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有料老人ホームツツジ苑小牧
に80歳・女性・要介護1で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/05/09
執筆者:寺門律歌

入居者プロフィール

80歳・ 女性
要介護1
物忘れ
自立
症状なし
自宅(独居)
認知症の進行に伴って一人暮らしの安全面への懸念が高まったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/02 〜 2024/05
見学をした施設:2件

見学した施設

施設名見学/入居
グループホーム あじさい見学
有料老人ホームツツジ苑小牧入居
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入居前に抱えていた問題

入居前の状況

母は一人暮らしをしていましたが、だんだんと物忘れが目立つようになりました。一番心配だったのは火の始末です。住んでいたのがガスコンロの家で、アンペア数が低くてIHコンロにも交換できなかったんです。それで、鍋を焦がすことが何度かありました。一度は味噌汁が真っ黒焦げになるくらい長時間火にかけっぱなしになっていて、本当に火事の一歩手前で…。集合住宅だったので、もしものことがあったらと考えると、気が気ではありませんでした。 買い物も、私が時々連れて行っていたのですが、買ってきたものを冷蔵庫に入れずにおかしな場所にしまっていたり、前日に買ったばかりの食パンを次の日も買ってきて山積みになっていたり。「こんなに食パンどうするの?」と聞いても、本人はあまり気にしていない様子でした。

施設探しを始めたきっかけ

そういったことが続く中で、まずは介護認定を受けてみようということになりました。私自身は、すぐに施設に入れようと思っていたわけではなく、母がどんな状況なのか客観的に把握したかったんです。少し騙すような形にはなってしまいましたが、認定を受けさせたら「要介護」の結果が出ました。母自身も「私ってそんなに変なのかな?」と少しは自覚したようでした。 私は仕事が不規則で、朝早くから夜遅くまで家を空けることも多く、母に何かあってもすぐに駆けつけられないという状況も、施設探しを本格的に考えるきっかけの一つになりましたね。火の不始末が一番怖かったですから。

入居決断時の葛藤・罪悪感

母を施設に入れるということに対して、やはり複雑な思いはありました。最初に見学したグループホームが母には全く合わず、露骨に嫌な顔をしていたのを見た時は、「このままではいけない」と焦る気持ちと同時に、母に申し訳ないという気持ちも感じました。 今の施設を見つけ、母が「ここならいい」と言ってくれた時は本当にホッとしました。ただ、空きが一つしかないと聞き、その場で入居を決めなければなりませんでした。「もうここを逃したら、またあのグループホームのようなところを探さないといけなくなるかもしれない。あなたの年金で入れる良いところは、そうそう見つからないよ」と、少し強引に聞こえるかもしれませんが、母の目の前で「ここに決めるからね」と手続きを進めました。本当はもっと時間をかけて、母の気持ちを丁寧に聞きながら進めたかったのですが、火事の危険性を考えると一刻も早く安全な場所を確保したいという思いが勝ってしまったんです。その時は、これで本当に良かったのだろうかという葛藤も少なからずありました。

見学時の施設に対する不安

最初に見学したグループホームでは、母が認知症の進んだ方が多い環境や、部屋にトイレがない点などを非常に嫌がったため、次の施設を探す上では「母が納得してくれるか」という点が一番の不安でした。 今の施設は「住居型」というタイプで、見学の際に各部屋にトイレ、小さな冷蔵庫、流し台があると説明を受けました。トイレがカーテンのような仕切りだった点は少し気になりましたが、母自身が「自分の部屋にあるからいい」「これなら一人暮らしと変わらない」と気に入った様子だったので、そこは大きな問題にはなりませんでした。むしろ、日中もリビングにいても自室にいても良いという自由度の高さが、母にとっては魅力的に映ったようです。 見学時には、スタッフの方々が母の様子をよく見て、丁寧に説明してくださったので、私自身の不安は徐々に解消されていきました。ただ、実際に生活を始めてみないと分からないことも多いだろうという点は、やはり少し心配でしたね。

入居後の変化

入居後の変化

母はもともと元気なところがあるので、施設の方から「デイサービスに行ってみたら?」と勧められたそうです。それで、週に1回、外部のデイサービスに通って、体を動かしたり他の人と交流したりしているようです。同じ系列の施設が運営しているデイサービスだと聞きました。 それから、天気の良い日には週に2回ほど、ヘルパーさんと一緒に近くを散歩しているそうです。施設のすぐ近くに手芸用品店があって、そこに寄って自分で好きな毛糸を買ってきては、部屋で編み物を楽しんでいると聞きました。他にも塗り絵をしたりと、自分の時間を満喫しているようです。 「私は元気よ」とよく言っていますし、ひ孫がいるのですが、その子の動画や写真が送られてくると「会いたいわあ、会いに来てほしいわ」と私の弟にしょっちゅう電話しているみたいです。弟も月に1回くらいは子どもたちを連れて会いに行ってくれているので、それも楽しみになっているようです。 「ご飯を作らなくていいから楽だわー」とか「規則正しい生活になったから元気になったわ」とも言っていますね。施設での生活に満足している様子が伝わってきます。 また何より、私たち家族の安心感が大きいです。一人暮らしの時は、いつ怪我をするか、火事を起こさないかと常に心配していましたが、その心配がなくなりました。もし部屋で転んだりしても、すぐにヘルパーさんが気づいて対応してくれるという安心感があります。 母自身も、三食きちんと栄養バランスの取れた食事が出てきますし、規則正しい生活を送ることで、以前より元気になったように感じます。 施設の方からは、こまめに連絡をいただけます。例えば、「お母さんが『お茶がなくなりそうだから娘に電話しないといけないけど、忘れちゃった』って言ってますよ」とか、「ティッシュがなくなりそうですよ」とか。母に直接聞いても「まだたくさんあるよ」なんて言うこともあるのですが(笑)、施設の方が正確な情報を教えてくださるので、本当に助かっています。

見学時の不安は解消したか

はい、今の施設に関しては、母自身が気に入ってくれたので、大きな不安は解消されました。「ここならいい」という本人の言葉が聞けたのが何よりでした。プライバシーが守られる環境で、自分のペースで生活できるという点が、母の希望に合っていたのだと思います。
空室や料金、入居条件を確認したい方は

有料老人ホームツツジ苑小牧を選んだ理由

プライバシーが守られる「住居型」の安心感

一番の決め手は、やはり「住居型」の施設だったことです。最初に見学したグループホームは、どうしても共同生活の色が濃く、母は自分のペースで過ごせないことや、部屋にトイレがないことに強い抵抗を感じていました。 今の施設は、各部屋にトイレはもちろん、小さな冷蔵庫や流し台まで付いています。トイレはカーテンで仕切られているタイプですが、自分の部屋の中にあるというだけで、母にとっては大きな安心感につながったようです。「これなら一人暮らしと変わらないじゃない」と、見学の時に言っていました。 日中も、みんなが集まるリビングで過ごすこともできますし、自分の部屋でテレビを見たり、趣味の編み物をしたりと、好きなように時間を使えます。特にテレビは、みんなと同じものを見るのではなく、自分の部屋で好きな番組を見られるのが嬉しいようです。「おばあさんなのに若い気でいるから、時代劇ばっかり見てたってね」なんて言いながら、自分の好きなドラマなどを楽しんでいるみたいです。食事の時間以外は、本当に自宅で過ごすのと変わらない自由さがあるのが、母には合っていたのだと思います。

スタッフの方々の温かく、きめ細やかなサポート体制

施設のスタッフの方々は、皆さん本当に親切で、いつも笑顔で接してくださいます。まさに「二重丸」「花丸」をつけたいくらい、素晴らしい方ばかりです。 何かあればすぐに私に電話で連絡をくださいますし、母の日常の小さな変化にもよく気づいてくださいます。例えば、私が差し入れているお茶やティッシュペーパーがなくなりそうな時も、「宮沢さん、お母様のお茶がそろそろなくなりそうですよ」と教えてくださるので、切らしてしまう前に補充することができて本当に助かっています。施設でも購入できるのですが、やはり少し割高なので…。 母が何か欲しがっているものがあれば、「こういうものを欲しがっているみたいだけど、どうしましょうか?」と相談してくださったり、時には代わりに購入してくださったりと、家族の私たちも頼りにしています。こういったスタッフの方々の温かいサポートがあるからこそ、母も安心して毎日を過ごせているのだと思いますし、私たち家族も心から信頼してお任せできています。

本人の納得感と、続けられる趣味の時間

最終的にこの施設に決めたのは、何よりも母自身が「ここならいい」と納得してくれたからです。施設に入るということは、生活環境が大きく変わるわけですから、本人が少しでも前向きな気持ちで新しい生活をスタートできることが大切だと考えていました。 入居してからも、以前から好きだった編み物を続けたり、新しく塗り絵を始めたりと、自分の時間を楽しんでいるようです。週に1回は外部のデイサービスに通って体を動かしたり、週に2回はヘルパーさんと一緒に近所を散歩したりと、単に施設の中にこもっているだけでなく、外とのつながりも持てているのが良い刺激になっているようです。散歩の途中で手芸店に寄って、自分で毛糸を選んで買ってくるのも楽しみの一つだと話していました。 食事についても、「美味しいわよ。自分じゃ面倒で作らないような手の込んだものも出てくるから嬉しい」と満足しているようです。嚥下の問題も今のところないので、皆さんと一緒の普通食を美味しくいただけているのはありがたいことです。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

入居して想定外だったこと

家族にとっては特にないですが、母にとって少し想定外だったのは、自由に買い物ができなくなったことかもしれません。以前は百貨店の友の会に入っていて、それで買い物を楽しんだり、クレジットカードで好きなものを買ったりしていたのですが、施設に入ってからはお金も施設に預けていますし、自由に出歩けるわけではないので。ただ、以前はお金もないのにカードでたくさん買い物をしてしまったこともあったので、私たち家族にとっては、その心配がなくなって良かった点でもあります。

改善点

母が一つだけ言っているのは、部屋の流しでお湯が出ないことですね。「真冬に顔を洗うのが冷たいから嫌だわ」と。電気ポットは持ち込んでいるので、お湯を沸かして水と混ぜれば調整できるとは思うのですが、蛇口から直接お湯が出たらもっと良いな、というくらいです。それ以外は、特に大きな不満はないようです。
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有料老人ホームツツジ苑小牧
住宅型有料老人ホーム
標準
プラン
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入居金0
プラン
月額10万円
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取材して

今回は比較的自立されたお母様の施設探しをされて、無事納得感あるご入居を決められた娘様のお話を伺いました。 特に、お母様のお気持ちを最優先に考え施設選びをされていた当時の葛藤や、ご入居後のお母様の満足された姿に安堵される様子がお電話口でも強く感じられ、とても印象的でした。まさに施設探しをされている方々にとっては、少しでも具体的なイメージを持つための一助となるお話でした。
取材日:2025/05/09
執筆者:寺門律歌

入居した施設について

有料老人ホームツツジ苑小牧

株式会社ツツジ苑住宅型有料老人ホーム
有料老人ホームツツジ苑小牧の外観の写真それぞれのお部屋に冷暖房を完備しているので、夏は涼しく、冬は暖かくしてお過ごしいただけます。日当たりのよいサンルームにはマッサージチェアや体を動かす器具を設置。心地よく運動に取り組めます。
有料老人ホームツツジ苑小牧の外観の写真それぞれのお部屋に冷暖房を完備しているので、夏は涼しく、冬は暖かくしてお過ごしいただけます。日当たりのよいサンルームにはマッサージチェアや体を動かす器具を設置。心地よく運動に取り組めます。
有料老人ホームツツジ苑小牧の外観の写真
それぞれのお部屋に冷暖房を完備しているので、夏は涼しく、冬は暖かくしてお過ごしいただけます。
日当たりのよいサンルームにはマッサージチェアや体を動かす器具を設置。心地よく運動に取り組めます。
満室
自立要支援1•2要介護1〜5認知症可
愛知県小牧市北外山605
月額入居金タイプ部屋/広さ
※2025/08/28更新
レビュアーアイコン
5.0
良かった点駐車場がありアクセスしやすい
落ち着いている人が多く、やかましいところがなかった。丁寧に接してくれているのがよかった 落ち着いていてよかった。駐車場もあり行きやすい環境だった。ホコリなどもなかった。 続きを見る
レビュアーアイコン
4.0
良かった点説明が分かりやすく丁寧なスタッフ
明るいスタッフがいました。外国の方だったと思います。説明も分かりやすく丁寧でした。 無駄な物が無く、スッキリとした印象でした。多少の劣化はあるものの、とてもきれいだと思います。 続きを見る
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