮らしの時にはなかった、穏やかな時間だと思います。 さらに、本人の「行きたい」という気持ちをきっかけに、今では週2回デイサービスに通っています。以前、一人暮らしの時は入浴が心配でデイサービスを利用していましたが、今は施設で入れるので、純粋にレクリエーションが楽しみで通っているようです。施設でできたお友達とは別の日になってしまったようですが、向こうでもまた新しい知り合いができたようです。孤独だった時間から、自分の世界を広げている母の姿を見られるのは、家族としてとても嬉しいです。

糖尿病に配慮した、安心の食事管理

施設探しのきっかけでもあった「食生活」が改善されたことも、良かった点の一つです。 母は糖尿病があるので、今は施設で栄養バランスやカロリーが管理された食事を出してもらっています。本人は当初、「量が少なくてお腹がすく」なんて言っていましたが、健康のためだと分かって頑張って慣れてきているようです。 偏食がちだった一人暮らしの頃を思うと、今は3食きちんと食べさせてもらえて、本当に安心です。

退去検討理由・入居後のギャップ

入居して想定外だったことはありましたか?

あとは、最近になって施設の経営者が変わったんです。料金は変わらないとのことなので、それは良かったのですが、それに伴って引き落とし口座の変更届など、色々な手続きがまた発生して。その手続きのために郵便局に連れて行ったりと、少しバタバタしました。 ただ、新しい経営者になって、部屋にカメラを設置するという通知が来ました。もちろん、個人情報なので同意は必要ですが、私たち家族としては、部屋の中の様子が分かる方が安心なので、これはありがたい変化かなと思っています。

退去を検討したことはありますか?

少し腑に落ちないのが、NHKの受信料のことです。 母は一人暮らしの家からそのまま施設に移ったので、個別に請求が来続けているんです。施設によっては、施設全体を一つのアンテナとして契約していて、個人の支払いが不要な場合もあると聞きますが、ここはそうではないみたいで。「お部屋にテレビがある以上は必要です」と言われてしまって。テレビを完全に処分しないと解約できないらしく、母の部屋での楽しみを思うと、どうしたものかな…と少し悩んでいます。
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すまいゆ藤間
サービス付き高齢者向け住宅
標準
プラン
月額9.2万円
(入居金4万円〜)
入居金0
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取材して

今回お話を伺い、お母様のことを一番に考えながらも、ご自身の生活との両立の中で、現実的な手続きの煩雑さや金銭的なことにも一つひとつ真摯に向き合われている、息子さんの誠実なお人柄が伝わってきました。「年に1回入院していた母が、施設に入ってからの方が元気です」という言葉が、今回のインタビューの全てを物語っているように感じます。「良い施設を見つけてもらってよかった」というお言葉をいただけたことは、私たちにとっても何よりの喜びです。貴重なお話をありがとうございました。
取材日:2025/06/23
執筆者:岸川京子

入居した施設について

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すまいゆ藤間

株式会社すまいゆ藤間サービス付き高齢者向け住宅
すまいゆ藤間

こちらは 埼玉県川越市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 埼玉県川越市 ですか?

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川越市大字藤間に位置する「すまいゆ藤間」は、ホーム内にスタッフが24時間常駐するサービス付き高齢者向け住宅です。スタッフが毎日欠かさず居室訪問を行い安否確認を行うほか、各居室の緊急コールによる駆けつけ対応も実施。ご入居者のみなさまが安心して暮らせる環境づくりに努めています。また、当ホームは同じ建物に、訪問介護サービスの事業所を併設。入浴や排泄といった身体介護を中心に、ご入居者様のご希望に沿った介護サービスをご提供いたします。ご入居中に介護が必要になった場合も、スムーズにお手続きいたしますので、お気軽にお申し付けください。

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