24時間面会OK。”牢獄”のイメージを覆す自由度の高さ
この施設を選んで一番良かったと感じるのは、その圧倒的な自由度の高さです。「面会は24時間いつでも大丈夫ですよ」と最初に聞いた時は、本当に驚きました。介護施設というと、面会時間がきっちり決まっているイメージが強かったからです。さらに、家族が部屋に泊まることも、義母が自宅に外泊することも自由。これは、入居に強く反対していた義父の心を動かす大きな要因になりました。
義父は「老人ホームは一度入ったら出られない牢獄のような場所だ」という強い思い込みを持っていました。しかし、実際に施設を訪れ、いつでも好きな時に妻に会えること、そして全く窮屈さのない環境であることを知り、安心したようです。今では義母に「ここが君の家なんだよ」と諭すほどになりました。家族の絆を途切れさせない、この開かれた環境には心から感謝しています。
感心する、利用者一人ひとりへの敬意ある接し方
私自身が以前、介護の仕事をしていた経験があるからこそ、スタッフの方々の対応の素晴らしさがよく分かります。残念ながら、施設によっては、認知症の方などが同じことを繰り返すと、少し見下したような、ぞんざいな態度で接するスタッフがいるのも見てきました。でも、こちらのスタッフの方々は全く違います。
どの方も、入居者さんが少し的外れなことをおっしゃっても、決して上から目線で否定したりせず、「そうなんですね」と同じ目線に立って、優しく話を聞いてくださるんです。他の入居者さんへの対応を見ていても、その姿勢は一貫しています。一人ひとりの人格を尊重し、寄り添うという当たり前のようで最も難しいことが、ごく自然に行われている。この施設全体の温かい雰囲気は、こうしたスタッフの方々の意識の高さから生まれているのだと思います。「どうすればこんなに素晴らしい教育ができるんだろう」と、いつも感心させられています。
薬に頼らず、その人らしい生活リズムを尊重してくれるケア方針
最近、義母が日中にうたた寝をすることが増え、その影響で夜に少し不穏になってしまうことがある、と相談を受けました。多くの施設では、こうした状況に対して「夜、眠れるように」と睡眠薬を処方するケースが少なくありません。もちろん、それが必要な場合もありますが、安易に薬に頼ってしまうことに私は少し抵抗がありました。
しかし、こちらの施設からの提案は「日中に楽しめるようなレクリエーションに参加して、活動的な時間を増やしてみてはいかがでしょう?」というものでした。薬で無理に眠らせるのではなく、日中の活動量を増やすことで、自然な眠りにつなげようという、本人主体のケア方針に深く感銘を受けました。ただお世話をするだけでなく、義母がその人らしく、健やかな毎日を送れるようにと考えてくださっていることが伝わってきて、本当にこの施設を選んで良かったと感じています。