施設探しを始めたきっかけ
父が病院を退院することになったのが、施設を探し始めたきっかけです。もともと病院のソーシャルワーカーさんからは、別の医療病院へ移ってリハビリをし、その後また別の施設へ…という提案を受けていました。でも、父をあちこち移動させるのは金銭的にも負担が大きいですし、仕事をしている身としては、その都度手続きに時間を割くのも難しいと感じていました。どうしたら良いか分からず、本当に困り果ててその時は絶望でした。
入居決断時の葛藤・罪悪感
入居を決めるにあたっては、やはり不安もありました。父はずっと寝たきりの状態でしたので、「この先、病状はどうなっていくのだろう」「費用は一体どれくらいかさんでしまうのだろう」という心配は、正直ずっと頭の中にありましたね。
見学時の施設に対する不安
入居前に電話で料金などの説明を受けたのですが、実際に話を聞いてみると、「あれ?」と思う点もありました。電話での説明と、実際のサービスの区分けが介護度によるものなのか、使えるサービス範囲なのか…少し違っていたり、「以前はこの範囲でサービスが使えていたのに、ここでは使えない」といった細かい点で、正直「もう、訳が分からないな」と感じてしまった部分もありました。ただ、全体としては納得できる価格帯の施設を探していただけたので、その点はとても感謝しています。