定期的な訪問診療で、健康状態を常に把握してもらえる安心感
一番良かったと感じているのは、医療面でのサポートが手厚いことです。月に2回、病院から訪問診療に来てくれるんです。
一人暮らしの時は、年に1回は入院していた母が、ここに入ってからは一度も体調を大きく崩していません。これは、定期的にお医者さんが細かいところまで常に見てくれているおかげだと感じています。
何かあってもすぐに対応してもらえる、という安心感は、家族にとって何物にも代えがたいですね。「預けてよかった」と心から思える一番の理由です。
施設やデイサービスでの交流が、日々の楽しみに
人との交流の機会が増え、母の毎日に楽しみができたことも、施設に入って良かったと思う大きな理由です。
もともと人と話すのが好きな母なので、日中は自分の部屋にこもらず、食堂で他の入居者さんと話をしたり、絵を描いたりして過ごしていると聞いています。一人暮らしの時にはなかった、穏やかな時間だと思います。
さらに、本人の「行きたい」という気持ちをきっかけに、今では週2回デイサービスに通っています。以前、一人暮らしの時は入浴が心配でデイサービスを利用していましたが、今は施設で入れるので、純粋にレクリエーションが楽しみで通っているようです。施設でできたお友達とは別の日になってしまったようですが、向こうでもまた新しい知り合いができたようです。孤独だった時間から、自分の世界を広げている母の姿を見られるのは、家族としてとても嬉しいです。
糖尿病に配慮した、安心の食事管理
施設探しのきっかけでもあった「食生活」が改善されたことも、良かった点の一つです。
母は糖尿病があるので、今は施設で栄養バランスやカロリーが管理された食事を出してもらっています。本人は当初、「量が少なくてお腹がすく」なんて言っていましたが、健康のためだと分かって頑張って慣れてきているようです。
偏食がちだった一人暮らしの頃を思うと、今は3食きちんと食べさせてもらえて、本当に安心です。